東京モーターサイクルショーのヤマハブースに、WR250R/X、セロー250、RZ250という3車種の外装キットが展示されていた。WR250R/Xとセロー250はヤマハが2026年モデルで展開しているヤマハ創立70周年カラーで、RZ250は初期型の「ニューパールホワイト」だ。この外装キットについて担当の方にお話を伺った。
生産終了後に新色登場! WR&セローのヤマハ70周年カラー
東京モーターサイクルショーのヤマハブースに展示されていた3車種の外装キットだが、WR250R/X、セロー250はワイズギアの外装キットとして企画されたものだという。カラー&グラフィックは新作で、ヤマハが創立70周年カラーとしてYZF-R系に展開しているカラーを採用している。
ワイズギアはこれまでもSR用やXSR用などの外装キットを販売しており、ファンの心を掴むラインナップには定評がある。WR250R/X、セロー250共に車両の生産は終了しているが、現役で走っている車両は少なくない。そして、オフロードバイクであるが故に、外装を傷めている車両も多いはずだ。
そんな、「そろそろ外装を新しくしたいな」と考えているオーナーにとって、今回のヤマハ創立70周年記念カラー外装は非常に魅力的な企画。新車としては存在しなかったカラーというのもマニア心をくすぐるはずだ。
この外装キットはライトカウル、フロントフェンダー、シュラウド、サイドカバー、テールカウルというポリプロピレン製のパーツ。ヤマハ創立70周年カラーの他モデルと同様に、ホワイトをベースにレッドとブラックのストロボラインがデザインされている。
発売時期などは未定とのことだったが、既に製品クオリティであると言える仕上がりを見せていたので近く販売がアナウンスされるのではないだろうか。
WR250R/X
セロー250
RZ以外もやる?! ヤマハの部品復刻プロジェクト
さて、問題は初期型RZ250(4L3)型の外装である。テールカウルとサイドカバーが展示されていたのだが、この外装はワイズギアの企画ではなくヤマハ本社の企画とのこと。これはヤマハの新しいプロジェクトであり、資料には「Yamaha Motor Iconic Collection-部品復刻プロジェクト-」と記載されている。
このプロジェクトは「ヤマハ発動機が手掛ける絶版車向けの補修部品を復刻再生産するプロジェクト」とされており、今回のRZ250の外装はこの企画の第1弾となる。このプロジェクトはユーザーの声も反映させていく予定で、「Yamaha Motor Genuine Garage」という新しいウェブサイトを軸にして展開していく予定とのこと。
この初期型RZは1980年の発売で、1983年にはRZ250Rにモデルチェンジし生産が終了している。生産終了から43年が経過しており、当然純正の外装パーツの新品など入手困難だ。ネットオークションなどに出品されていることもあるが、大抵は傷ついて色褪せ、割れてしまっている。社外品のFRP製なども販売されているが、当然高価で無塗装が基本。
今回展示されたRZ250のテールカウルとサイドカバーは、なんと新たに金型を起こして製造された新品パーツだという。しかも、当時のパーツ弱点を考慮して再設計されており、精度や強度においても進化しているそうだ。つまり、単なる復刻パーツではなく、現代の技術で設計・製造された新規パーツなのである。
販売に関しては未定とのことだが、金型まで製作して販売しないということは考えにくい。カラーリングのバリエーションや無塗装などのバリエーションも期待できるので、パーツの供給に困っているユーザーは期待して待っていて欲しい。
この部品復刻プロジェクトはRZだけではなく、他の車種についても先にも触れた「Yamaha Motor Genuine Garage」を通して得たユーザーのニーズに応えていきたいとのこと。外装だけではなく、電装やエンジンのパーツなどの復刻も可能性はあるとのことなので、今後の展開に期待したい。
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