
若い日本人ライダー長島哲太選手とTeluru team JiR WebikeがMotoGP第7戦が行われるカタルーニャ・サーキットに向けて出発した。
1991年にオープンした同サーキットは、1992年からMotoGPのレースが開催されており、この年はウェイン・レイニーが優勝している。1周4.727kmのトラックは、1kmにおよぶ長さのストレートと左右の高速コーナーがあり、ライダーにとってもエキサイティングなレイアウトとなっている。
長島選手はフリー走行と予選の両方でベストのタイムを狙っており、日曜日に23周で行われる決勝の結果に繋げたいと考えている。
Gianluca Montiron(ジャンルカ モンティロン):チーム代表
「カタルーニャGPは特徴的なレイアウトと暑いコンディションのために面白いレースとなるだろう。すなわち、ライダーはコースに合わせたライディングスタイルをとらなければならないし、タイヤも重要だ。我々にとっては、シーズンの中盤に向けて期待している改善が可能か見極めることとなる。
哲太もこれまでにMoto2マシンでそれなりの距離を走っているし、同じTSRマシンに乗ってきた過去のライダーとのタイム差を縮めてきている。
技術的な観点からは、TSR製のパーツが日本から来ることになっており、(次節オランダGPの)アッセンでテストを行う。そのため、今週は哲太のライディングスタイルに集中したいと考えている」
長島哲太:ライダー
「(サーキットのある)モントメロは再び私にとって初めてのサーキットとなります。
限られた時間の練習走行セッションでよいペース走り、進歩できるかどうかが決勝に向けて重要となります。
できるだけ早くトラック攻略の戦術を見つけなければなりませんし、同時に、(前節の)ムジェロで抱えていた課題を解決しなければなりませんが、いつものようにベストを尽くします。自分の走りに集中して、よいレースウィークとなるよう願っています」
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