ウェビックコミュニティ「MOTO HACK!カスタムバイクコンテスト」キャンペーンに、投稿いただいたカスタムバイクを紹介!

今回は、GSX1400に乗る「えぼごん」さんのカスタムバイクをご紹介!

車両と自己紹介


バイク歴27年、GSX1400は18年で3台乗り継いでおり、今のは2005年式の12万km超です。鈴菌ではありません。
旧車や最新車種より、新しすぎず古すぎず、整備し易いネイキッドが好みです。

カスタム、オイル交換などの基本メンテの他、フォークオーバーホール、タイヤ交換なども自分でやっています。
車バイクの整備や機械弄りに関わる仕事をしている訳では無いのに、何でも自分でやっている…というのも自慢点です。

カスタムのこだわり

【目指す方向性】
目指す方向性は、同じ車種に同じパーツの画一的カスタムが流行る中、他人と同じカスタムでは無く、でもやり過ぎていない、自分だけの専用機にする本当のカスタム。

「ショップ任せにせず出来るだけD.I.Y」
「他人と同じ王道高級パーツのポン付け寄せ集めにしない」
「パーツはそのままポン付けせず、せめて色替えなどのカスタムをする」
「部分的な差別化では無く、全体的に差別化する」
「車種不明はNG」
「パーツ後付け感のド派手NG」
「遠目にGSX1400と分かる純正色は保つ」
「メンテ楽々車両に」
「スピード違反直結のためパワーアップのカスタムはしない」

【かっこいいと思うポイント】
「やりすぎず、GSX1400らしさを残したまとまり感」です。

【性能が変化したポイント】
長く乗ってるのでもうわかりません。

カスタムポイント紹介

・ZRX1200DAEG純正カウル移植
・devilレーシングレプリカサイレンサー加工 + ヨシムラ機械曲チタンサイクロンエキパイ鏡面研磨
・純正フロントフォーク改
・リアショック アドバンテージSHOWA加工
・ホイール ゲイルスピードtypeR加工
・フロントマスター NISSIN鋳造ラジアル改(本体青色セラコート、本体内部及びピストンをWPC処理)
・フロントキャリパー ブレンボ4パッド改
・リアキャリパー 純正改(本体青ガンコート、内部WPC処理、ピストンDLC処理)
・クラッチマスター NISSIN鋳造ラジアル改(本体青セラコート、内部及びピストンをWPC処理、ピボット加工してレバー比変更)
・クラッチレリーズ 純正改(本体内部WPC処理、ピストンDLC処理)
・ステップ WR´s


左側面です。

左右2本出しのマフラーもかっこいいですが、私はマフラーが無い側面の見た目も好きなので片側1本出しが好みです。

普段の面倒なメンテを楽々やるためや、旅先でのトラブル時などにセンタースタンド必須なこともあるので、スイングアームの補強やアンダーカウルは不要です。
スイングアームは純正をガンコート塗装して黒色にしただけです。

シートは純正品の張り替えです。
色合いも車体全体のカラーリングに合わせてデザインを考えました。
純正は着座位置が前下がりであるためブレーキングで前にズレるので、滑りにくい表皮にした他、スポンジの整形で前下がりを解消し、長時間ツーリングでお尻が痛くなりにくいように低反発ウレタンを入れています。
また、タンデム時に同乗者が前に滑りにくいように表皮も滑りにくいものにした他、後部シート前方真ん中に滑り止めのためのコブを作って貰っています。


斜め前からの全体像です。

ダエグ純正カウルは純正カウルステーを使用して取り付けています。トップブリッジとステムを制作して貰った時に取り付けられるようにネジ穴を開けてもらいました。
実は2台目からこのカウルを採用しており、事故したこともあって現在のカウルで4個目ですが、以前はホームセンターの汎用ステーを組み合わせてカウルステーを作って取り付けていました。

フロントフォークは純正品の加工品です。
スクーデリアオクムラにてインナーチューブをブルーレインボーに、アウターチューブをブラックカシマコート、シングルレートスプリングに交換等して貰い、それをベースに自分でオイルの粘度変更や油面調整をして変化を楽しんでいます。
アウターチューブにはワンオフ製作して貰ったカーボンカバーを取り付けています。

フロントフェンダーはコワースのカーボン製で、そのままでもいいのですが安っぽい感じがするため、上からブラッククリア塗装をして、カーボン柄を残したまま黒くツヤツヤにして貰いました。
・コワース カーボンフロントフェンダー

ミラーはキジマのTECH03ミラー ブルーグラス 新認定車両対応です。


よく、devilにこんなマフラーあるんですね、と言われます。
ワンオフ品にエンブレムを付けたバッタモノでは無く、れっきとした市販品のdevilレーシングレプリカサイレンサーです。
「パーツはポン付けせずにカスタムして取り付ける」というこだわりで加工しまくりなのでこのような姿になっています。
ワンオフでサイレンサーを作ればどんな珍しいものでもできますが、「市販品のあり得ない仕様だから珍しい」というのがこだわりなので、市販品しか使いません。
そして短いサイレンサーが流行りであるからこそ、真似せずに長いものを使っています。
艶の無いチタン製シェルを鏡面研磨→焼き色→サンドブラストで模様付け。

リアショックはアドバンテージショーワで、色換えだけしています。
・アドバンテージショーワ RS-γリアサスペンション

リアディスクローターはサンスター、残念ながらただのポン付けです。
・サンスター プレミアムレーシングリアディスクローター ※完売

リアキャリパーは純正ですが、外観を青くガンコートして、純正のスチールピストンにDLC処理して錆防止をしています。

バックステップはダブルアールズのベアリング入りのバトルステップtypeRで、車体全体のイメージに併せて黒×青×金にアルマイトしています。


古いdevilレーシングレプリカに少し前のモデルのテールカバーを移植しています。
移植にあたってはカバーは単なる樹脂でしたのでカーボンプロテクトにてカーボン化しています。

元々devilサウンドとは程遠い大人しいレーシングレプリカサイレンサーですが、マーベリックのインナーバッフルも装着しているので、そのまま車検通ります。

違法爆音マフラーが大嫌いなので、合法なのもこだわりです。
また、インナーバッフル効果で抜けすぎずに下のトルクもしっかり出ています。

・マーベリック MVスリット スポーツ(装着品は旧タイプ)


このキャリパー何?ってよく聞かれます。
あのブランドはありふれているので採用するつもりは無かったのですが、使い勝手とタッチが好みなので、それならとロゴを削ってSUZUKIのロゴを彫って、見た目を加工しました。

キャリパーの選定基準としてはマスターとの相性もありますが、それよりも毎回乗る度にバラして掃除とか面倒で出来ないのでダストシールと非スチールのピストンは必須です。
まぁダストシール無くても大丈夫って意見ありますが、それじゃ動きの良い高いモノを買う意味が……見た目はアップですが。
加工をしたことでこれも結局なかなかな値段に。

このキャリパーはダストシール付きでピストンがアルミのカシマコート?なので錆知らず、メンテナンスに比較的気を遣わなくても良いところがとても良いです。
目指す楽々メンテ車両にピッタリです。

パッドは色々使ってきた結果、今のところZCOO typeCがお気に入りです。

ディスクローターはサンスターのプレミアムレーシングです。

・ブレンボ ブレーキキャリパーP4
・ZCOO セラミックシンタードtypeC
・アクティブ キャリパーサポート
・サンスター プレミアムレーシングフロントディスクローター


ゲイルスピードtypeRです。
元々ポリッシュでしたが、磨くのも面倒なので黒くしました。
ただ洗うだけで良くなりましたし、派手なギラギラポリッシュが好みでは無いのでやってよかったです。

サンドブラストの上で黒くアルマイトしたので、艶消しブラックになっています。
そしてホイールスキンを貼ることでレーシーにしています。

アタッチメントは車体色に併せて青くアルマイトしました。

スポークの一部が赤いのは四輪用ホイールの真似です。

・ゲイルスピードアルミニウム鍛造ホイール【TYPE-R】リア ガラスコーティング

シャフト3本はクロモリです。
フロントはラジカル製。グリーンクロメートが好みでは無いのでレイデント処理で黒くしています。見えませんが。
・ラジカル クロモリアクスルシャフト
スイングアームピボットとリアは市販されていたいため、ワンオフ製作品です。

チェーンは江沼のThreeDで、チェーンルブを使わず、ほとんどクリーナーで洗浄することも無く、ただ乗る都度浸透潤滑剤を吹き付けて拭き取っているだけですが、汚れも少なく伸びもほとんど無く、既に7万km以上使っています。
・江沼チェーン ThreeD(スリード)チェーン 530Z

ドリブンスプロケットはゲイルスピードの専用スチールのものですが、色合いがニッケルメッキ?のような色で取り付けると浮きますので、黒くレイデント処理して使っています。
スチールなので細く、耐久性も高くてとても気に入っています。
・ゲイルスピード 専用スチールドリブンスプロケット


ダエグカウルの取り付け位置とカラーリングは違和感無いと思います。

ダエグ用のルーバーとJP-akaiのライトカバーの同時追加で怖い顔になりました。

・プレジャー ZRX1200DAEG用ヘッドライトルーバー
・JP-akai エアロライトカバー ※外部サイトが開きます。

マジカルレーシング ZRX用スーパーコートスクリーン

マスターシリンダーはよくある高級品をそのまま付けると他人とかぶって面白味が無いので、安い鋳造ラジアルを加工して取り付けているのですが、結局高級品買った方が安くなりました…。
が、特にクラッチ側は高級品と同等の操作感の軽さになっていますし、高級品のポン付けよりカスタムしたという満足度が高いです。

・ニッシン ラジアルブレーキマスターシリンダー
・ニッシン ラジアルクラッチマスターシリンダー


マフラー(エキパイ)はヨシムラ機械曲げチタンサイクロンですが、艶の無いチタンはイメージが違うので鏡面研磨した上で市販品にはあまり無いほど青く青く焼き色を付けて貰いました。
なお、ヨシムラにはサイレンサー差込口には変な角度が付いているのでdevilとの結合に鈴鹿のウィリーキッズさんにワンオフで角度付きチタンアダプターを製作して貰いました。

・ヨシムラ機械曲げチタンサイクロン(エキパイのみ)

各レーシングスライダーはアグラス製です。
・アグラス レーシングスライダー クラッチ タイプ2
・アグラス レーシングスライダー

純正オイルクーラーは社外品より容量が大きいため交換していません。
オイルラインはエンジンのサイド回しだと他の車種でもよく見るカスタムなので、逆にやり過ぎ感が出ないよう目立たないように純正と同じエキパイ裏の最短の取り回しとして、冬のオーバークール対策としてサーモスタットを途中に追加しています。

オイルクーラーガードは台湾のVAM社というメーカーのもののようです。
他メーカーはステンレスなので、黒が欲しくても塗装に思案しますが、これはアルミ製なのでアルマイトで黒くできました。


電波時計、シフトインジケーター、油温計、電圧計、デジタルフューエルメーター、グリップヒーター、i-con3を装着しています。
また、ELメーターの他、マスターシリンダーのタンクの下にLEDを仕込んで青いフルードを照らして、コクピットの照明にも統一感を出しています。
トンネルに入るのが楽しいです。

・BLR i-CON III インジェクションコントローラー
・デイトナ アクアプローバテンプメーター
・デイトナ アクアプローバコンパクトボルトメーター
・GI-pro ギアインジケーター
・プロテック デジタルフューエルマルチメーター
・キジマ グリップヒーター


▲ノーマルのGSX1400です。

この純正カラーを保っているので、現在の姿でも車種不明になってない(ダエグカウルのせいでそんなことも無いかもですが、丸目ビキニが好みでは無いので)のはこだわりです。
全塗装して全く違うカラーリングにしてしまうとGSX1400には見えなくなってしまいますし、カラーリングだけですごいカスタム車に見えてしまいますので。

遠くからでも大好きなGSX1400と分かることが大事なんです。

今後やりたいカスタム

終わりが無いのでもう終わり…強いて言うならリアショックの見た目の加工です。

■えぼごんさん、カスタムバイクコンテストへの参加ありがとうございました!
今回紹介させていただいた、えぼごんさんには、ウェビックで使える500ポイントをプレゼント!

 MOTO HACK掲載記事は、ユーザー投稿を構成・転載したものとなります。語られる効果・手法に関してはユーザー裁量によるものであり、そこで起きた不具合等に関してウェビックは一切の責任を負いかねます。

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