日本は4台バイクブランドを有する国だが、世界に目を広げると数多くのバイクメーカーがあり、個性あふれるモデルも沢山存在する。
ここでは魅力的なバイクであり、しかも日本で購入し走らせることができる、イタリア産まれの2メーカー『Lambretta』、『Fantic』を紹介する。

Lambretta

イタリアのスクーターブランドであるランブレッタは、プレミアムスクーターブランドとして認知されている。
70年代に生産終了するものの、ファンの声援にこたえ近年復活を遂げた。
モダンクラシックなスタイリングに惹かれる。

ハンドル操作に応じてフェンダーも動くモダンタイプ

Fix Fender models V50/V125/V200

一昨年のEICMA(ミラノショー)で発表され、市場導入が待たれていた新色のグレーが登場。
さらにフィックスフェンダーモデルで、日本での一番人気だったクラシック・オレンジがフレックスフェンダーモデルで販売が開始される。
伝統的なスチールモノコックフレームをベースに、オーストリアのKISKA社の手による洗練されたデザインをまとい、どのようなカラーリングにおいてもランブレッタならでは魅力が際立つものとなっている。
50 / 125 / 200ccのフルラインナップ展開とされ、それぞれ40万、44万、48万円。
V125バイカラーは46万円。

クラシックスタイルならではのフェンダー固定モデル

Flex Fender models V125

名門ランブレッタならではの、クラシックスクータースタイルを楽しむなら、固定式フロントフェンダーを備えるフィックスフェンダーモデルで決まりだ。
これまでのマットカラーに加え、かつてのGPシリーズをほうふつとさせるストライプをデザインして組み合わせた。
フィックスドフェンダーのデザインと相まってクラシック感を盛り上げる。

ランブレッタにはヘルメットやアパレル、カスタムパーツなど豊富なアフターパーツが用意されているので、自分だけの一台を仕立てることや、ライフスタイルに合わせたコーディーネートも楽しめるぞ。
125ccモデル44万円。

FANTIC

1968年にイタリアで誕生したファンティックは、モトクロスやトライアルレースなどで力をつけてきたブランドだ。
現在はビンテージオフスタイルのキャバレロシリーズとエンデューロ及びモタードモデルなどをラインアップ。

オンロードもオフロードもバランスよし

CABALLERO SCRAMBLER500

スクランブラーの語源である交差する、つまり舗装路と未舗装路どちらも駆け抜けることができるように考えられたキャバレロ スクランブラーシリーズ。
使い勝手のよさはキャバレロモデルの中でも随一と言えるだろう。
長兄にあたる500ccモデルを筆頭に、普通自動二輪クラスの250cc、小型自動二輪クラスの125ccがラインナップされている。
骨格となるフレームや足まわりは共通のものとされており、500ではダイナミックな走りを、125/ 250モデルではクラスオーバーの質感を楽しむことができる。
価格は小排気量モデルから81万円、91万円、113万円とされている。

ヴィンテージスタイルの本格派

CABALLERO RALLY500

キャバレロ ラリーシリーズでは、サンド(マット)カラーが追加され、既存のオリーブと共に2色展開となる。
キャバレロ ラリー500の魅力と言えば、アップフェンダーの採用やガード付きヘッドライトなどクラシカルな中にもアグレッシブさを感じさせるデザインポイントがあしらわれていることや、道なき道を走破するために、鍛え上げられた足まわりが挙げられる。
前後フルアジャスタブルタイプとされたサスペンションは、共にストローク量200mmと充分。
どのような路面であっても、しなやかかつダイナミックなライディングを楽しむことができる。
価格は124万円

人気のフラットトラックタイプ

CABALLERO FLAT500/125

昨今日本でも注目されている競技、フラットトラックレース。
ダートトラックとも呼ばれるそれは、オーバル状のダートコースを左回りに周回し速さを競い合うものであり、高いスライドコントロールが要される。
そんなフラットトラックを走るために設計されたのが、キャバレロフラットシリーズだ。
フラットトラックマシン特有の前後19インチタイヤで足まわりをセットし、トラクションをコントロールしやすいスロットルチューニングが施されている。
2021モデルでは既存XEF250/125

プロも納得のエンデューロシリーズ

XEF250/125

レーシングマシンとアドベンチャー&ラリーに二分化され、大人が楽しめるトレールバイクがなくなっている市場において、大人気を博しているファンティック・エンデューロ・シリーズも健在。

ペットネームをレーシングマシンに合わせる形で「XEF250 Trail」に変更した250ccモデルは、ファンティックならではの車両重量104㎏という超軽量な車体を武器に、耐久性に富んだエンジンを組み合わせている。
オフロードコース遊びはもちろんのこと、そのままでもレース参戦可能という高いパフォーマンスが口コミで広がり、毎回入荷後即完売という人気ぶりだ。

スーパーモタードモデル人気再燃か

XMF250/125

エンデューロモデルをベースとし、前後17インチタイヤへと換装されたマシンで戦われるスーパーモタードレース。
小規模なコースで競い合うことが多いため観客も没入できることや、オンロードだけでなくオフロードやジャンプセクションがあることなどから、熱狂的なファンが存在する。
ファンティックもXEFと車体を共通としながら、オンロードパフォーマンスを引き上げたスーパーモタードモデルXMFが存在する。
アップライトで軽量なボディワークはストリートで非常に使い勝手がよく、モタードモデルは世界中で人気が高い。
日本への導入は未定だが、上陸を望む一台である。

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