ソロツーではBGMを流しながら、またマスツーでは仲間との楽しい会話ができるため、今やツーリングの必需品と言っても差支えがないインカム。

しかし、同じメーカー愛用者との接続方法と、他社メーカーを交えた時の接続とでは操作が異なるため、話せるまでに時間が掛かってしまった!という人も多いのでは?
今回はシェア率トップのB+COMを使って、色々なパターンのペアリングに挑戦してみましょう!

なんでペアリング方法でもたつくの?

“出発前のペアリング作業でもたつきがち”

これは誰しもが通るライダーあるあるではないでしょうか。
その答えは簡単で、みんなが同じインカムメーカーを使っているわけではなく、それぞれが自身のインカムの使い方を熟知しているワケではないから。
同じメーカー同士だと簡単接続できても、そこに他社インカムが加わると話が変わってきてしまったり……。
やり方や手順を間違えて悪戦苦闘していると、せっかく朝早く集まっても無駄な時間を過ごすことになりかねません。

みんながみんなシェア率NO.1のB+COMを選んでいれば、早い話それで解決なのですが、安さ重視の人、スペック重視の人と選び方は人それぞれ。そうも言ってられません。
各々がペアリングの方法と、接続機能をしっかり理解しておけば、設定にかかる時間を大幅に短縮することができます。

B+COMのペアリング方法は2種類!

B+COMの現行モデル“SB6X“、“ONE”のペアリング操作は、本体の物理ボタンで行うか、スマホの無料アプリ(B+COM U)で行うことができます。

オススメは断然アプリでのペアリング。
アプリを使うと直感操作で簡単に接続が行えるので、携帯との接続や仲間との通話に戸惑うこともありません。

ただし、一緒に出かけるツーリング仲間がみんなアプリをインストールしているとは限りません。
現地で教えてあげられるように、両方の手順を覚えておいて損はないでしょう!

アプリを使うために、まずはB+COMとスマホを接続しておこう!

アプリ接続でグループ通話の設定をしたい場合は、初めにB+COMとスマホを接続している必要があります。
一度、接続してしまえばその後もB+COMをON、スマホBluetoothをONにしただけで自動接続されるので、はじめに登録しておきましょう!
スマホを登録しておくだけで、ソロで走る際に音楽を聴きながら流せたり、スマホへの着信も受け取れるようになります。

B+COMで話そう!接続方式は2種類!

B+COMビギナーにとっては最初に当たる壁“接続方式”。

同じSB6X(ONE)を持っている仲間とのツーリングは、B+LINK接続。
SB6X(ONE)以外の仲間とのツーリングならユニバーサル接続と覚えておきましょう!

B+LINK接続 自分がSB6X(ONE)を使っていて、他のメンバーもSB6X(ONE)を使っている場合

例:SB6X(自分) + ONE + ONE + SB6X + SB6X + ONE
ユニバーサル接続 自分がSB6X(ONE)を使っていて、他のメンバーはSB5X以前の機種、あるいは他メーカーのインカムを使っている場合

例:ONE(自分) + SB5X + SENA

B+LINK接続【SB6X ONE同士でおすすめ!】

SB6XとONEユーザーのみの、6人までのグループなら“B+LINK”機能でペアリングするのがおすすめです!

B+LINK接続のポイント
  • 1分でペアリング可能!簡単接続
  • 途切れても安心。自動復帰機能
  • 聞き取りやすいクリアな音質
  • ユニバーサル接続【旧機種、社外品とのペアリングでおすすめ!】

    B+COM SB5Xユーザーや、SB4Xユーザーと出かけるツーリングの場合は、ユニバーサルインターコールという方法での接続となります。
    また他社インカムを使っている人とのペアリングもこの方法となります。

    ユニバーサル接続のポイント
  • 旧モデル、他メーカーの機種と繋がれる
  • 接続人数が増えると音質は下がる
  • 2台をB+LINK、2台をユニバーサルといった接続パターンも可能
  • 実際につないでみよう!

    B+LINKの場合(SB6X or ONE/人数:6人まで)

    本体ボタンで接続する方法【所要時間:約1分】

      1. みんなのB+COMを電源ON!
      2. みんな同時に上/下ボタンを3秒間長押し
      3. 誰か1人が上/下ボタンを1回押す
      4. 約30秒待てば接続完了!

    アプリで接続する場合【所要時間:約1分】

      1. アプリを起動 → 【B+LINKメニュー】
      2. 【リスト編集】 → 【B+LINK登録メンバー】と進んで、友達を登録
      3. 画面中央の【トークON】で通話開始!

    ユニバーサル接続の場合(人数:4人まで)

    本体ボタン操作でSB6X(ONE)と旧モデル or 他メーカーを繋ぐ【所要時間:約6分】

    ユニバーサル接続は、上/下ボタンで1回線ずつ合計2回線が接続可能で、3人でのグループ通話が行えます。
    接続順番は必ず下ボタンに割り当てる接続から始めて下さい。

    尚グループ通話でB+LINK接続とユニバーサル接続を併用したい場合(例:SB6X2台、他機種2台)は、下ボタンに他機種とのユニバーサル接続を割り当てて、上ボタンをB+LINK接続として下さい。

      1. SB6X(ONE)を電源ON!
      2. 下ボタンを3秒間長押し(1台と接続が済んでいれば上ボタンを長押し)
      3. 繋ぐ相手もユニバーサル接続モードにします(SENADAYTONA操作方法は後述)
      4. 自動会話が始まれば接続完了

    他メーカーでのユニバーサルモード呼び出し方法

    SENA 50Sの場合

      1. ジョグダイヤルを10秒間長押しすると設定メニューを呼び出せます
      2. ジョグダイヤルを時計回りに回していくと、「ユニバーサルインターコム」モードになります
      3. フォンボタンを1回押すと、接続を開始します
      4. しばらく待つとペアリングが完了します

    DAYTONA DT-E1の場合

      1. Vボタンを下へ回しながら、Aボタンを押すと電源ON
      2. Aボタンを長押しすると青色に高速点滅し、他機種と接続ができるペアリングモードになります

    まとめ

    この記事を書くにあたって、B+COMはもちろんのことSENA、DAYTONAと他社インカムの取り扱い説明書も穴が空くほど読み込みました。
    そこには単純に製品スペックだけでは語れない“使いやすさ”があり、B+COMは他と比べても飛び抜けてユーザーフレンドリーに設計されている製品だと感じました。

    そしてスマホアプリ「B+COM U」も、視覚的に操作・設定を行えるためわかりやすく、グループツーリングをさらにスマートにしてくれること間違いないでしょう。
    個人的なオススメは、物理ボタンでの操作は簡単なものだけ覚えておいてアプリを使えるように準備しておくこと。

    B+COMがあるだけで、ツーリングがさらに楽しいものに変わりますよ!

    今回紹介した商品
    B+COM SB6X

    「聴きトーク」機能が搭載されているのはコッチ!

    今回紹介した商品
    B+COM ONE

    「聴きトーク」機能がないリーズナブルB+COMはコッチ!

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