
文/Webikeバイヤー:凧(たこ)
皆さんはバイクで走っているとき、「音」を気にしたことはあるでしょうか?
愛車のマフラーサウンド、インカムから聞こえる声、ロードノイズ、風切り音、救急車のサイレンの音など……
聞こえてくる音全てが心地よいものとは限りません。特に高速道路を走っているときの風切り音は目障りです。
もし、そんな目障りな音だけ軽減出来たらどうでしょう?
今回は意外と知られていないバイク用の耳栓をご紹介していきます。
耳栓は用途によって使い分けよう
まず、知識として知っておきたいのが用途によって専用の耳栓があるということです。
モータースポーツ、睡眠時、工事現場……それぞれ聞こえてほしい音と軽減したい音は違います。
【(例)バイクで使用する場合】
【聞こえてほしい音】- ある程度のエンジン音や他車の走行音
ある程度の自分のバイクのエンジン音と他車の交通音は安全面から考えて聞こえた方が良いです。 - 人の声やインカムなどの通信機からの音
端的に言えば声や音楽ですね。仲間の声やお気に入りの音楽は当然聞こえてほしい音です。
- 高回転時のエンジン音
いくら愛車のエンジン音とはいえ、高回転時のエンジン音はうるさく感じるかも……社外マフラーを入れていたらなおさら。少しでも軽減したい音です。 - 風切り音
特に高速道路走行時に目障りなる風切り音。インカムからの音を聞こえづらくする原因でもあります。
バイクで使用する耳栓ならEARPEACE(イヤーピース)がオススメ!
バイクで使用する耳栓としてオススメのブランドが「EARPEACE(イヤーピース)」です。
EARPEACE(イヤーピース)は、それぞれ「バイク用(MOTO)」「ライブ用(MUSIC)」「工事現場用(SAFETY)」「睡眠用(SLEEP)」と使用用途によって専用の耳栓をラインナップ。
スポンジ・ウレタン素材などの一般的な耳栓に比べて、よりバイクに特化した耳栓を開発・展開しています。
オススメの理由
1.エンジン音や風切り音を軽減。人の声や音楽は聞こえる
耳栓の真ん中に特殊なフィルターを配置。これによって高回転のエンジン音や風切り音などの音を軽減してくれます。
それらの音を軽減することで、インカムなどから聞こえる仲間の声や音楽がよりクリアに聞こえるようになります。
「必要な音は聞こえて、嫌な音は軽減される」という効果を生み出している専用設計の特殊フィルター。
バイクに乗るうえで想定される音の性質を研究し「雑音となる音は適度に軽減し、必要な音はクリアに聞こえるようにする」という形で開発されたもの。
また、それぞれ遮音レベルが異なる3タイプのフィルターが付属しているため、使用シーンや好みによってフィルターを付け替えることができます。
ラインナップもバイク専用設計の「MOTO」と、そのワンランク上の耳栓となる「MOTO PRO」の2タイプを展開中。
2.疲労軽減につながる
長い時間、風切り音とエンジンノイズにさらされるライダーの環境は非常に過酷です。
特に人間が集中力を失い、疲れを感じるというときは、「目を酷使する」そして「耳を酷使する」ことが大きく影響しているらしいです。
1.で挙げたように、EARPEACE(イヤーピース)はエンジンノイズや風切り音を軽減。五感の一つである聴覚を保護するということは、疲労軽減という点でも大切です。
3.Red Bull、フォードレーシングなどがオフィシャルグッズとして採用している
様々な有名メーカーが、イベントなどのオフィシャルグッズとしてEARPEACE(イヤーピース)の耳栓を採用。
世界的なアーティストのオフィシャルグッズとしても採用されており、商品としての信頼性が高いということがうかがえます。
実際に使ってみた
今回、バイク専用の耳栓「MOTO PRO」をサーキットの現場で使用。
一般的に知られているウレタン製の耳栓と比べて、使用感や実際の聞こえ方などをテストしてもらいました。
良い点
エンジンノイズが適度に抑えられる。
特にレース専用のマシンだとマフラーから出る音はかなり大きくうるさいです。
しかし、聞こえてくる音を頼りにしてシフトチェンジをしているのも事実。
この耳栓は適度に音を抑えてくれて、完全に遮音しないという工夫が感じられます。
人の声や場内アナウンスなど、遮断してほしくない音はクリアに聞き取れるので安心です。
違和感のない付け心地とサイズ選択が可能
イヤホンのようなシリコン製なので、違和感なくフィット。ウレタン製のような栓をしている圧迫感はありません。
また、サイズ調整についてはスタンダードとラージサイズが付属しています。
繰り返し使える
シリコン製のため、繰り返し使用可能という点が経済的。水洗いも可能なため清潔に保つことができます。
専用ケースが付いている
ここもなかなか嬉しい点。耳栓って小さいくせにケースがついてこないので、よく無くすということが多かったです。
EARPEACEは、アルミの専用ケースが付いてくるため保管もしやすい。
ホルダー付きなのでバイクのキーと一緒に持っていても良いでしょう。万が一紛失してしまっても予備の耳栓が1つだけ付属してくるので安心です。
気をつけたい点
しっかり挿入する必要がある
フィットする反面、ウレタンの耳栓と比べると外れやすいかもしれません。
耳栓の挿入の説明が載っているので、その内容に沿ってしっかり耳栓を挿入する必要があります。
コストパフォーマンスは使い方次第
価格面で比較すると、やはり安価なのはスポンジ製やウレタン製の耳栓。使用頻度が少ない場合は、そちらに軍配が上がるでしょう。
これについては、自分が求める耳栓のレベルにもよります。より高性能な耳栓を求めるなら断然EARPEACEを選んだ方が良いでしょう。ただ単に遮音性だけを求めるならスポンジ製でも十分です。
まとめ
長時間エンジンノイズや風切り音にさらされると、やはり疲れてきます。
バイク用の耳栓を使用すれば、それらの雑音を軽減し必要な音がクリアに聞こえるようになるため、疲労感・ストレスの軽減につながり、快適な環境でライディングに集中できます。
ワンランク上のライディングを求めるならオススメの商品です!
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道交法上問題無いのでしょうか?
まじそれ 両方耳栓って自体でアウトなんじゃないだろうか
バイク用ではない遮断が目的の物であればアウトでしょうが低減が目的であれば違反とまではいかないかと思うのですが。
むしろバイクによっては過大な走行風の音が耳栓ではなく耳そのものをアウトにする危険性もある。