文/Webikeスタッフ:tetsu.26

今回は2020年に売れたオフロードヘルメットにフォーカスしてみたいと思います。

トレンドとしては15年にショウエイがVFX-Wを発売して以降、エッジの効いたアロデザインが主流です。

また海外メーカーがメインですが、MIPS※注を採用するなど安全性に一層磨きがかかっていると思います。

一方で、70Sから80sにかけてのレトロ&ネオクラシックブームがオフロードにも影響する中で、昔のデザインやカラーリングを採用する帽体も発売されました。

アドベンチャーモデルに関しては、オンロードツーリングユースがメインとなる中で、高速走行を考慮した帽体に変化してきているのが特徴です。

ではそんな中、2020年Webikeで売れたオフロードヘルメットのランキングを見て行きましょう!

※注MIPSとはMulti-directional Impact Protection Systemの略で、多方向衝撃保護システムと訳されることが多いようです。独立した内部構造により、頭部に受ける衝撃を分散することが出来ます。

まずは年間販売ランキングの8~4位までをご紹介!

《第8位》KYT:ケイワイティ|STRIKE EAGLE [ストライクイーグル]





今回ベスト8にランクインしたのは、KYTのストライクイーグルです。
とにかく軽量な点がポイントで、運動量の多いオフロードには最適のようです。
もちろんMFJ公認も取得しているので、レースでも使用出来ます。

《第7位》BELL:ベル|MX-9 アドベンチャー MIPS





続いてランクインしたのは、2020年からダートフリークで取扱いの始まったBELLヘルメットのアドベンチャーモデルです。
比較的コストパフォーマンスに優れており、かつMIPSを採用するなど、安全性も十分に担保されている点が人気のようです。

《第6位》FOX:フォックス|V1 HELMET





FOXヘルメットの代名詞とも言えるV1シリーズ。
年々マイナーチェンジを重ね改良を重ねた結果、MFJ公認を取得しつつもコストパフォーマンスに優れたモデルとなっています。
オフロードデビューには最適のモデルではないでしょうか。

《第5位》ZEALOT:ジーロット|MadJumperII [マッドジャンパー2] ヘルメット





Webikeスタッフも正直予想していなかった(失礼!)順位に食い込んだのがこちら、ZEALOTのマッドジャンパー2です。
ヘルメットメーカーとしては新進気鋭ですが、デザインと安全性と価格とをバランスよく備えたモデルです。
特にカーボン柄の帽体に人気が集中しています。

《第4位》Arai:アライ|V-Cross4 [V-クロス4]





ここで出てきた、アライが誇るオフロードのフラッグシップモデル・V-Cross4。
全日本選手権はおろか、AMAやWMXでもその高い安全性故に支持されているヘルメットです。
ちなみに今年の一番人気はJ.Barcia(バーシア)のレプリカモデルでした。

ここでランキング外のいちおしヘルメットをご紹介!

《番外編》BELL:ベル|MOTO-3 [モト3] オフロードヘルメット





大人の事情であまり書けませんが、一応番外編ということで……。
あくまで「装飾品」ですので実際に使用は出来ませんが、BELLのMoto3オフロードヘルメットは、そのデザイン性の高さからか人気です。
他にBILTWELL:ビルトウェルなども人気だったりします。

いよいよ3~1位のブランドをご紹介!

《第3位》SHOEI:ショウエイ|HORNET ADV





ショウエイのアドベンチャーモデル・ホーネットADVが総合3位にランクイン。
オフ要素の強いADVヘルメットが多い中で、ショウエイのホーネットADVシリーズはオン方向に振っています。
風切り音をシャットアウトしたり、風圧を受け流すデザイン設定だったりする点が、特に高速道路を使用したツーリングに最適です。

《第2位》Arai:アライ|TOUR-CROSS3





栄えある総合2位はこちら、アライのツアークロス3がランクインしました。
ADVモデルのパイオニアとして知られるツアークロスは、安全性はもちろんのこと、静粛性・対風圧・かぶり心地など、すべて高次元で兼ね備えています。
オン・オフ問わず旅好きのライダーなら、一度は手を出してみても損はないと思います。The鉄板のADVモデルヘルメット。

《第1位》SHOEI:ショウエイ|VFX-WR





正直な話、2位以下に圧倒的な大差をつけて優勝を飾ったのがこちら、ショウエイのVFX-WR。
デザイン性・機能性・安全性において他社を遥かに凌ぐこちらのモデルは、前モデルVFX-Wから人気でした。
ちなみに今年一番売れたカラーモデルは、限定生産だったVFX-WR ZINGER(ジンジャー)です。

オフロードヘルメットの王道デザインは、ずばり派手!

いかがでしたでしょうか?レトロの基調が流行りとなったり、その年の流行はありますが、やはりオフロードヘルメットは派手なデザインが一番です!

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