文/Webikeバイヤー:yuri

「コスパ」「軽い」そして「かっこいい」ヘルメット。それがAGV、K1シリーズヘルメット!!

世界各国のトップライダーが集まるロードレース選手権「MotoGP」でも使用されているAGVヘルメット。
しかしMotoGPでトップライダーが使用しているレプリカモデルは高くて買えない……そんなかっこいいヘルメットが手に入るかも?!

皆さんはAGVのヘルメットをどこまでご存じでしょうか?
そこで今回は私が愛用しているAGVのK1シリーズのヘルメットをご紹介します!

すでにご存じの方もいるかと思いますが、まずはおさらいから始めていこうと思います。ぜひヘルメット選びの参考にしてみて下さい!

そもそもAGVヘルメットとは?

AGVの歴史は古く、1947年に革製の座席やオートバイのサドルを製造する会社として創業しました。そしてバイク用ヘルメットの製造が始まったのは翌年1948年のこと。
当時は私が被っているK1シリーズのようなフルフェイスヘルメットシリーズはなく、半帽タイプが主流でした。

そしてフルフェイスヘルメットが初めてイタリア国内レースに登場したのは1969年。後に世界グランプリでチャンピオンに輝くジャコモ・アゴスティーニが被っていました。
また、日本でもファンが多いイタリアのレジェンドライダー「バレンティーノ・ロッシ」も愛用しており、レプリカモデルのラインナップも多く取り揃えています。

現在日本へはダイネーゼ・ジャパンが正規輸入を行っており、ダイネーゼ・ジャパンが輸入したヘルメットはアジアンフィット(日本人向けの内装)、さらにSGやMFJなどの規格を取得しています。

AGVヘルメットの種類

【フルフェイスシリーズ】

・PISTA GP RR

・CORSA R

・K6

・K5 S

・K3 SV

・K1

・X3000

【システムヘルメットシリーズ】

・SPORTMODULAR

【オフロードヘルメットシリーズ】

・AX9

【ジェットヘルメットシリーズ】

・K-5 JET

・X70

たくさんのヘルメットの種類がラインナップされています。
今回は実際に私が使っている安価で手に入れることができるフルフェイスK1シリーズについてレビューしていきます!

AGV:K1シリーズとは

MotoGPで培った技術を取り入れたAGVのモデル「K1」。

ヘルメットの内装は、オプションのチークパット等を組み合わせてお好みのフィッティングにすることが可能です。
ベンチレーションは前面に5か所、背面に2か所配備しています。初めはどこで開け閉めするか迷う方もいらっしゃるので、説明書をよく読んで頂くのをおすすめします!
風洞で設計されたエアロスポイラーが高速走行時のヘルメットの不安定な動き・ブレを抑え、安定性をもたらしてくれるので疲労軽減にも繋がります。
形状は転倒時に鎖骨への衝撃を最低限に抑えるAGV独特のエッジ形状となっていますので、このシルエットを実現できています。

フルフェイスシリーズにはマイクロオープニングシステムが標準装備されています。
ヘルメット内を微量の風で換気するシステムで、あご中央部のレバーを上下することによりシールドを少しだけ開閉して風を取り込むことができます。

【重量】
K1 ソリッドブラック 1510g(Sサイズ)

【仕様】
顎紐:Dリング
アジアンフィット
SG認証取得

【価格帯】
¥29,700~¥36,300
※2021/1現在(Webike価格)

気になるサイズ感は?(アジアンフィットとは)

AGVのヘルメットはイタリア発のブランドである為、同じヘルメットでもインターナショナルフィットとアジアンフィットに分かれています。
この2種類はあくまでシェルサイズが異なるだけで、アジアンフィットはインターナショナルのものに比べて1~2サイズ大きいものとなっています。

私の保有しているK1ヘルメットはMサイズですので、インターナショナルフィットのL-XLサイズに相当します。
アジアンフィットのヘルメットには内装に「ASIAN FIT」と記載してありますので見分けやすくなっています。また、ウェビックで取り扱っているAGVのヘルメットはアジアンフィットです。

以前SHOEIのMサイズを着用していましたが、同じMサイズでもSHOEIより少し狭く、フィット感が増すため始めは小さく感じるかもしれません。
しかし、痛くなることはなく現在も愛用しています。
※AX9シリーズはインターナショナルフィットのみのラインナップとなります。

実際に使ってみての評価

なぜ私がAGVのK1シリーズのヘルメットを選んだかといいますと、K1ヘルメットのかっこいいシルエットに、そこに描かれるロッシグラフィック。そしてなにより価格の安さと帽体の軽さが決め手でした。

帽体の軽さ

現在は購入することはできなくなってしまいましたが、以前SHOEIの「QWEST(クエスト)」シリーズを使っていました。
クエストは重量が軽いので急な変化を感じないように軽いものを選ぼうと思い、まずは帽体の軽さについて調査しました。

SHOEI(Z-7) 1356g
SHOEI(QWEST) 1447g
AGV(K1) 1510g
Arai(RX-7X) 1620g
SHOEI(X-Fourteen) 1664g

※ウェビック調べです。
実際に被ってみても、首への負担もなく長年使用できています!

圧倒的なコスパの良さ!

※価格は税込みです。(Webike価格)

すでにご存じのことかもしれませんが、コストパフォーマンスの良さ!
AGVのハイエンドモデルPISTA GP-RRシリーズ譲りのフォルムを踏襲しながら、広く受け入れられやすい価格に仕上げています。このデザインでこの価格は安い!

シルエット&デザイン

あとはシルエットですね……。
コストパフォーマンスが良くて、シルエットがかっこいい。
見た目がスマートな設計ですので、丸めな帽体よりも少しでもシャープさを強調することができます。
また、左右の視界が広く設計されている為、視界が良好になり安全面も向上すること間違いなし!

選んだきっかけとしては私の愛車がYAMAHAのYZF-R1で、同じ車種に乗っているライダーにAGVユーザーが多かったことも影響しているかもしれません。

そして最後にデザイン!
AGVのヘルメットの中でもツーリング向けのK1シリーズはスタイリッシュで、スポーティーなデザインです。

派手めなバレンティーノ・ロッシグラフィックから、シンプルなソリッドカラーまで。幅広いカラーバリエーションが用意されています。

かっこいいヘルメットを手に入れよう!

いかがでしたでしょうか。このマガジンを読んでAGVのヘルメットに興味を持って頂けましたでしょうか?
ウェビックでは今回紹介した「K1」シリーズ以外にもたくさんの種類・新作を取り揃えています。
サーキットで、またはツーリング、街乗りで。使い方は人それぞれです。自分の愛車、好みに合ったヘルメットをAGVでぜひ探してみて下さい!

この記事にいいねする

今回紹介した製品はこちら

コメントを残す

今回紹介したブランドはこちら