Moto2ルーキーの長島哲太選手は今日行われた決勝レースで奮闘したものの、ウェットコンディションで見せた勢いを決勝では発揮できず彼自身が不満の残るものとなりました。金曜のウェットでのセッションで4位という順位を叩きだしたTeluru team JiR Webikeの長島選手でしたが、よい天候となった決勝レースでは経験豊かなライバル達を相手に予選でのベストタイムを上回ることができませんでした。

今日のレースはシリーズのポイントリーダーであるエステベ・ラバットが優勝し、ルイス・サロンとジョナス・フォルガーがそれぞれ2位、3位となりました。
Moto2のレースはこの後、2週間の休暇に入った後、バルセロナのカタルーニャ・サーキットで次戦が行われます。

長島哲太:ライダー ベストラップタイム1:55.481s
「思ったようなライディングが全くできず、非常に厳しく、ストレスの溜まるレースとなりました。他の期待していたことは諦め、転倒をせずにフィニッシュすることで精一杯でした。ストレートで他のライダーに抜かれ、コーナーで抜き返すということが序盤から終盤まで続きました。タイヤがもっていた時はそれで良かったのですが、中盤以降にリアタイヤのグリップがなくなってからは、マシンをコントロールすることが難しくなりました。少なくとも自分自身とアズラン・シャーとのバトルには勝ちたかったのですが、それすらもできず非常に失望しています。
バルセロナは再び、初めて経験するサーキットとなります。ですが、解決しなければならない問題を私達は認識していますし、チーム一丸で努力をして備えをしたいと思います」

ムジェロ・サーキット Moto 2結果
1) エステベ・ラバット 39:45.660s
2) ルイス・サロン + 0.248s
3) ジョナス・フォルガー + 3.600s
4) シモーネ・コルシ + 8.117s
5) ドミニケ・エジャーター + 8.124s
28) 長島哲太 + 1:04.545s

World Championship after Italian GP:
1. エステベ・ラバット 124
2. ミカ・カリオ 102
3. マーベリック・ビニャーレス 69
4. ドミニケ・エジャーター 69
5. シモーネ・コルシ 66

この記事にいいねする


コメントを残す