オンロードもオフロードもそつなくこなす「アドベンチャーバイク」
小排気量から1000cc超えの大排気量までランナップがあり、キャンプやロングツーリング、更には林道ツーリングなど多用途にこなすことのできる人気の車種です。

多用途だからこそ、選ぶタイヤによって表情を変えます。

2022年12月時点のWebikeで売り上げが好調だったアドベンチャータイヤの上位10種類を集計したので、「どれを選んだらいいかわからない!」「売れてるおススメタイヤはあるかな?」「ちょうどタイヤ交換しようと思っていた!」という方に向けて、紹介やレビューを交えつつランキング形式でご紹介していきます。

10位【MICHELIN:ミシュラン】ROAD 5 TRAIL

タイヤが減ってもウエット性能が落ちない!

10位には【ミシュラン】ROAD 5 TRAILがランクイン
100%オンロードで使用を想定したツーリングタイヤのアドベンチャーバイクサイズです。
ROAD5はオートバイメーカーが純正着用タイヤとして採用している実績のあるタイヤです。
ツーリングタイヤということもあり、デュアル・コンパウンド・テクノロジー・プラス(2CT+)とデュアル・コンパウンド・テクノロジー(2CT)を備え、センター部とサイド部のコンパウンドを使い分けていることによって安定したオンロード性能を発揮することができます。

特にウエットグリップ性能が高く、「ミシュラン XST Evo」により、タイヤが摩耗しても撥水性能が低下しない構造になっているため、安定したウエットグリップ性能を維持しています。

ツーリングタイヤということもあり、長距離走行を想定されている方に人気です。
耐久性は15000km~20000km程でウエットグリップに強いため、オンロードメインの方におススメです。

9位【MTZELER:メッツラー】KAROO Street

クロスカントリーな見た目ながら十分なオンロードグリップも!

9位には【メッツラー】KAROO Streetがランクイン
オフロード性能を重視した同ブランドの別モデル「KAROO 3」のトレッドパターンを引き継ぎつつ、よりオンロードグリップを向上させたモデルです。
トレールタイヤ的なトレッドパターンながらも、バンク時にはサイドの大きめなブロックが接地面を稼いでくれるため、高速コーナーでも安定したグリップを発揮してくれます。
実際にKAROO Streetを履いたユーザーの声としては「タイヤとしての基本的な性能はハイクラスな上、更に旅先で不意に出会う獣道や砂利道といった未舗装路でも安定性が高い」といったレビューが寄せられています!

8位【DUNLOP:ダンロップ】TRAILMAX MIXTOUR

オン、オフ、レインコンディションもそつなくこなすロングライフタイヤ

8位には【ダンロップ】TRAILMAX MIXTOURがランクイン
オンロードとオフロードで性能が発揮できるよう、フロントには2CUTベルト構造、リアにはHES-JLB構造を採用し、オンロード、高速安定性、オフロードの走破性を両立させています。
コンパウンドはドライ、ウエットコンディションのグリップを確保しつつ、耐摩耗性を確保。ブロック欠けも抑制しています。

耐久性に関しては、8000km~ほどで交換する方が多いです。(個人差があります。)
ロードノイズが結構大きいようです。
オンロード寄りの性能となるため、本格的なオフロードは厳しい様子。しかしながら、急に不整地が出てきても安心して走行できたとの声があります。
BMW GSシリーズやアフリカツイン、KTM Adventureで使用しているユーザーが多いと感じました。

7位【BRIDGESTONE:ブリヂストン】BATTLAX ADVENTURECROSS AX41

オフロード向けの走破性、デザイン性抜群のブリヂストン製タイヤ

7位には【ブリヂストン】BATTLAX ADVENTURECROSS AX41がランクイン
ブリヂストンがリリースしている大型アドベンチャーバイク向けのタイヤの中でも、最もオフロード性能に重きを置いたモデルです!
同ブランドの中で、よりオンロード向けの性格を持つBATTLAX ADVENTURE A41より30%コンパウンド剛性の高い物を採用しておりオフロード走破性と耐久性を実現しています。

オフロードを走りたいけど、オンロードも普通に乗れるタイヤが欲しいという方におススメです。
オンとオフの両方での使用を考えると、耐久性が犠牲になってしまうようで8000km~9000km程で交換している方が多いようです。

6位【IRC:アイアールシー】GP21/GP22

軽量級アドベンチャーバイク向けのタイヤの決定版!

6位には【IRC】GP/21GP22がランクイン
トレール車に乗るユーザーから、レーサーでエンデューロといった競技に出場するユーザーたちからも非常に高い支持を受けるIRCのオフロードタイヤ。
そんなIRCからリリースされているGP21/GP22は、幅広いコンディションに対応するオールラウンドモデルです!
ホンダのCRF250 RALLYなど、本格的な250ccクラスのラリーモデルにも純正採用されています。
強いブロック形状もさることながら、林道ツーリングを想定し、オン・オフ問わず安心して走行を楽しめるタイヤです。
更に140/70-17といった、Vストローム250のような軽量級アドベンチャーモデルに対応するサイズもラインナップ。
250ccクラスのバイクで林道ツーリングをするならGP21/GP22に決まり!?

5位【SHINKO:シンコー】E804/E805

減りの速さはコストでカバー、SHINKOのオフロードタイヤ

5位には【シンコー】E804(フロントタイヤ)/E805(リアタイヤ)がランクイン
ビッグブロックテクノロジーを採用し、同ブランドの別モデルのE705と比べて大きなブロックが特徴です。
E705では、ストリート75%、トレール25%使用に適した設計でしたが、E804・E805ではオフロード60%、オンロード40%となっており、大幅にオフロード寄りとなっています。

レビューも多く投稿されており、燃費の悪化と、個人差はありますが「ライフが短い」との声が多い印象です。
しかしながらデメリットを補えるほどのスタイルとコストパフォーマンスを持ち合わせているため、リピートする人が多く見受けられます。

4位【BRIDGESTONE:ブリヂストン】BATTLAX ADVENTURE A41

基本性能に加え、ウエット、直進安定性、摩耗ライフに特化したタイヤ

4位には【ブリヂストン】BATTLAX ADVENTURE A41がランクイン
コンセプトは抜群の“ウェット性・直進安定性”と十分な“摩耗ライフ”を有する全方位進化型アドベンチャータイヤ

先程ご紹介した、6位にランクインしたBATTLAX ADVENTURE AX41に比べて、よりオンロード向けのモデルです。
耐久性に関しては、6000km~20000kmと個人差が激しいようです。
アフリカツイン、V-strom、スーパーテネレなど日本車人気が高いようです。
アドベンチャーバイクで、ワインディングを楽しむ方が多いためオンロードでの走行を重視する方におススメです。

次ページは、注目の3位から1位です!

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