
MotoGP世界選手権がヨーロッパへと戻ってくる。今週末のレースはレスサーキットが舞台となる。Teluru team JiR Webikeと長島哲太選手はヨーロッパへ戻り、この人気のサーキットで更なる進歩を遂げることを心待ちにしている。
ヘレスサーキットは1986年に建設され、その翌年にMotoGPが初開催されている。1周4.423kmのサーキットはタイトで急コーナーが多いレイアウトで、スペインの熱狂的なファンがライディングのアクションを楽しめ、他にはない雰囲気があることからライダーの人気も高い。
※写真は今年3月にヘレスで行ったテストです。
Gianluca Montiron(ジャンルカ モンティロン):チーム代表
「世界中を移動し続ける新しい生活、新しいサーキット、ライディングスタイル、タイヤ、Moto2のトップライダーとの戦いといった哲太が適応しなければならないことがとても多かった。
そのため、今時点で我々のこれまでの結果を評価し、今シーズンのこれからの数戦について展望することは難しい。
アルゼンチンGPでは、プラクティス走行で見せた(トップとの)差は約2秒と進歩を見せている。
ヘレスではプラクティスでのレースのリズムを保つこと、レースを通してパフォーマンス面での進歩をすることにフォーカスするつもりだ。ヨーロッパ最初のレースウィークでは、これらを実現することを願っている。」
長島哲太:ライダー
「冬にヘレスでの2度のテストを経験しています。未経験のところに飛び込むという心配をしなくて済むため、このレースではよりリラックスして準備することができると思います。
最初のプラクティスでいい形でスタートを切って、セッションごとに良くしていきたいです。1秒以上の短縮を目指して自分を追い込んで行きます。
もっとバイクにフィットしたライディングができるようエンジニアと協力して良いシャシーのセッティングを見つける必要があり、それができればより競ったレース展開ができるチャンスが出てくると思います。」
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