
■大会名:2021 テイスト・オブ・ツクバ KAGURADUKI STAGE
■開催日 2021年11月6日~7日
■開催場所:筑波サーキット
■チーム名:Webike TECH Racing
■参戦ライダーおよびレースリザルト
#58 神拓也
出場クラス:D.O.B.A.R. FOMURA-ZERO
予選:6位(1分0秒629)/2位(1分0秒130 ※ファステストラップ)
#81 信濃孝喜
出場クラス:D.O.B.A.R. FOMURA-ZERO
予選:13位(1分1秒685)/決勝:11位(1分1秒979)
#58 神拓也
レースレポート予選
6位(1分0秒629)
テイストオブツクバに10年に渡り参戦を続けているWebikeスタッフの神拓也と、昨年の神楽月ステージから参戦するWebike代表の信濃孝喜が、今回もF-ゼロクラスにエントリーしました。マシンはそれぞれブルターレ1090RR、CB1000Rを継続し、レースウィークに臨みました。
神は、前回の皐月ステージで予選2位(1分00秒519)と好調だったものの、決勝ではジャンプスタートによるライドスルーペナルティで8位という悔しい結果となりました。今回の神楽月ステージに向けては、そこからさらにタイムアップを図るべく新たなセッティングに着手し、1分0秒台前半を狙うことにしました。
レースウィークから取り組んだのは、リアの車高を下げてブレーキングでの安定感を出すセットアップ。しかし、想定していたアクスルシャフトを受けるエキセントリック部分の調整では難があることが分かり、リアサスペンションの車高調整機能を活用して作業を進めることになりました。
新たにリアサスのセッティングも要することから時間がかかってしまい、日曜日の予選時もセットアップが未完成という状況に。それでも15分間の予選中にも別のセットを試す準備をしてコースインし、1分0秒685で走行が終了。結果的に1分0秒台前半には届きませんでしたが、神は「このセットでいける!」と好感触。決勝に向けて期待が高まりました。
レースレポート決勝
2位(1分0秒130 ※ファステストラップ)
神の予選で得た手応えは実際のものとなり、決勝では1分0秒13のファステストラップを記録。当初の狙い通り1分0秒台前半の自己ベストを達成しての2位獲得となりました。
決勝レースは荒れ模様となり、スタート直後に1コーナーで多重クラッシュが発生。即赤旗中断となり、減周なしの再レースとなりました。神は前回の反省もありスタートは落ち着いて対処し、トップ集団の後方から追い上げる作戦を決行。
周回を重ねながら着実に順位を上げ、終盤はZRX1200Rの阿部勝選手との一騎打ちとなりましたが、最後までわずか一台分の差を埋めることができず2位でチェッカー。これについは「速くて敵わなかった」と表彰台で相手を称えるコメントを残しています。
神は、レースを終えて「次回からはニューマシンで参戦します!」と宣言。2022年は、1分切りと2度目の優勝に向けて新展開が見られそうだ。
#81 信濃孝喜
レースレポート
予選:13位(1分1秒685)/決勝:11位(1分1秒979)
Webike代表の信濃孝喜は、CB1000Rで3回目のテイスト参戦。初陣は、1年前の2020年神楽月ステージで、予選は1分2秒5で10位を獲得するも、決勝は転倒リタイヤとなりました。
2021年は1分1秒台と表彰台に上がれるベスト6入りを目標に、信濃は日々のフィジカルトレーニングや250ccでのレース参戦を続けてきました。それでも今年の皐月ステージは調子が上がらずタイムは1分3秒台で足踏み状態となり、その流れを断ち切るべく神楽月ステージに臨みました。作戦はシンプルで、ライダーの「気合と根性(社訓)」で対策し、マシンに大きな変更は加えないこと。
経営者持前の決算期に湧き上がる底力を発揮!? し、予選では目標タイムである1分1秒685を記録。練習走行ではライディングを試行錯誤しタイムが伸び悩む場面もありましたが、予選はいつもの走りに徹することで好結果が得られました。
決勝は、今回の上位陣のタイムからシングルフィニッシュを狙うものの、届かずの11位獲得。中盤以降はZ900RSカフェの舟橋潤選手とCB vs Z対決となり、信濃は最後にこれを制してのゴールと、見せ場を作ってシーズンを終えることができました。2021年もWebike TECH Racingを応援していただいた皆さまに感謝申し上げます!
情報提供元 [ Webike Motosport ]
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