文/Webikeバイヤー:すがこ

国内4メーカーも東南アジア生産のバイクを続々と増やしている今日この頃。
車両台数が多いタイが有名な印象ですが、最近ではインドネシアが力を付けてきている印象です。
特筆すべきなのはその品質の高さで、日本製にも引けを取らないクオリティの商品も少なくありません。
今回はその中でも特にアツいブランドをご紹介します!

WR3:ダブルアールスリー

「WR3:ダブルアールスリー」は2018年に設立された新興ブランド。
国内の生産技術とスマートなデザインを組み合わせた高品質なバイク用アフターパーツを開発・製造しています。品質にこだわり、素材や仕上げにおいて、先進国の商品とも遜色ないものを目指しています。

インドネシア国内において、Bremboのブレーキキャリパーサポートをいち早く開発・製造したメーカーであり、現在は、バックステップやトップブリッジ、ローダウンリンク、スプロケットなどラインナップを拡充。
高い金属加工技術でアルミの美しい削り出しの質感生かした製品づくりを行っています。

主な商品カテゴリー
  • バックステップ
  • セパレートハンドル
  • エンジン二次カバー
  • エンジンスライダー
  • リアフェンダー
  • ブレーキキャリパーサポート ← 掲載準備中!!(2021/06現在)

R9 Exhaust:アールナインエキゾースト

R9 EXHAUSTは、1996年の創業以来インドネシアのアフターマーケットマフラー市場を牽引してきたメーカーで、昨今ではその技術と経験を生かし、自社ブランドだけでなく他社ブランドのOEM生産も請け負っています。


また、2015年のMoto3参戦チームへのマフラー供給を皮切りに、2017年には"The Team Federal Oil Gresini Moto2"のホルヘ・ナヴァロ選手のマシンにマフラーを供給。製品の品質の高さを証明しています。
開発された商品はすべてダイノテストを行い、パワーチェックと品質管理を徹底することにより東南アジアにおけるチタンエキゾーストのパイオニアとして、R9の製品はエキゾースト分野のマーケットリーダーとなっています。

主な商品カテゴリー
  • フルエキゾーストマフラー
  • スリップオンマフラー
  • チャンバー

PROSPEED:プロスピード

インドネシアのアフターマフラー市場をけん引するメーカーの一つ。
ステンレス製マフラーを中心に、チタンやカーボンなど様々な素材を使用したマフラーを開発・製造しています。
スポーツバイクやビッグバイクだけでなくスクーターやトレール車など、車両のデザインやエンジン特性に合わせたエレガントなマフラーデザインとパフォーマンスに優れたマフラーを開発。
ステンレスパイプにカーボンサイレンサーを組み合わせた「Shark Predetor」シリーズは、市販車ベースの最高峰レースであるWSBKにヒントを得ており、1.5-2.5hpのエンジンパワー向上が期待でき、日常でも体験できるレーシングマフラーを体現しています。
現地Hondaディーラーに公認アフターマフラーとして紹介されており、品質や性能は折り紙付きです。

主な商品カテゴリー
  • フルエキゾーストマフラー
  • スリップオンマフラー

Pro Liner:プロライナー

  • Daily use (スクーター向け)
  • Racing (レース向け)
  • Drag Race (ドラッグレース向け)
  • Adventure (トレール車向け)

Prolinerは、主に4つの領域において、アフターマフラーの開発・製造を行っています。
インドネシア国内レース(One Prix Race)だけでなく、ARRCなどの国際レースにおいてもマフラー供給を行い、製品開発へフィードバック。
開発から生産、ダイノテストまで自社で一貫して行い、ほかのマフラーブランドにはないユニークなデザインが特徴のマフラーブランドです。

主な商品カテゴリー
  • フルエキゾーストマフラー

Givi Indonesia:ジビインドネシア

インドネシアにおけるGivi製品の企画・販売・事業拡大を目的として2013年に設立。
本国イタリア生産による、ビッグバイク向けアクセサリーだけでなく、アジア生産・販売拠点のGivi Asia(マレーシア)の支店として、アジアの小排気量バイク向けの各種キャリアやボックス類も取り扱っています。
2014年からは工場を設け、Givi製品の研究開発拠点として機能スタート。2019年からは150cc以下の小排気量バイク向け製品の製造も開始しました。

主な商品カテゴリー
  • リアキャリア
  • サイドバッグサポート
  • ウインドスクリーン

インドネシアは高品質なマフラーと削り出し系パーツが多い

タイのカスタムパーツブランドは外装パーツが多い印象でした。
それに比べてインドネシアはマフラーと削り出しパーツが圧倒的に多いです。
そのため、今回ご紹介したブランドのうち半分がマフラーブランドと言う結果に……笑
近年ではARRC(アジアロードレース選手権)も開催され、レーシングパーツも増えてきました。
R9 Exhaustに至ってはMoto2マシンにマフラーを供給しています!ぜひチェックしてみてください!

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