
文/Webikeスタッフ:コータロー
こんにちは!オフロード担当のコータローです!
先日開催されたダートスポーツハッピーエンデューロ@日野に参戦してきました!
10月の14-15日にダートスポーツさんとWebikeがコラボしてオフロードイベント【Webike×DIRTSPORTS オフロード祭り】を行うので、どんなレースなのか知っておかねば!と遊びに行きました。
目次
ハッピーエンデューロとは?
ハッピーエンデューロは国内最大手オフロード雑誌であるダートスポーツさんが2018年から主催しているエンデューロの大会です。
JECやJNCCといった競技色の強い大会ではなく、ビギナーさん大歓迎のゆる〜い雰囲気で知られている人気の大会です。
クラス分け
クラスは3つに分かれているので、ご自身のレベルにあわせて選ぶことができます。
40分 超ビギナー
レース時間も40分と短く、コース難易度も低い、ビギナー用のクラスです。普段林道などを走っていて、レースに挑戦してみたい!なんて方にオススメです。
車両規定は排気量オープンで一般市販公道用仕様車、その他オフロード走行可能な二輪車となっているので、オフロードコース何でもOKですね。腕に自信があればテネレやGSなどのビッグオフでも楽しめると思います!
90分耐久レース
何度かレースに出ていたり、ある程度の腕に自信ありな方にオススメなクラスです。また3人までチームを組むことができるので、初心者2人でお互いに一周を目指してなんてエントリーも可能です。
車両規定で「トレール&FUNバイククラス」と「レーサークラス」に分けられており、セローとYZ250FXが同じ土俵に立たないように工夫もされています。
トレール&FUNバイククラスはCRF125F、KLX125などのFUNバイクとXR250、WR250Fなどのトレールバイク、レーサークラスは排気量オープンとなっています。
3時間耐久レース
90分耐久クラスと同じく「トレール&FUNバイククラス」と「レーサークラス」に分かれており、こちらも3人までチームを組めます。時間が3時間と長いので、1人で修行のごとく走るのも良し、3人でチームを組んでワイワイ走るのも良しです!
オススメはチームを組むことですかね。途中で給油をしたり、ライダーチェンジをしたりしていると耐久レースを“やってる”感が出て、ゴールしたときの達成感が増しますよ!
保険・ライセンス
レースでなによりも重要ともいえる保険です。えぇ、2度もレース中の怪我で保険に助けられた身としては保険無しでレースは走りたくありません。
ハッピーエンデューロはMFJ承認競技会として開催されるため、MFJライセンスに含まれるスポーツ安全保険を使用します。ということはMFJのライセンスが必要ってことですね。
使用できるMFJライセンスの種類は
- エンジョイライセンス ←オススメ!
- 種目問わず競技ライセンス
- ピットクルーAライセンス
- 役員ライセンス(スポーツ安全保険加入者に限る)
の4種類となっています。自分はノーライセンスだったので、エンジョイライセンスを取得しました。
エンジョイライセンスに関しては以下のリンクよりご確認ください。
長くなりましたが、自分の出たいクラスを決めてMFJライセンスを取っておけばOKです!
レース当日
さあ、いよいよレース当日です!天気はややくもりの最高なコンディション!雨が降ったらハッピーじゃなくなりますからね……
タイスケ
レース当日はタイムスケジュールを確認して、余裕を持って到着しておくようにしましょう。
今回の場合、40分クラスに出場するのであれば、ピット設営・マシン最終チェック・着替えなどを考えると、6時半には到着しておきたいところ。
ブリーフィングにはウェアで着替えて、ヘルメット被ってグローブ付けたらREADY TO RACEな状態で参加しましょう!
90分3時間クラスに参加の場合も、レース前はバタバタしてしまうものなので、余裕を持ったタイムマネジメントをしたいですね。
受付・トランスポンダ受取り・抽選会
受付は大会本部で行います。スピーカーから音楽が流れているにぎやかな所ですね!
受付時にトランスポンダという計測に使用する機器を受けとります。その際に車体の右に付けるか左に付けるか指示がありますので、間違わないようにしましょう。
今回は左の指示があったので、左のフォークに一緒に配られるタイラップで固定します。完全に固定する前にハンドルを左右にフルで切って干渉しないか確認をしましょう。
レース中に紛失したり破損したりすると、まあまあな金額なので注意してくださいね!
ハッピーエンデューロは各企業からの協賛品が多く、抽選会の景品も豪華!
受付の後にクジ引きを行います。ハズレ無しなのも嬉しいポイントです。昔からクジ運の無い自分は、モンスターをいただきました!
ブリーフィング
受付が終了すると、開会式とブリーフィングです。スタート方法やコースが変更になったり、大切な注意事項が説明されるので必ず参加しましょう。
また、司会のバイク声優のにゃんばちゃんが可愛いので必ず参加しましょう。
ゲストライダーの紹介(今回は野崎史高選手、小方誠選手!)が終わるとみんなで集合写真を撮りました。
40分クラス
40分クラスはルマン式でスタート!ビギナー用のコースになっていることもあり、キッズも多数走っていました。
参加台数も少なめで、参加者に対しての走行スタッフ数も多いので初めてのレースでも安心して走行できますね。
90分クラス
いよいよ自分の出場クラスです!
今回は最近お気に入りのCRF125Fで、トレールクラスにエントリーしました。
90分クラスは台数が多いのか、ルマン式ではなく、ゼッケン順にスタートとなりました。締め切りギリギリにエントリーしたので、最後尾スタートです!どこまで追い上げることができるのか!
スタートして山の中に入って直後のヒルクライムで酷い渋滞が起こっていましたが、ミニモトの軽さを活かしてそこをパス。
コース難易度はそこまでハッピーではないですが、しっかりとラインを見極めればスタックしたり、転倒したりするようなことはありませんでした。
周回を重ねていると、後ろからハッピーエンデューロらしくないエンジン音がするなと思ったら、小方誠選手の姿が!
モトクロスのトップ選手と走れるのもハッピーエンデューロの嬉しいところですね!
小方誠選手とのランデブーはもちろん一瞬で抜かされて終わり、その後は淡々と周回を重ねました。
そしてゴール!(※全くもって一位ではない)
お昼休み
お昼ご飯はオフロードイベントではお馴染みの美蔵さんでいただきました。作りたての暖かい食べ物がいただけるので、飲食ブースの出展があるのは嬉しいですね!
今回はカツカレーと豚汁をいただきました。レース後の疲れた体に沁みておいしかった~
お昼を食べて一息ついていると、野崎史高選手、小方誠選手のデモランが始まりました。
静止状態からいきなりジャンプして向きを変えたり……
いきなり観客を寝かせてジャンプで通過……!
トライアルライダーは重力を操れるんですかね?
小方選手のデモランは迫力満点!
CRF450Rが雄叫びをあげながら、蝶のようにヒラヒラと走り回る姿は圧巻モノです。
競技の第一線で活躍するライダーの走りを間近で観られるのでデモランは必見です!
3時間クラス
3時間クラスには我らがOGAチャンネルが林道部のメンバーと参戦!
妨害あり、トラブルあり、笑いありの動画がアップされているので、そちらで詳細を確認してください。
ハッピーエンデューロの雰囲気と耐久レースの面白さが伝わってくると思います!
表彰式
ハッピーエンデューロは10台以上の参加があれば6位まで表彰の対象です。
今回、自分は5位に入賞できたので、表彰を受けることができました!やったぜ。
次戦は成田!
初めてのレースにも仲間同士でワイワイ楽しむにも最適なハッピーエンデューロ。次戦は10月16日(日)に成田モトクロスパークでの開催です!
エントリー開始は9月1日(木)の0時スタートなのでエンジョイライセンスの申請をしておきましょう!
前日はWebike×DIRTSPORTS オフロード祭りを開催するので2日間泥んこ遊びをしませんか?
フリーライド以外に企業ブース出展や試乗会、スクールを予定しています。
イベントの詳細は特設サイトでチェック!
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