世界中のヤングライダーのための平等なプラットフォーム

2021年にFIM(国際モーターサイクリズム連盟)と「MotoGP™世界選手権」の商業権を持つDORNAスポーツによって新設された「FIM MiniGP World Seies(ミニGPワールドシリーズ)」。10歳から14歳までのヤングライダーを対象とし、マシン・競技・ルールなどのレギュレーションを統一。世界中のライダーに平等なレースを提供する。昨年度海外のみでの開催だったが、今2022年は日本でも開催されることが発表された。

優勝者は最終的に『MotoGP™世界選手権』昇進を目指す道のりも開かれ、若いレーサー志望者には大きなチャンスとなりそうだ。

統一されたレギュレーションで技術のみを競う!

参加できる車両は『Ohvale(オーバレ)』社の「Ohvale GP-0 160」に限定。タイヤ、エンジンオイルも使用できるものが決まっているため、純粋に技術のみがものをいう競技となる。そして各国の上位TOP3には2022年内に開催予定の「MiniGP World Final」へ参加する権利が与えられ、その勝者にはキャリアの次のステップとなる『Road to MotoGP™』のプログラムの選考会参加、直接の参戦を行うことができる。

国内での主催を行う株式会社P-UP World での日程・車両の発表。マシンはミニバイククラスといえ、大人がまたがるとかなり窮屈な姿勢ながら、その装備はフルサイズのGPマシンと遜色がない。前傾姿勢をとっているのは雑誌・ライディングスポーツの青木編集長だ。

車両はイタリア・Ohvale社の「Ohvale GP-0 160」160ccの空冷単気筒マシン。タイヤは『Pirelli(ピレリ)』社、潤滑油は『Motul(モチュール)社』製がそれぞれ指定。

日本国内での開催はMFJ 日本モーターサイクルスポーツ協会 ( https://www.mfj.or.jp )の公認・承認競技会として、株式会社P-UP Worldが主催。運営は、株式会社Moto-UPが行う。開催日程は4月から9月まで予定されており、全5戦 10レースのシリーズタイトルを争うこととなる。

参加条件

年齢制限

10歳〜14歳まで
※2022年4月1日時点までに満10歳になっていること、2022年12月末日時点で満14歳でなければならない。

参加費用

● フル参戦の場合
✕ 通常価格 : 110,000円 (税込) → ◎ 特別価格 : 66,000円(税込)
・タイヤ1set支給
・車両レンタル代 込み
・転倒修理代 (※ 別途)
・レーシングスーツ ( ※ サポート価格にてご購入可能 )
・ヘルメット ( ※ サポート価格にてご購入可能 )

● スポット参戦の場合
✕ 通常価格 : 150,000円 (税込) → ◎ 特別価格 : 88,000円(税込)
・タイヤ1set支給
・車両レンタル代 込み
・転倒修理代 (※ 別途)
・レーシングスーツ ( ※ サポート価格にてご購入可能 )
・ヘルメット ( ※ サポート価格にてご購入可能 )

開催日程

・第1戦 2022年 4月16日(土) 筑波サーキットコース1000

・第2戦 2022年 5月15日(日) モビリティリゾートもてぎ 北ショートコース

・第3戦 2022年 6月19日(日) モビリティリゾートもてぎ 北ショートコース

・第4戦 2022年 8月21日(日) テルル桶川スポーツランド

・最終戦 2022年 9月4日(日)  筑波サーキットコース1000

各戦 2レースを行い、全5戦 10レースのシリーズタイトルを争う。

問い合わせ先

『FIM MiniGP Japan Series』レースエントリー

『FIM MiniGP Japan Series』レースエントリーフォーム
※エントリー後に審査あり。

MiniGP運営事務局

TEL:080-7655-8324 (担当者直通)
Mail : minigp-jp@p-up.world
営業時間 : 9:00 ~ 17:00 (土日祝除く)

このほか、装備費用や詳細な規約は近日公開予定の公式サイトを確認してほしい。

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