\ヘルメットの内装、清潔に使ってますかー?/

ヘルメットの内装パッドは、顔に密着する部分でありながら、排ガスなどのダスト汚れもつきやすく、知らず知らずの内に汚れてしまいがち。
今回は内装パッドの洗濯方法を……、と行きたい所ですが、内装パットの交換記事です!

だって何度もアライすぎて内装がヘタってしまい、それでもアライが好きすぎて大切に使い続けたいんですもの。

内装は使用頻度によって複数持ちも検討しよう

排ガスや雨、虫で汚れたヘルメットシェルは中性洗剤やシュアラスターなどでサッと拭き上げることができますが、内装パッドはそうもいきません。
しかし最近は、内装パッドを取り外せるラインナップも多いので、汚れてきたと感じたら脱着して洗浄することが可能です。

とは言っても使用頻度が毎日の場合、洗濯のタイミングが取れずおろそかになりがちで、汚れも溜まっていく一方ですよね。
内装セットをもう1セット用意して、ローテーションしながら使っていくことをオススメします。

そして、長い間清潔に使い続けていても、パッドのヘタりは防げません。
そんな時はパッドのヘタりはたくさん洗った証拠!と割り切って、新しい内装を検討しましょう。


手前のセンターパッドが長年愛用を続けたもの。紫外線が当たっていないハズなのに変色していたり、縫合部にほつれがみられます。

ヘタった内装は、子供の頃愛用したタオルケットやぬいぐるみのようなクタクタ感があって、愛おしく感じてしまう人もいるかもしれませんね。
正直なところヘタった内装を使い続けることはできますが、その分フィッティング力は低下している状態であることをお忘れなく。


また帽体自体にもメーカーが推奨する耐用年数というのがありますので、帽体を買い換えるのか、内装リフレッシュに留めるのか、お財布と相談してみましょう。


撮影中に、チークパッドのパッドと発泡樹脂が分離。ちょうど寿命がきてしまいました。

削ったりの加工はNG!買い替え時はピッタリな内装を選ぼう

帽体の耐用年数を書いておきながら、今回筆者は内装パッドの交換行うことにしました。
理由は簡単で、お金がないから!

もちろん愛着もありますが、まだ購入後2年半ということもあって買い換えはまだ早いと目を瞑っています。


汚れや傷など、汚れはそこそこ。

変えの内装パッドを探していると、同じ帽体用なのにバリエーションが豊富に存在することに気づきます。
筆者のツアークロス3に使われている内装はTX-3シリーズと呼ばれるもので、センターパッドで5種類、チークパッドで5種類のラインナップがありました。

25通りの選択肢。一体どれを買うのが正解なのでしょう?

センターパッドの選び方


ヘルメットサイズはシェルの内側、センターパッドを外した部分に書かれている。

センターパッドは単純に帽体サイズから、帽体に適したパッドが探せます。
例えばSサイズのツアークロス3を被っている人はII-10mmというものを、XLサイズの場合はIV-7mmと選びます。

XSサイズの帽体 II-10mm
Sサイズの帽体 II-7mm
Mサイズの帽体 III-10mm
Lサイズの帽体 III-7mm
XLサイズの帽体 IV-7mm

ヘルメットサイズを忘れてしまった人は、レシートを探すか、内装を外したシェルの内側をチェックしてみましょう。

チークパッドの選び方

センターパッドと異なりチークパッドは、自身の被り心地を元に選びましょう。
初期状態で付いているパッドのサイズを基準に、そのパッドに比べて自分がフィッティングをどうしたいかで変えていきます。

今使っているパッド厚が何mmなのかは、外したチークパッドの裏側に印字されているので、それを参考としましょう。

筆者はツアークロス3購入時、窮屈さを感じてパッドスポンジをスライスして厚み調整を自分でしていました。
なので今回は1サイズダウンのものを初めからチョイス。初めからベストフィッティングなのは気分が良いものです。

内装の付け方・外し方

チークパッド編

ヘルメット本体が高価なだけに、内装の脱着も破損させないよう慎重になってしまいますよね。
ここで、内装の手順を簡単におさらいしておきましょう。

チークパッドは、帽体のフロント側にある爪が突っ張るように固定されています。
その爪を、急激に曲げ折らないように注意してゆっくりと外してあげましょう。
そしてあとは簡単。スルりとストラップから抜き取るだけです。

装着方法は取り外し手順の逆。

先にストラップをパッドホールに通しておき、帽体後ろ側にあたるパッド位置を決めておきます。(シェルの形状にピッタリおさまる位置を探りましょう!)
そして前側の爪をチンガード付近に引っ掛ければ完成です。

パッドカバーに覆われていて爪の位置が分かりづらいので要注意。事前に位置を確認しておきましょう。

センターパッド編

センターパッドはチークパッドに比べてさらに簡単です。

パッドは前側で2点、後ろ側2点のホックでとまっているので、それをパチっと外すだけです。
取り付け方法は脱着の逆。注意点は特にありませんが、強いて言うならば前後を間違えないよう気をつけましょう。

新品交換で気分もリフレッシュ!

使い古されているとは言え、パッドはパッド。体感はさほど感じられないかと思っていましたが、いい意味で期待を裏切られました。

チークパッドのパッド厚をワンサイズダウンさせたハズなのに、被る時は窮屈さを感じるほど。
それほど旧パッドはフィッティングの低下、防護性の低下があったと気付かされます。

また他社製新品ヘルメットにたまにある若干のケミカル臭も、アライ製パッドでは感じさせられませんでした。

帽体の買い替えは価格ハードルも高く躊躇しがちですが、これならパッド交換を新年のリフレッシュも兼ねて年一で行ってもいいかもしれませんね。

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