
土を巻き上げながら荒れた路面を走り抜けるオフロードバイク……自分もやってみたい!と思った方はいませんか?
「オフとか走ったことないし、不安だらけ」「上手い人たちの邪魔になってしまいそう……」そう考える方も多いと思います。
そんな方たちに是非ともオススメしたいのが「キャンパスオフロードミーティング」通称:キャンオフです。
今回のマガジンではキャンオフについての簡単な説明と、実際にどのようなイベントを行っているか詳しく紹介していきたいと思います。
目次
まず初めに「キャンオフ」とは!?
キャンパスオフロードミーティングの略称であるキャンオフは初心者ライダーにオフロードの魅力を伝える事を主としたイベントです。
オフロードが盛んだった時代に学生の交流の場として開催されたのが元となり、現在ではキャンオフ東日本とキャンオフ西日本の二つのグループに分かれてイベントを開催しています。
イベントの開催回数は東西で数回開催されており、2020年はキャンオフ東日本が4戦、キャンオフ西日本が3戦のスケジュールになっています。
キャンオフの現在の活動目的は
- 各大学の学生やそのOBとの交流
- レース未経験者でも気軽に楽しく参加できるレースを開催
- オフロードバイク乗りの交流を深め、お互いの情報交換
をモットーに活動しており、運営側の学生やOBたちは常に参加したライダー全員が楽しかったと思ってもらえるように催し物などにも工夫を凝らし、毎回にぎやかなレースを開催しています。
キャンオフって具体的に何やってるの?
にぎやかでお祭り騒ぎみたいに盛り上がるキャンオフですが、具体的に何を行っているのかというと……。
- エンデューロ
- スプリント(通称:モトクロス)
- スクール
- フリーライド
この4つがキャンオフで行われる主な種目になります。
ここでは4種目についても簡単に触れておきましょう。
エンデューロ
エンデューロとは、林道や山道を含む未舗装の長距離周回コースで速さを競う耐久レースの事を指し、耐久性・大型の燃料タンクなどを備えた「エンデューロレーサー」と呼ばれる車両を使います。
オフを知らない方へ超簡単に説明すると……。
大自然の中を長い距離走るレースという位に思ってくれれば大丈夫です。
大きな岩が多いセクションや、丸太を越えるセクションなど、自然によって作られた難所を攻略していく楽しさが魅力です。
スプリント(通称:モトクロス)
スプリント(通称:モトクロス)とはモトクロッサーと呼ばれる公道走行不可車両を使用して、ジャンプ台や急カーブといったセクションを設けた未舗装路を如何に早く周回できるか競うレースです。
コース自体はエンデューロよりも遥かに短く、短時間で決着が決まるレースなのですがスピード感あふれる展開が多く、興奮すること間違いなしです。
スクール
オフロード初心者の為に開催されるスクールで、各大会のゲストライダーが講師をしてくれます。
エンデューロ、スプリント、トライアル等のトップクラスライダーからのオフロードのテクニックなどを聞ける特別授業です!
主に学生が参加するイベントですが、一般の方でもスクールに参加が出来ます。
休憩時間などに自分の苦手としているセクション等を相談すると親身に教えてもらえる事も……!?
フリーライド
レース形式ではなく、決められた時間帯に自由にコースインして走行が出来るスタイル。
体験走行や、小さな周回コースをタイムアタックしたりと何でもできるのがフリーライドの魅力の一つ。
レースでは無いのでオフ初挑戦!って方にもオススメの企画です。
他のオフロードレースではありえない珍しいレース!?
レアな企画?何それ?という方もいらっしゃると思うのでまずはこちらの写真を見ていただきましょう。
オフロードに似つかわしくない車両がチラホラ……。
これは先ほど紹介したスプリントレース内で開催される「街乗りクラス」と呼ばれる部門。
街乗りで使われる車両ならOKという事で、カブ・PCX・シグナスX・NS-1・VTR1000F・CBR1000RR等々、オフでは絶対に見かけない車両が荒れた路面を駆け抜けます。
中には肩車(文字に車と付いているから車両扱い)や自転車で参加するライダーもいるみたいです。
キャンオフだからこそ開催できる「笑いあり、魅力満点のおふざけレース」と言えるでしょう。
リッタークラスのオンロードバイクが駆け抜ける姿は必見ですよ(笑)。
Webikeスタッフもキャンオフに参加してみた!
実はこのキャンオフ、Webikeスタッフも何名か参加していたりします。
先日、信州マウンテンパークで行われたキャンオフ東日本主催による5時間耐久エンデューロレースにも参加していました。
オフ走行二日目の初心者スタッフが居たこともあり、結果はスポンサークラス4位。
表彰台は難しかったですがキャンオフというイベントを存分に楽しむことが出来ました。
今回のオフロードレースが人生で2回目だった新人スタッフにキャンオフの感想を聞いてみました!

スタッフ
Y・N君
最初こそプレッシャーに怯えていましたが、実際に参加してみると自分の考えていた「レース」と「キャンオフ」の雰囲気は異なり「イベント」に近い印象でした。
休憩中はアウトドアっぽいことをしながらご飯を食べたりいろいろな方と話したり。
コースを走っている時は数えきれないほど転倒しましたが、その度に励ましの言葉を参加者の方からいただき、人生で一番「頑張って!」と言われた日になりました。
みんなでワイワイはしゃぎながらオフロードレース楽しむ。
そんな空気感だからこそ、初心者の自分も楽しむことができたのだと思います。
今後もWebikeスタッフはキャンオフに顔を出す可能性がありますので、見かけた際は是非声を掛けてみてください。
バイクに関するご相談でしたら可能な限りお答えいたします(笑)。
観戦するだけでも全然OK!興味が出たらそのまま体験してみよう!
最後にキャンオフの雰囲気が伝わる!?かもしれない動画をちょこっとだけ……。
初心者の方が無事に走れるようにコース内を周回しているマーシャル担当の学生さんや、間近で見ているお客さんもサポートしてくれますので、困った時は力になってくれます。
ちょっと興味あるけど……って方は是非一度見に来ては如何でしょうか?
次回の開催予定日は11/29日(日)に長野県にある「ワイルドクロスパークGAIA」にて東日本、西日本合同で開催されます!
東西が一堂に会するキャンオフ最大イベント、お祭りの様に盛り上がる事間違いなしです!
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