
Teluru team JiR WebikeのMoto2マシンに乗る日本人ライダーの長島哲太選手がイタリアGPの予選で、ドライコンディションのベストタイムを0.8秒縮めました。
昨日のウェットコンディションでのプラクティスで4位を叩きだし、さらに良い順位を目指していた長島選手でしたが、トラックが混み合っていたこともあり上位進出のチャンスは得られませんでした。それでも、長島選手は明日の決勝レースに向けて非常に前向きで、レース前にさらにマシンを改善することができると話しています。
今回もまた、2秒の間にトップ24人のライダーが入る非常に混戦状態のセッションとなりました。フロントロウにはシリーズのポイントリーダーであるエステベ・ラバット、次いでサム・ロース、サンドロ・コルテセが入りました。
長島哲太:ライダー: ベストラップ 1:54.958s
「昨日の午後はウェットでのセッションでしたが、今日はいくつか試したいことがあり、予選の午後は異なるセッティングのテストに時間を割きました。結果、とてもいい感触が得られたため、新しいタイヤを履いてアタックをかけ、ラップタイムの短縮を目指しました。感触は良かったのですが、前を行くライダー達をパスすることができず、思っていたほどのよいタイムとはなりませんでした。
気持ちは前向きで、レースもとても楽しんでいます。明日に向けてもう少し調整をしてみて、レースが良いものとなるよう準備をします」
イタリアGP、ムジェロ・サーキット 予選結果
1. エステベ・ラバット 1:52.718s
2. サム・ロース 1:52.901s +0.183s
3. サンドロ・コルテセ 1:52.915s +0.197s
4. ジョナス・フォルガー 1:53.008s +0.290s
5. ドミニケ・エジャーター 1:53.093s +0.375s
27. 長島哲太 1:54.958s +2.240s
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