
文/Webikeバイヤー:凧(たこ) 暑い暑い夏がやってきました。
バイクに乗るのがちょっとツラい季節になりましたね。
冷感インナーだけでは物足りない!もっと涼しくなる方法はないのだろうか……
そんな悩みを解決する画期的なインナー『RS TAICHI リキッドウインド』を、今回インプレッションしていきます。
少しでも「快適にバイクに乗りたい」と思っている方は是非ご覧ください!
目次
RS TAICHI リキッドウィンドがオススメな理由
真夏でもひんやりしたいならリキッドウィンドがオススメです!
その理由は次の3つにあります。
1.ひんやりする専用の冷却水
ほかのインナーとの大きな違いは専用の冷却水を使っていること。
これをチューブを通じて首まわりに送水。着ているインナーが冷却水に浸され、風を受けることで冷やされるという仕組みです。
冷却水が浸される部分も胸元や首回りといった効率よく体温を下げられる部位のため、熱中症対策にも有効なのです。
これは気化熱現象で体温を下げようとするもので、実際にサーモグラフィを用いた表面温度実験を行った結果、最大で-5.2℃もの温度低下に成功しています。
2.冷却水はあの『ギャッツビー』ブランド
冷却水は株式会社マンダムと共同開発したものです。
有名な男性用化粧品メーカーなので、肌に付着しても安心感があります。
ただの水ではなく、メントール成分が入っているため清涼感が続きます。
3.汗をかいても快適なインナー素材
肌とウェアとのベタつきがほとんどないのが特徴。
着用していても冷却水で濡れている感じはありますが、汗などの嫌なべたつき感をおさえているような生地を使用しているようです。
また冷却水は冷却するだけではなく、消臭成分を配合しているため、快適な使用感が感じられるように工夫されています。
真夏の6時間耐久エンデューロで試してみた
今回、実験の場を6時間耐久エンデューロとしました。
当日の最高気温は35℃。コースには日陰はなく、前日降った雨の影響で、湿った土などが蒸発し蒸し暑さが増す中で6時間走り続けるという過酷な環境です。
冷却装置をセッティングする
所要時間は約6分。初めてセッティングするので、慣れたら2-3分でセット出来そうです。
【手順1】首の前と後ろの2か所にガイドがあるので、そこにチューブを通す。 【手順2】1と同様に肩と脇腹付近にもガイドがあるので、チューブを通す。 【手順3】ボトルに専用冷却水を入れる。1パックでちょうどボトル1本分! 【手順4】腰に送水ボトルをセットする 【完成!】スプレー部分を何回か握り、冷却水が出てくるか確認する【インプレッション】ヒヤッとしてスースーする感じが持続する
画像を見てお察しいただけるかと思いますが、かなり暑い上に砂埃が激しいため清涼感なんてゼロな場所なのです。
そのような環境下の中で、リキッドウインドを使ってみた感想は「スースーして気持ち良い」です。
例えるならば、メントール入りのボディペーパーで体を拭いた時のようなスースーする感じです。
これをいうと「じゃあボディペーパーでいいんじゃない?」と思う方もいますよね?確かに清涼感でいえば同じギャッツビーのボディペーパーとさほど大差ないという感じです。
ポイントはウェアに冷却水を「浸す」ということなのです。ボディペーパーは「拭く」ものですよね。なので清涼感が続くのはせいぜいもって15-30分くらいでしょう。しかしリキッドウインドは「浸している」ので、その効果は長時間続きます。少なくとも自分が走っていた1時間は余裕で清涼感が続いていました。
一度浸すと長時間清涼感が続くので、メントールのスースーする感じがちょっと苦手だという方は注意が必要ですね。
その日に使った液量はボトルのおよそ80%くらいです。頻度としては、1時間おきにジワーっと液が浸ってきたな~と思うくらいに出していました。
なので、日帰りツーリングなど一日中使用して持つか持たないかの量なのかなという感想です。ここは人によって使用する量が違うと思うので一概にはいえません。
冷却水の詰め替えもラインナップされていますが、定価は600円(税抜)。ここについては、都度ご自身のお財布事情と相談という形になりますね。
※終始ひんやり感は続いていましたが、熱中症対策のため水分補給は忘れずに行ってくださいね!少しでも快適に過ごしたいのならコレ!
リキッドウインドを試した結果、改めて感じたことをまとめます。
【良い点】- 冷却水を用いて効率よく集中冷却(冷やして使うとなお良し)
- 首周りを冷却するので熱中症対策に効果的
- 有名化粧品メーカー「マンダム」との共同開発した冷却水のため、安心
- メントール成分による清涼感が長時間持続する
- ベタつかず、消臭効果も持ち合わせている
- スースーする感じが持続するので、刺激に弱い方は注意
- 人によっては冷却水が一日持たない可能性がある
- 使い続けるには、冷却水の詰め替え購入などの維持費が発生する
特に注意点である「維持費が発生する」という点。
その維持費に見合う効果が得られるのかは、人それぞれだと思います。
今回、あえて自分が実験の場として6時間のエンデューロを選んだのは「これ以上バイクに乗るうえで過酷な環境はないな」と思ったからです。
その環境でも、十分にひんやり効果を感じたことから個人的に超オススメします!
ツーリングでも大いに効果を発揮してくれることでしょう。
少しでも暑さから解放されたいという方は、ぜひお試しください!
(エンデューロはやっぱりツラい……)
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