
2021年5月8~9日に開催されたテイストオブツクバに、スペンサーカラーのエイプカスタム「CB90.0F」が展示された。
これは「Mr.Bike BG」で連載されたタレントの采女華さんによるカスタム企画の完成形で、この度初公開されたもの。
ツボを押さえたレベルの高いデフォルメがマニア心をくすぐる一台だ。
反響があれば今後の製品化も検討!?
カワイイ……そしてリアル。
CB750FやCB900Fをご存じの方ならきっとそう思うだろう。
こちらは、CB-Fシリーズを模したエイプ改で、フレディ・スペンサー氏が1982年にデイトナ100マイルレースで優勝した時のカラーリングを再現したもの。
外装はFRP製で売られていたもの加工して装着しているが、ディテールを再現するためにメーターやシート、テールランプやウインカーなど、プロの技術や様々なモデルの部品を駆使して製作された超力作だ。
そして、これが欲しいという声もテイストで聞かれたというが、現状はワンオフ。
采女華さんはこのCB90.0Fでサーキット走行するというので、どこかのコースに出現するかも知れない。
また、「反響が大きければ製品化も考えたい」と製作に携わったTTRモータースの林代表は話しており、今後の動向にも注目したい。
ヘッドライトやメーターはCB50用を流用しており、エイプのライト一体単眼メーターからコックピットが一変。
メーターはただ移植しただけなく、モールやHONDAロゴも装着し雰囲気満点。
ウインカーはCB-Fと思いきやシャリイ用でデフォルメに成功。
ダブルホーンと純正ホーンカバーが泣かせる。
特徴的なCB-Fのシート表皮パターンは絶品輪業の手で見事に再現された。
スペンサーFといえばマイク・ベラスコのマフラーがお決まり。
これは前述の林氏が鉄板から手作りして再現。
カラーリングはTMガレージが担当。
BOOYAHは采女華さんが編集長を務めるフリーペーパーのタイトルだ。
テールランプはスズキのRG80。
この部品から企画がスタートしたという。
問い合わせはTTRモータース(048-925-8655)へ。
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