地球規模でのカーボンニュートラルへ向けての取り組みが話題となっているが、それはバイク界でも他人事ではない。
これまでのイメージでは電動モビリティはインフラや航続距離などの問題が取り上げられてきたが、実は蓄電技術や低電費性能の進歩によって、以前と比べて大幅に使いやすくなっていることは知られていない。

電動バイクはもはや常識の域EVバイクワールド

バイクの代替えとして考えるから難しいのであって、新しいガジェットとして受け入れれば、便利で楽しいノリモノなのだ。ここでは最新のEVバイクの一部を紹介する。

スーパーソコ/TCマックス

ピカイチの使い勝手の良さ

これまでも数々の電動バイクを開発、生産、販売してきた実績を持つスーパーソコ社のTCマックス。
カフェレーサースタイルとされたデザインは、ストリートに映えること間違いなし。
急こう配のある箱根の道で走行テストを行ったが、強力なパワーを持ち、しかもバッテリーの持ちが良く航続距離も十分(全開走行では減りは早い)。
維持費を抑えられる原付第二種区分というのもポイント。

定格出力 3900W
バッテリー容量 3240Wh
価格 49万2800円

ゼロモーターサイクル/SRF

モンスター電動バイクの先駆者

ゼロモーターサイクル社のSRFは、航続距離250キロ以上、最高速時速200キロというスーパーバイクスペックを誇る一台。
最大出力は110馬力とされ、電動モーター特有の加速感は強烈的であり、内燃機関エンジンバイクではけして味わえないものだ。
ツーリングに使用しているライダーも見かけることがあり、すでに電動バイクライフは広がっているのだと感じさせられる。

定格出力 40kW
バッテリー容量 14.4kWh
価格 291万5000円

上海カスタム/eカブ

コンバージョンキット登場

電動バイク界の先進国と言える中国では、様々な電動バイクが作られてきたが、ここで紹介するのはスーパーカブをベースに電動バイク化できるコンバージョンキットだ。
エクステリアパーツやエンジンを排除し、燃料タンク部分にバッテリーを装着しており、ヴィンテージスタイルで纏められている。
完成車も用意されているが、スーパーカブの不動車を手に入れて、電動カブを仕立てるのは今後ブームになるかも?

アイデア/AAカーゴ

街中でもマック号を見かける

これまでにグッドデザイン賞や日経優秀製品・サービス賞の最優秀賞などを得てきたアイデア社のAAカーゴ。
電動スリーホイールスクータータイプで、大型スクリーンとルーフ、大型ボックスも設置可能なフラットな荷台を持つなど、はたらくバイクの要素が盛りだくさんとなっている。
日本マクドナルド株式会社で一部地域のデリバリー車両として使われており、見かけたことがあるという人もいるのでは?

価格 87万7800円~

ホンダ/ジャイロE

ついに動き出した名門ブランドの逆襲

荷物を安定して運ぶことができることからデリバリー業界をはじめ人気を博してきたホンダ・ジャイロに電動モデルが加わった。
先だってベンリィe:がマーケットに導入されていたが、そのe:ビジネスバイクの第二弾である。
デザイン性が高いのでビジネスシーンだけでなく、カジュアルシーンでも使い倒したい。

航続距離 約70キロ
価格 55万円

ヤマハ/Eビーノ

“あの番組"で、確固たる地位を築いた

テレビ東京系列で放映されている旅番組“出川哲郎の充電させてもらえませんか?"にて使われ、電動バイクの存在を一躍世に広めたヤマハ・eビーノ。
あの番組を観て「やっぱり電動バイクはまだまだだな」と思うか「電動バイクも楽しそうだな」と思うかは自由だが、多くの人は電動バイクを好意的に感じているようだ。
丸みを帯びたクラシカルなデザインも人気の秘密。

価格 25万9600円

スーパーソコ/CUX

近未来的デザインが魅力的

面発光LEDを採用したヘッドライトまわりや、ポジション、ウインカー、ブレーキライトが一体となったインラインテールライトの採用など、近未来的装備で固められた電動スクーター、CUX。
ドゥカティとコラボレーションした限定モデルも用意されるなど、話題性のある一台だ。

航続距離 約70キロ
定格出力 600W
バッテリー容量 1800Wh
価格 24万9800円

niu/NQi GT

ダブルバッテリーで高い利便性

大きな丸型ヘッドライトをフロントマスクに備え、どことなくレトロチックなデザインでまとめられたNQi GT。
原付第二種区分にあたり、最大のポイントとなるのはバッテリーを2個搭載できることだ。
バッテリーは車両に積んでいても降ろしても充電できるうえ、それぞれ一度に充電することも可能。

定格出力 1000W
バッテリー容量 2100Wh×2
価格 34万9800円

TROMOX/MINO

コンパクトなホビーバイク

見るからに軽そうなスタイリングを持つTROMOX社のMINOは、今夏発売を予定している一台だ。
前後ディスクブレーキやキーレスエントリー、高輝度LEDライトや液晶ディスプレイなど、充実した装備が魅力。
取り外して充電できるバッテリーを採用しているのも大きなポイントとなっている。

定格出力 600W
バッテリー容量 1860Wh
価格 29万9800円


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