
文/Webikeバイヤー:凧(たこ)
インナーがあったかいってインナー(いいなぁ)
11月なのにポカポカ暖かい日が続いていて、防寒対策をお忘れのライダーも多いのではないでしょうか?
冬の防寒というと、ついついジャケットや電熱ウェアなどのアウターに目が向きがちですが、忘れてはいけないのがインナー!
最近では保温成分を配合するなどして、インナーを着るだけである程度暖かくできるようになってきました。もっとも身近なものとしてはユニクロのヒートテックなどがそうですね!
インナーが暖かければ、アウターやミドルウェアで厚着をする必要が減り、より身軽にライディングできるようになります。
今回は、冬のライディングの必需品あったか系インナーのおすすめを紹介です!
目次
地肌に直接着る「インナー」とは?
一口に「インナー」と言っても、各社様々な素材を使って工夫を施しており、すべて同じではありません。
ただ、多くのインナーに共通するのが、人が発する熱を閉じ込めて暖かさをキープするという原理で作られているということです。
また、世間一般的なインナーとの違いとして、バイク特有の防風性を意識したインナーが多いのも特徴。普段使いのインナーでは、この防寒性に対する能力が足りないこともしばしば。
実は、人間というのは冬でも汗をかきます。高機能なライディングインナーは、その汗を吸収して熱に変換したり、吸水速乾効果で汗冷えを予防できたりと、ライディングで助かる効果が盛りだくさん!
これが、防寒インナーを着た瞬間の暖かさの正体!そして普通のTシャツとの違いです。
冬のバイクにおすすめ「インナー」
GOLDWIN:ゴールドウイン|光電子シリーズ
ゴールドウインのインナーで採用されている『光電子®繊維』はあたたかさを逃がさない中空繊維で、人の体温を吸収し、遠赤外線を活用し効果的に体に輻射する素材です。遠赤外線と体温によって肌表面を保温し、かつ吸汗・速乾に優れ、汗冷えも解消して快適な環境を保つことが可能です。
この遠赤外線を活用して直接人体を「保温」することで快適なぬくもりを生み出し、暑くなり過ぎずにあたたかさを自然にキープできる点が、汗などの水分を吸収して発熱する繊維による「加温」との大きな違いです。
洗濯しても、乾きが早いのもうれしいポイント!タイプも豊富なのでいろいろ選べます!
また、ストレッチ性にも優れているので、スポーツ走行される方にもおすすめです。
ROUGH&ROAD|もちジョイ/もちはだ
極厚地の生地に、旭化成の吸収発熱性・調湿機能に優れたサーモギア糸をプラスしたインナーウェア。特別な製法で仕上げられたハイロフト生地は、体表からの暖かい空気を逃がさず、厳冬期のライディングを強力にサポートしてくれます。
まるで「毛布に包まれているような」やわらかな肌ざわりと高い保温力を誇り、防寒起毛肌着として発売から40年もの間、幅広いユーザーから高い支持を得ているのも納得のインナーです。
「極厚地」と「超極厚地」の2種類をラインナップしており、抜群の暖かさを求める方には「超極厚地」がおすすめです。
重ね着におすすめ「ミッドインナー」
地肌に直接着るインナーに加え、防風性に優れた「ミッドインナー」を着用すればまさに、鬼に金棒。
正しい重ね着で暖かさを逃がさないようにすれば、冬は意外と快適になるものです。
カドヤ|HRT5 VEST [K’S LEATHER & K’S PRODUCT]
シンプルなデザインに極厚の防風生地を用いたカドヤの防寒ベスト。
表地裏には透湿防水フィルムと共に380gの極厚フリースを配置し、非常に高い保温性を誇ります。
アウターとインナーのファスナー位置が一直線だと走行風が入りやすいため、ファスナーをオフセットしています。そのおかげで、防風性がアップし冷えやすい首元を冷気から防ぐことができます。さらに、バイクの乗車時に腰が露出しないように後ろ下がりの設計で、防寒対策の工夫がいくつも施されています。
袖がないため、タイトなジャケットを上に羽織ったとしても窮屈感が無く、タイトに着るのがかっこいいと言われている革ジャケットとの相性はサイコウに抜群です。
ROUGH&ROAD:ラフ&ロード|WGプリマロフト チタンインナージャケット
チタニウムナノ加工裏地と、中綿には超軽量・究極の防寒素材プリマロフトを採用し、W効果で抜群の保温力を兼ね備えたインナージャケット。
プリマロフトとは、羽毛に代わる画期的な超微細マイクロファイバー素材で、「羽毛のように軽くて暖かい保温性」と「柔軟性と速乾性」を発揮。また、羽毛にはない撥水性がある為、水に濡れてもロフト(かさの高さ)を失わず常に保湿性を維持し、体温が奪われるのを防ぎます。
オールシーズン対応ジャケットとの併用はもちろん、ジャケットを着なくても羽毛を凌ぐ高いパフォーマンスを発揮する『ラフ&ロード独自のチタンインナーシリーズ』で、抜群のあったかツーリングが楽しめるはず!
RS TAICHI:アールエスタイチ|ウォームライド【ジップシャツ/フーデッドシャツ】
きめ細かな肌触りが特徴の裏起毛生地を全面に使用し、あたたかさと着心地の良さを兼ね備えたインナージャケット。
身体の動きを妨げないストレッチ素材で、ライディング時の動きにストレスなく着れる一着となります。
また、前開きのフルジップファスナーを採用しており、外出先での着脱も容易になっているため、気温にあわせたレイヤリングが可能です。
サイズ・カラー展開はもちろん、フードの有無でスタイルを選べるため、愛用のアウタージャケットに合わせて着こなしが楽しめます。
KUSHITANI:クシタニ|ミッドパーカー
素材のストレッチ性と立体カッティングで高い運動性を実現した、フード付ミッドレイヤー。
こちらも身体の動きを妨げないストレッチ素材で、立体カッティングで着心地もよく、更に裾にはドローコードがあり、更に親指を通せる長めの袖丈で手首までカバーし、防風性も十分な機能的なジャケットです。
防風のフーディーとして1着このままでもお使いいただけますし、真冬は愛用のアウタージャケットに合わせることも可能です。
季節問わず、オールシーズン着れるミッドジャケットとして、コーディネートも楽しめる一着です。
KUSHITANI:クシタニ|ミッドジャケット
単体でも着用できる、スムース防風素材のミッドレイヤー。
アクセントとしてクシタニロゴがあしらわれたシンプルなデザインで着心地も軽く、普段使いにも便利な一着で、更に親指を通せる長めの袖丈で手首までカバーできたり、ジャケット内の暖まり過ぎた空気を排出する「レーザーアウトレットベンチレーション」も備わったジャケットです。
ストレッチ性があり、レイヤード時も運動性を妨げず、季節問わず、オールシーズン着れるミッドジャケットとしてオススメの一着となります。
快適な冬バイクを実現するには「インナー」も重要!
インナーは縁の下の力持ち!冬も快適に過ごすには、ライディングジャケットなどのアウター、防風性に優れたミッドインナー、そして素肌に着用するインナーの3種類を組み合わせることが重要です。
インナーやミッドインナーは見た目の薄さから軽視されがちですが、その役割から考えると非常に重要な役目を負っています。
快適な冬×バイク実現のためにも、冬ウェアはトータルで考えましょう!
Webikeには冬でもメッシュジャケットで過ごす短パン小僧的猛者がいますが、彼はもしかしたらインナーとミッドインナーの使い方が上手いのかもしれない……。
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2024年秋冬アパレルも新作が盛りだくさん! 寒い季節こそ、真のバイクライダーの腕が試されるとき。防寒対策もスタイルも妥協しない秋冬ウェアで、最高のライディングシーズンを迎えましょう!
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