7月4日にツインリンクもてぎで開催されたWebikeプラスミーティングでSP忠男が完成したばかりのCT125ハンターカブ用PURE SPORT(ピュアスポーツ)カーボンを公開! ハンターカブ用にしては非常にスリムなサイレンサーに、とぐろを巻いたエキゾーストパイプが個性的な仕上がり。音量もきっちり抑えられていて好印象だったぞ。

「開発しませんよ!」から一転発売、しかし方向性がなかなか決まらなかった

CT125ハンターカブは、多くのマフラーメーカーが販売を行っていることからSP忠男では当初開発対象にしてこなかった経緯がある。
それがタレントの福山理子さんからの車両提供で一転し、3月末から開発がスタートしたのだ。

ところが開発に着手すると、絶妙なパワーフィーリングとギア比が心地よい設定のCT125ハンターカブの特性に方向性が定まらなかったという。
そんな時は極端に特性を振ると見えてくるものがあるということで、スリムかつショートな設定を試すことになった。

これが功を奏してトルク特性に変化が現れ始め、試行錯誤を繰り返してエキゾーストパイプが完成。
右手の操作に後からパワーが追いついてくるというSP忠男らしい出力特性が実現した。

さらにサイレンサー構造で出力を引き出す訳だが、スリムに絞り込んだために音がなかなか消えず、
サイレンサー内部の構造をこれまでないくらい徹底的に追い込んで開発し、いいバランスで最高速まで伸びて行くようになったという。

「いやぁ出来たね。まさに気持ちイー!」(SP忠男開発チーム)仕上がりだ。


ノーマルや他社のマフラーに比べてもスリムでショートに仕上がったピュアスポーツ。この見た目で音はかなり静かだ

CT125ハンターカブ (2BJ-JA55) PURESPORT カーボン

満を持してSP忠男がCT125ハンターカブのマフラーをリリース。
大手マフラーメーカーでは最後発と言えるタイミングだけに、その走りには自信たっぷり。

素材はSP忠男では定番のステンレスにサイレンサーはカーボンだ。
政府認証で価格は7万9200円となる。


トルクを引き出すためにぐるりと巻いて管長を稼いだエキゾーストパイプ。曲げたパイプを溶接してリング状にしている


サイレンサーのサイズは缶ビールほどで見た目にも細く軽快な印象に。これでも静かなのだからすごい


Webikeでの出荷予定は8月中旬となっている

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