秋になって日に日に寒くなってきましたが、これからがライダーのベストシーズン!となると気になるのが冬に向けたあったかいライディングウエアの存在です。
今回『SCOYCO』さんから、3シーズン用のジャケットとウインタージャケット、冬用グローブ、ライディングシューズなどをお借りしたので実走インプレッション含めてご紹介します!

そもそも『SCOYCO』って?

世界中で発売されるモーターサイクルウエアのフィードバックを受け、2003年に立ち上げられたブランド。
ロゴマークの3つの“S”は、「SAFE」、「SPEED」、「SCIENTIFIC」を表しており、スポーティなライディングウエアを世界へと送り出している。
面白いのはオンロードウエアだけでなく、モトクロスジャージなどのオフロードウエアもラインナップする総合ウエアメーカーであること。
オンロード用品もジャケット、パンツ、グローブ、ブーツと品揃えは多岐にわたる。

スコイコのHPはこちら → https://www.scoyco.jp

JK92ウインタージャケット

【価格】2万1450円
【カラー】ブラック、ブルー
【サイズ】M~2XL

ヨーロピアンスタイルのタイト目なシルエットの『JK92ウインタージャケット』。
表地には600デニールを採用することでしっかりとした生地感を演出しながらも、立体裁断を採用することで着心地よく仕上げている。
冬用ライディングジャケットとして内部には着脱式のインナーも備え、晩秋から冬まで外気温に合わせて温度調節ができるようになっている。

細部チェック


肘、肩、背中の5箇所にプロテクターを装備、肩、肘のプロテクターはCE規格品を採用している。


胸、背中、上腕部にエアベンチレーションを装備し、幅広いシーズンで使用することができる。


立体裁断を採用するほか、脇、肘などにはシャーリングを設け動きやすくなっている。

使ってみてどうだった?


税込2万1450円と、かなり価格帯を抑えながらも、プロテクターや取り外し可能なインナーを装備。
しかもこれで防水仕様というのだからなかなかお買い得感がある。
外見も安かろう悪かろうではなく、600デニール素材を使うことでしっかりした生地感があり高級感がある。
1着あれば秋口から春先まで長い間使うことができそうだ。

JK42ウインタージャケット

【価格】2万9150円
【カラー】グリーン、グレー、ブラック、オレンジ
【サイズ】M~3XL

600デニール生地と防水フィルムを使用した全天候型ウインタージャケット『JK42ウインタージャケット』。
デザインは、スポーティなモデルからアドベンチャーモデルまで様々な車種に使えそうなロング丈で、カラーリングは定番の黒から、オレンジ、イエローに加え、今年はグレーが登場。
前面にはアドベチャージャケットの定番である大きなベンチレーション開口部があり、幅広いシーズンで使用可能だ。

細部チェック


肘、肩、背中の5箇所にプロテクターを装備、肩、肘のプロテクターはCE規格品を採用している。


前身頃の右側、ベンチレーション開口部の上蓋には止水ファスナー装備のポケットを装備。


背中には昭文社のツーリングマップルも余裕で収まる大型のポケットを装備しツーリングに使いやすい。

使ってみてどうだった?


表地に厚みがありしっかりしているというのが第一印象。
インナーにもしっかりとした厚みがあり、非常に暖かい。
脇部分にも大きなアジャスターがあるので厳冬期にはしっかりと絞り込めば冷気をシャットアウトできそうだ。
また大型ポケットを前に2つ、後に1つ装備しているのが◎。
携帯電話に地図と身の回りの小物を収めれば手ぶらで走れる。

MT016-2ライディングシューズ

【価格】1万1000円
【カラー】グレー、デニム×ブラック、デニム×ブルー、グレー×ブラウン、グレー×ブラック、カモ×グレー、カモ×ブラウン
【サイズ】37~46

スニーカータイプのライディングシューズで税抜き1万円という価格がとにかく目を引く『MT016-2ライディングシューズ』。
実際に手にしてみれば、シフトパッドにサイドジップ、くるぶし部のプロテクターなど、ライディングシューズに必要な要素を手堅くおさえている。
デザインもカジュアルで、ツーリングではもちろん街歩きでも違和感のないものとなっている。

細部チェック


サイドジップ仕様で脱ぎ履きもラクラク!
上部にはベルクロが付き、ファスナーの金具が露出しないようになっているのが◎。


スニーカータイプのフラットソールなので、足が小さなライダーでも使いやすく、サイズも36(23.0cm)~46(29.5cm)と幅広く取り揃えられている。

TG02ウインタースポーツグローブ

【価格】1万3200円
【カラー】ホワイト、ブラック
【サイズ】M~XL

牛革と羊革を贅沢に使い分けたミドル丈のウインターグローブ『TG02ウインタースポーツグローブ』。
防寒・防水仕様となっており、内部には防水フィルムをインサート。
中綿には保温効果に優れるシンサレートを採用することで、薄手ながら暖かく、操作もしやすいスポーツグローブとなっている。
人差し指と親指にはスマートフォンなどのタッチパネルに対応し、いちいちグローブを外さなくても操作できるのがうれしい。


細部チェック


カーボン素材のナックルカップを使用しながら、しなやかな羊革やシャーリング加工でフィット感を高めている。


ヘルメットのシールドについた水滴を落とすためのワイパー付きで、もちろん防水仕様となっている。

まとめ

いかがでしたか『SCOYCO(スコイコ)』のウインターウエア。
手にして驚くのはやはりコストパフォーマンスの高さ。
ライバルになりそうなウエアで、同じくらいの仕様のモデルを探してみると、いかにスコイコのアイテムがリーズナブルかがわかります。
2003年立ち上げとウエアメーカーの中では新しく、目新しいため人とはちょっと違うブランドで差をつけたいというライダーにはうってつけかも?

写真:武田大祐
photoby DaisukeTakeda

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