今回は、CB250Rに乗る「TT-R」さんのカスタムバイクをご紹介!

11/30までMOTO HACK!カスタムバイクコンテストエントリー受付中!アナタのアイデア(HACK)とやる気で、染め上げた自慢のカスタムバイクを語ってください!グランプリ獲得で10,000pt獲得のチャンス!

車両と自己紹介

【自己紹介・バイク紹介】
 バイク歴は本当に長い。何台乗り換えたのか分からないくらいだ。
還暦を過ぎて、体力・技量も落ちてきた。それに応じてバイクもダウンサイジングしてきたが、今後のことを考えて、さらに軽量なバイクをセカンドバイクとして購入した。CB250Rである。将来的にはメインバイクにしようと考えている。

カスタムのこだわり

面倒くさいけど、まずは純正ハンドルを改造してみたい。
なぜなら、幅が少し狭くなれば、それだけでも違和感は減ると思っているからだ。

【目指す方向性】
ぱっと見「純正そのもの」だけど、良く見ると「手間のかかった改造をしてある。」とマニアがうなる改造。

カスタムポイント紹介

ハンドルがやけに広くて低い。おそらく多くのオーナーが、違和感を感じて、「何とかしたい」と思っているのではないか?
バイクに慣れるうちに気にならないものもあるが、ハンドルは操縦性を左右するものなので、納得の出来るものにしたい。
手っ取り早いのがハンドルそのものを交換することだが、まずは純正の広すぎるハンドルを何とかしてみようと考えた。



ハンドルを取り外す。
ハンドルバーをいじる際に最初の関門が、純正バーエンドの取り外し作業である。
純正バーエンドを挟み込んで、力技で外している記事も見分けられるが、ここのボルトはインパクトレンチで一発で外れる。というか、他の方法では空回りをするので、インパクトレンチで外すのが正解である。
個人ではインパクトレンチは持っていないだろうから、ここは行きつけのバイク屋で外してもらうのが良い。数秒で終わる作業だ。
この作業を頼んで、やってくれないようなバイク屋だったら、今後付き合うのは止めよう。


次はグリップを外す作業だが、これは細くて薄いマイナスドライバーをグリップとハンドルの間に差し込んで、スプレー潤滑剤を噴射。
その後、ドライバーをハンドル外周に沿って回し、グリップにくっついているボンドを切り離す。ドライバーを抜いて、グリップを回すと残りのボンドが剥がれてグリップはするりと抜ける。

その次は、おそらく最難関となる制震バー(ウエイト)の抜き取りである。
引いても抜けないし、回しても抜けない。
理由は画像にあるように、留め金がハンドル内部で外れるのを防いでいるからだ。
引き抜こうにも、この留め金が穴に引かかって抜けはしない。
回しても中のバーだけが回って、留め金はズレてはくれない。
この留め金を押さえながら、引き抜けばいいはずだが、ご丁寧に上下に2つ着いているので、二つを押さえながら、引き抜くには2本の手では足りない。
ではどうするのか?


画像は外した制震バーの留め金を尖った金蔵帽の先端で押しているが、これがハンドルに入っている状態で、穴の上から、尖った金蔵帽の先端を打ち込んで、留め金を平たくしてしまう。
上下2つの穴の留め金をぶったいて、平たくしてしまうと制震バーは引くだけで抜けてしまう。
内部のゴムが抵抗する場合は少々力を込めて引き抜こう。もちろん、バーエンドを仮止めしておいて、バーエンドごと引き抜くのである。


お次はハンドルバーのカットである。
本当は左右20mmずつ切り落としたかったが、ファットバーの純正ハンドルは途中からテーパーになっているので、長めにカットするとブレーキレバーホルダーなどが付けにくくなる。
そこで妥協して16mmほどカットする。
ハンドルを金鋸でカットするときはカットしたい場所にテープを一周させる。
曲がっているハンドルは真っ直ぐに置けないので、垂直に切り落とすのが難しく、斜めになりやすいからだ。


ハンドルをカットしたら、次はホルダの回り止め穴を開ける。
16mm内側に5mmの穴をドリルで開ける。
ここもまず空ける場所にマスキングテープを貼って、その上にマジックで印を付けて、ポンチで凹みを付けてから、2mmのドリルで小さい穴を開けて、次に5mmのドリルを開ける。
ポンチを打つ場所にマスキングテープを貼っておくのは丸いハンドルからポンチがズレないようにするためである。

カットしたハンドルエンドや開けた穴にはやすりをかけて、さび止めのタッチアップを塗っておく。


カットして短くなったハンドルを取り付ける。
取付角度は標準位置より少しだけ上に上げる。
その方が私にはしっくりきたし、標準位置だとハンドルを左一杯に切った時、ウインカーボタンがガソリンタンクと接触する。

各パーツを本締めした後、ポジションを確認。
バイクに跨がってハンドルを握ると、バイクがコンパクトになったかのような印象を受ける。
ハンドル幅が狭くなり、ハンドルが上に来たことで、私にとっては自然なポジションに近づいた。

・試乗
峠を含めて70kmほど試走する。
快適である。峠も走りやすい。より深くバンクしているのか、タイヤもへり近くまでつかっている。
やはり純正は私にとっては広すぎたと思う。
手間のかかった改造だったが、やって大正解!

さて、制震バー(ウエイト)はどうしたかというと、取り去ってしまった。
軽量が命のCB250Rにとって、左右で800g超にもなる制震材は重すぎる。
外してしまえば、振動は増える理屈だが、私にとっては許容範囲だ。
振動は車体やステップにも出るので、ハンドルだけ制震しても効果は限定的である。

さて、制震バーを取り外すと重い純正バーエンドも付かない。

そこで軽量なバーエンドを付けよう。

【まとめ・ポイント】
軽量さで選ぶなら、キジマの「バーエンドキャップ ナイロン」の黒。
順製鉄ハンドルに適合するのは「204-110」の方。

もう少しオシャレしたい方はアルミ製でボディ色と同じ色のヤツを選ぶといいだろう。

選ぶポイントはハンドル内径に合わせること。
ハンドルはアルミと鉄で内径が違う。
純正の鉄ハンドルに着ける時は内径の大きい方である。

今後やりたいカスタム

軽量が命のCB250Rとしては重い純正マフラーから、軽量な社外品マフラーに交換すると3から4kgの軽量化が出来る。
重量とデザインとお値段をよく考えながら、エキゾースト交換を考えていきたい。

TT-Rさん、カスタムバイクコンテストへの参加ありがとうございました!
今回紹介させていただいた、TT-Rさんには、ウェビックで使える500ポイントをプレゼント!

この記事にいいねする

今回紹介した製品はこちら

コメントを残す

今回紹介したブランドはこちら