
■大会名:2022 九州ロードレース選手権シリーズ第2戦
■開催日:2022/04/10
■開催場所:大分県 オートポリス
■参戦ライダーおよびレースリザルト
阿部真生騎 JSB1000 クラス優勝/ ST600 INT 優勝
レースレポート
4月10日に大分県にあるオートポリスにて開催された「九州ロードレース選手権シリーズ第2戦」に、チームノリックのエースライダー阿部真生騎(まいき)選手がダブルエントリーで参戦!
今年から全日本ロードレース選手権のJSB1000クラスにも出場することが決定した阿部真生騎選手だが、地方戦でいきなり結果を残し、続く全日本に備えて大きな成長を果たしました!
阿部光雄監督コメント
今回は真生騎がほとんど走ったことがないサーキットなので、5月の2&4(JSB1000)と8月の全日本選手権ST600のために、「レースこそ練習」とWエントリーでの出場でした。
金曜日のスポーツ走行はJSB1000から始めました。5周くらい走って、ピットインのコメントが、「どこを走っていいのか分からない」でした。それでも午後のJSB2回目では1分55秒9迄タイムを縮め、今回は1分54秒くらいまで縮めれば5月の2&4には間に合うかなと思っていました。
ST600はなかなかタイムが縮まらず、JSBと比べ非力な600ccは走行ラインや急な登りもあり、セッティングを合わせることと、慣れが必要そうで1分59秒56がベストタイムでした。
土曜日のテストJSB1000は大幅にセッティングを変更しての走行でした。しかし安定性がなくなり、乗りにくくなりベストタイムは1分56秒2でした。また大幅な変更で日曜日の予選に備えました。
ST600は大幅の変更はないものの変更を加え1分57秒2まで短縮できました。
[予選]
まずはST600から予選がスタートしました。3周目に1分56秒61、その後はセッティングを変えながら走行しましたが、3周目のタイムがベストタイムでポールポジションでした。
JSB1000は予選とレースでタイヤを交換してもいいのですが、予選、決勝と同じタイヤで走らせたいため、4周目に1分54秒47の今回の目標タイムに達したので、ピットインをしてレースへタイヤ温存のためそのまま予選走行を終了しました。
トップタイムだったのですが真生騎の走行終了後にタイムを更新をされ予選2番手でした。
[決勝]
ST600ではホールショットから後続を引き離し、10周のゴールでは2番手に13秒9の差をつけ優勝でした。
続くJSB1000のレースのため、表彰式は欠場で準備に入りました。
JSB1000ではスタートはグリッド通りの2番手発進。1周目に先頭に立ち5周ほどトップを走り、2番手以降を引き離したかに見えましたが6周目ほどで後続2台に交され3番手に下がりそのまま3位ゴールでした。前の2台は熊本レーシングのST1000でJSBでは真生騎がクラス優勝でした。
今回は経験の無いサーキットで、5月の2&4、8月の全日本のためにコースを覚える事が最大の目的。まだまだタイムは足りませんが、レースへ出場した目的は十分達したと思いました。
またWエントリーで、600から1000へ乗り換えにあたり順応性の良さに自信を持つこともできて、大分県までの1200kmを駆けた遠征の価値は十分達成できたと思いました。
次は4月23、24日の鈴鹿の2&4 JSB1000への出場です。マシンはST1000仕様で経験を積むためのレースですが、本気で取り組みます。応援をよろしくお願い致します。
Webikeチームノリックヤマハ
監督 阿部光雄
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