
HSR九州が主催する旧車レース「鉄馬」に2022年から「GB350」ワンメイククラスが創設され、参戦を表明していたモリワキエンジニアリング。専用チューンナップモデルを制作すると同時に、「モリワキレーシングライダーになりたかった あなたの夢かなえます!」として全国から参戦ライダーを募った。その結果、ついに1名のライダーが決定。今後の展開に注目が集まる!
「鉄馬」にモリワキGB参戦
熊本県のHSR九州は、平日はホンダ二輪R&Dセンターのテストコースとしても使用されているサーキット。「鉄馬」はこのコースにて、主に鉄フレームというレギュレーションに沿えば多くのモデルで参戦できるレース企画だ。2022年からはエントリー層にも門戸を開くため、新たにホンダのネオクラシック「GB350」ワンメイククラスが創設。
モリワキエンジニアリングはZ900RSにて以前から「鉄馬」に参戦を続けていたが、今年度はこのGB350クラスにも早くから参加を表明しており、チューンナップモデルを投入する傍ら全国からライダー募集を行っていた。多数の応募の中で選考が重ねられ、募集から約1ヵ月のちにようやく選ばれしライダーが決定した。
選ばれし1名は東京都の女性ライダー!
多数の情熱ある応募から選ばれたのは東京都の金子 美寿々さん(28)。バイク免許は取得後まだ1年ということだが、5才から12才までポケバイやミニバイクレースを経験。10才の頃にはポケバイ全日本大会で優勝を果たし、日本一になった経験を持つ。しかし父の他界によってレースの世界から離れてのち、15年の間バイクとは無縁の生活だった。
そんな彼女は26才の時に難病を患い、「もう一度バイクに乗りたい!」という思いが復活。2020年にNinja400を購入してから免許を取得し、その翌年にはサーキット走行を開始。現在の夢は「HRC GROM Cupグランドチャンピオンシップに出場し、優勝すること」という熱い情熱を持ったライダー。またレース活動のかたわら3児の母でもあり、子育てもバイクも全力投球を続けている! そのスピリットがモリワキに通じ、今回の参戦が決定したという。
この後の企画についての情報は、随時モリワキエンジニアリングのWEBページ、SNSを通じて発信される。
情報提供元 [ モリワキエンジニアリング ]
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なぜこの女性が選ばれたんでしょう?
勝つための技術を持っているかよりも話題性や応援したくなるような背景で選ばれたような気がしました。
リターンライダー 主婦 母親 難病
まあ企業としては正解なんでしょうね