日本から来た新人のMoto2ライダーの長島哲太選手はフランスのル・マンサーキットでの決勝レースで、残り5周というところで転倒を喫しました。長島選手にとって今回が初めて完走できなかったレースとなりました。
転倒はしたものの、ベストラップタイムは予選でのペースからそれほど落ちておらず、最後のプッシュをかけていく21周目での転倒リタイアとなってしまいました。

今日のレースはフィンランド人ライダーのミカ・カリオが残り8周のところでシモーネ・コルシをリードして優勝しました。コルシはポイントリーダーのエステベ・ラバットの前を譲らず、2位でフィニッシュしました。

長島哲太:ライダー ベストラップタイム 1:39.872
「今日は良いスタートができませんでしたが、最初の周回で何人かのライダーに食いついていくことができ、彼らのペースにもついていくことができました。
残念ながら、サーキットの最終セクションの攻略で、レース前に解決できなかった問題を抱えており、レース中も周回ごとにそのセクションでタイムを落としてしまいました。その遅れを取り戻すために他のすべてのセクションでプッシュをしていきましたが、そのために転倒を引き起こしてしまいました。
この問題について理解できたことは良かったですし、次のGPまでにいろいろと試して、解決策を見つけたいと思っています。
(次戦が行われる)ムジェロではすでにテストをしており、 トラックのこともよく知っていますので、いい形ができればと思っています。
次の週末はもてぎサーキットでの全日本ロードレース選手権にスポット参戦します。もてぎではいくつかのパーツをテストしてみて、今後のレースによい効果をもたらしてくれればと期待しています。」

ブガッティ・サーキット Moto 2結果
1位 ミカ・カリオ 42:41.696
2位 シモーネ・コルシ +1.015
3位 エステベ・ラバット +1.303
4位 マーベリック・ビニャーレス +2.187
5位 ルイス・サロム +3.619
DNF) 長島哲太 21周

フランスGP後のポイントランキング
1. エステベ・ラバット 99
2. ミカ・カリオ 92
3. マーベリック・ビニャーレス 62
4. ドミニケ・エジャーター 58
5. シモーネ・コルシ 53

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