文/Webikeバイヤー:凧(たこ)

バイク用のジャケットにあると嬉しい防風・防水・透湿機能。

特に梅雨時や冬などに重宝する機能だと思います。

近年、バイク用ウェアにも導入され始めている高機能素材。

その中でもっとも有名なものといえば「ゴアテックス」

今回は、誰もが一度は耳にしたことがある高機能素材「ゴアテックス」に絞って、おすすめしたいウェアをご紹介していきます!

ゴアテックスとは

「防水・透湿・防風」機能が付いた高機能素材が「ゴアテックス」。

防水・防風はわかるけど「透湿」って何?という方もいらっしゃると思います。

透湿というのは、簡単に言うと湿気を逃がすということです。

つまりゴアテックスは、外側からの雨などの水を通さず内側の汗などは水蒸気として外に逃がしてくれるのです。

結果、防水・防風だけど内側の汗などの蒸れを防ぎ、汗冷えなどのデメリットを解消してくれます。

生地のつくりとしては、ゴアテックスラミネートと呼ばれる主に3層の構造によって作られています。

そして、この3層の中で最も重要な役割を担うのが「ゴアテックスメンブレン」と呼ばれる中央の生地です。

このゴアテックスメンブレンという生地には1インチ四方辺り約90億個もの穴が開いており、この穴から水蒸気を通過させる事ができます。しかし、この穴はサイズが微細すぎて「水滴」は通過する事ができません。

これによって水滴は通さないが水蒸気は逃がすというゴアテックスの強みができています。

ゴアテックスは総合的にみてコスパは高い

ゴアテックスは、高機能素材ながらもメンテナンス性が良く、汚れやニオイが気になったら家庭でですぐに洗えるというお手軽なもの。

バイクは特に虫の死骸や排気ガスなど、汚れが付きやすい環境で使用されます。普段のメンテナンスとして簡単に洗えるのは良い点です。

快適にバイクに乗るためには、「夏はメッシュ」「冬は電熱」など、快適性を重視すると意外とコストがかかったりします。

ゴアテックス製品の場合は、シーズンに合わせて中のインナーだけを変えていけば良いので、初期投資は割高ですが総合的に見てコスパは高いといえるでしょう。

おすすめのゴアテックス商材

ゴールドウイン|ゴアテックスマルチクルーザージャケット

デザインとしてはアウトドア寄りのシンプルなゴアテックスジャケット。

オールシーズン対応のジャケットです。背中のベンチレーションやグローブをしたままでも開閉しやすいファスナーなど、バイク使用を想定した作りですが、見た目がシンプルかつバイク用のジャケットらしくないので、普段着としても問題なく使えそうです。

ラフ&ロード|ゴアテックス(R) SSFツアラージャケットFP

ラフ&ロードではフラッグモデルとして位置づけられているジャケットの一つです。

同社の特徴でもあるポケットの多さと、ゴアテックスの防風・防水・透湿性能をうまく融合させ、多くのツーリングライダーの支持を集めた商品です。

ポケットの位置も計算された箇所に設置することで使い勝手の良さが、より際立った商品となっています。

ゴールドウイン|GWM Euro [ユーロ] クラシックジャケット

機能美・着心地・耐久性を追求したゴールドウインの高級路線である「Euro ユーロ」シリーズ。

一着一着、職人の手で丁寧に仕上げるため、その着心地や高い完成度が特徴的です。

このジャケットも例に漏れず、夏は大型のベンチレーション・冬は専用のインナーと重ね着で抜群の防寒性を誇るモデルとなっています。

ゴアテックスの機能で、初期耐水圧は45000mm以上。オールシーズン・オールウェザーに対応した一着となっています。

ゴールドウイン|ゴアテックス ハンタージャケット

2021年新たに登場したモデルで、ゴールドウインの中でも非常に人気のモデルとなっています。

今までのデザインとは一新され、カジュアルな傾向になったゴールドウインのハンタージャケット。

こちらもバイクはもちろん、普段着としても使えそうなカジュアルなデザインとなっています。

ゴールドウイン|GOREデニムジャケット

ウェアには珍しいゴアテックスデニムを使用。

そのため着心地は少々固め。プロテクター入りのインナーは取り外しが可能、バイクに乗っていない時はアウターシェルのみでも着回すことができます。

また防寒インナーを追加することで、オールシーズンでの着用が可能となっています。

ゴールドウイン|GOREリアルライドウィンタグローブ

定評のゴアテックス(R)素材の防水グローブ。

掌側に耐久性の高い牛革、甲側裏地にはボアを使用し、保温性を高めています。

ジャケットもゴアテックスならグローブも是非ゴアテックスで揃えたいところです。

まとめ

キャンプやスノースポーツなどのアウトドアウェアにも使用されるゴアテックス。

むしろバイクもハードなアウトドアのジャンルに近い使用状況です。

一着あればインナーで調整すればオールシーズン使いまわすことができるので、初期投資は少し割高ですが長期的な目で見て間違いなくおすすめできます。

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