
システムヘルメットの利便性・高機能に魅力を感じ始めたWebikeスタッフのmiyaです。
皆さんはシステムヘルメットと聞いてどのようなブランドを思い浮かべますか?
SHOEI・LS2・ZENITH等、様々なブランドがありますが、中でもOGK KABUTOはIBUKI・KAZAMI・RYUKI等の様々なシリーズのシステムヘルメットを展開してきました。
そこで今回は、OGK KABUTOが作り出した新しいシステムヘルメット「RYUKI」をインプレッションしていきます。
少し前までOGK KABUTOを愛用していたWebikeスタッフmiyaがとことん調査しましたので最後まで目を通していただければ幸いです。
目次
まずはOGK KABUTOについて簡単におさらい!
Safety Meets Style
安全性能×スタイルの、独創的プロダクトへ。
OGK KABUTOのコンセプトは安全性能とスタイルを両立した独創的な商品づくり。
落下衝撃テスト、実走行テストなどを行うことで様々なデータを分析。
また、時代によって移り変わるデザインやスタイル等、ユーザからのニーズにもしっかりと応えながら、プロ仕様の商品や子供向けのシリーズ商品まで幅広く商品を展開しています。
独創的な発想でOGK KABUTOは常に「安全性」と「スタイル」を両立してどんな人にも親しまれているんですね。
これが“RYUKI”だ!!
【仕様】
・ヘルメット規格:SG
【スペック】
・T.P.S.(高性能サーモプラスチック帽体)
・ウェイクスタビライザー
・ベンチレーション
・眼鏡対応チークパッド
・マイクロラチェットバックル
・ウィンドシャッター
【重量】
RYUKI Lサイズ:約1,730g
※参考重量
SHOEI X-Fourteen Lサイズ:約1,697g
【価格】
¥33,000(税抜)
RYUKIの特徴を調べてみた。
3万円台で買えるシステムヘルメット……とても魅力的ですが、機能が良くないと買う気にはなれませんよね?
そこでRYUKIの機能を簡単にご紹介いたします。
UV&IRカットシールド
「んなことあるかも?テイジン」でおなじみの帝人株式会社の「高機能ポリカーボネート」をシールドの素材として採用。
これによりUV(紫外線)・IR(赤外線)を大幅にカットすることに成功しています。
また、この「UV&IRカットシールド」は太陽光の日射熱によって発生する温度上昇を抑え、ヘルメットの機能として最も重要なクリアな視界を確保しつつ、ヘルメット内部への熱伝導を低減させてくれます。
ブレスガードの大型化
従来のブレスガードよりも大型化させることで、換気性能の効率をアップ。
空気の入れ替えがこまめに行われるので、息でシールドが曇ったままという事態を防いでくれます。
また、インナーサンシェードとの隙間を少なくして視界の明るさも抑制、ライディング時のサポートもバッチリです。
インナーサンシェード搭載
照り返しの強い朝方や夕方、強い日差しの日中にはスモークレンズを採用しているインナーサンシェードを活用することで、眩しさを低減。
一日の大半を走りに費やすライダーや通勤・通学で朝方走る方にはうれしい機能ですよね。
ウェイクスタビライザー
ウェイクスタビライザーとは走行中発生する帽体付近の気流をコントロールし、負荷を軽減するKabutoの特許システムの事。
走行時に発生する乱流をヘルメット側面に装着したスタビライザーでコントロールし、直進時の安定性と首振りのスムーズさを生み出しています。
眼鏡対応チークパッド
OGK KABUTOと言えばこの機能!「眼鏡対応チークパッド」。
眼鏡のフレームが通る部分にスリットが入っているので、無理やり隙間にフレームを差し込む必要もありませんし、圧迫されて頭痛に悩まされる心配もありません。
他のメーカーも眼鏡対応の物が増えてきていますが、パッドの一部を削る工夫が必要だったりします。
その点OGK KABUTOのヘルメットは大半の帽体が標準でスリット入りなので眼鏡ユーザーにもオススメできますね!
実際に使ってみたよ!
使ってみないと効果が分からない!ということで私、通勤に使ってみました。
今回お借りした帽体はLサイズの物。普段はSHOEI X-FourteenのXLサイズを愛用しているので被れるか不安だったのですが、フリップアップした状態で被ってみると以外にもすんなりフィット……。
ジェットヘルメット状態にしていると頬回りを広げることが出来るので非常に楽に被れますが、フリップアップを下すと頬回り・側頭部付近がキュッと引き締まり、若干の圧迫感がありました。
しかし、痛いほどではなく程よく圧迫しているので不快な感じは全くしませんでした。
また、ブレスガードが大型化・サンバイザーの合わせ技で日中の日差しも全く気にせずライディングに集中することが出来ました。
気になる重さですが、数値上は普段使っているX-Fourteenの方が軽いのですが、重心を工夫している為か従来のフルフェイスよりも軽い印象がありました。
風の侵入を防ぐチンガードはネックウォーマーと組み合わせて使うと完全に風の侵入をシャットアウトしてくれるので首元が冷える心配も無く快適です。
システムヘルメットの構造上、風切り音が凄いと言う話もありますが時速50kmを超えたあたりから風切り音が発生します。
しかし、インカムなどで通話・音楽などを楽しむには一切支障をきたさないレベルかなと感じました。
高速道路での使用はできなかったので高速走行時の風切り音はわかりませんでした。
RYUKIならシステムヘルメットデビューにバッチリ!?
さらっと説明とインプレッションをしてきましたが……“RYUKI”結構すごくないですか?
利便性は完璧……だけど重くて首が疲れやすいといった印象の強かったシステムヘルメットですが、今回被ったRYUKIはシステムヘルメットの中では非常に軽く仕上がっており、普段自分が愛用しているX-Fourteenと比較しても遜色ない重さでした。
風切り音などの気になる部分は一部ありましたが、それを踏まえても3万円でシステムヘルメットが手に入ると考えたら非常にお買い得のように感じましたね。
また、OGK KABUTOのヘルメットは比較的軽い物も多いので、女性にもオススメですよ!
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