日本での知名度はゼロに等しい中国のチェーン&スプロケットメーカー「CHOHO(チョーホー)」。しかし、中国ではシェア8割を誇り、ホンダを筆頭に数多くの日欧メーカーに純正採用される巨大メーカーなのだ。そして今回、大阪モーターサイクルショーで発表された「CB400スーパーフォア Eクラッチコンセプト」にも、CHOHOのチェーンとスプロケットが装着されていたのだ。
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本社があるのは“ビールの街”?
先の大阪モーターサイクルショーで華々しくデビューし、大注目を集めているホンダの「CB400スーパーフォア Eクラッチコンセプト」。そのドライブチェーンとスプロケットに刻まれた「CHOHO」という文字に気付いた方はいるだろうか?
このCHOHOとは、1999年に設立された中国屈指の巨大チェーンメーカー・青島征和工業のこと。本社およびメインの工場はビールで有名な中国の青島(チンタオ)市にあり、上海や浙江省、さらにはタイにも2つの生産拠点を持つグローバル企業だ。中国の国家認定企業技術センターであり、これまでに300件以上の特許を取得するなど 、世界トップクラスの設備と卓越した研究開発力を背景に成長を続けている。
生産品目はモーターサイクル用のドライブチェーンやスプロケット、エンジン用カムチェーンにはじまり、4輪車用のタイミングチェーンシステム、産業用や農機具用チェーン、さらには自転車やチェーンソー用に至るまで、およそチェーンと名の付くもののほとんどを手がけているという。
中国シェア80%が実証する高品質
その強みは圧倒的なシェアと品質の高さだ。中国のモーターサイクル用チェーン市場では約80%という驚異的なトップシェアを誇り、取引先はホンダ、ヤマハ、スズキといった国内メーカーをはじめ、BMW、KTM、ピアッジオなど、世界のトップメーカーに純正チェーン/スプロケットを供給しているのだ。
製品力も高く、シールチェーンでは一般的なOリング(リップが1つ)やXリング(リップが2つ)に加え、3つのリップでグリス漏れを防ぐチェーンを「スター(星)リング」の名で展開。また、ブッシュを一体成形することで巻きブッシュのようなたわみを抑え、ピンとブッシュを完全密着させ偏摩耗を防ぐ「ソリッドブッシュ」や 、ピン表面の硬度と耐摩耗性を向上させる「CrV(クロムバナジウム)処理」などの技術も高評価を得ている 。真空状態で給油することでチェーンの隅々まで特殊な耐摩耗グリスを浸透させ、寿命を30%延ばすことにも成功しているという。
こうした品質や技術から、ホンダのグローバル調達システムにおける重要サプライヤーとして「優秀品質賞」や「優秀サプライヤー賞」を何度も授与されているなど、両社は強固な信頼関係を築き上げてきた。さらに2025年からはモトクロス世界選手権でホンダファクトリーチームのオフィシャルスポンサーを務めており 、ワークスマシンのCRF250RW/CRF450RWにもCHOHOのチェーン&スプロケットが供給されている。
実績を積み、ホンダとの信頼関係を構築
そんなCHOHOがCB400スーパーフォア Eクラッチコンセプトに装着された経緯は、やはりここ数年の両社の関係性にある。125ccクラスのコミューターでは20年以上前からホンダの中国生産車(五洋ホンダや新大州ホンダ製)に採用されていたCHOHOだが、400ccクラスに採用されたのはここ5年ほどなのだという。
その当時のホンダはミドルクラスの車両生産を中国で行うため、ドライブチェーン/スプロケット、カムチェーンなどを現地調達すべくCHOHOとの共同開発を実施。この製品は並列2気筒エンジンを搭載するCBR400R/CB400F/CB400XにOEM採用され、3年前から量産されているのだが、今に至るまでチェーンに起因するクレームは全く起きていないのだという。
この2気筒シリーズに供給した製品が非常に高い評価を受けたことで、新型CB400SFコンセプトでもホンダとCHOHOは継続してタッグを組むことになったのだという。しかも今回は軽量化と燃費の向上を目的に、520サイズながらプレートをより薄型とした新型チェーンを3年の歳月をかけて共同開発している。ホンダとの結びつきはより強固さを増しているのだ。
新型CB400SFの生産工場はまだ明かされていないが、状況的には日本の熊本製作所でほぼ確定。いままでCHOHOを採用してきたホンダ車はすべて中国生産だったため、実現すればCHOHO初の日本生産車へのOEM供給となる。マザー工場と呼ばれ、生産品質で全世界のホンダ工場の範となっている熊本製作所への納入となれば、国産メーカーに比肩するクオリティとのお墨付きを得たと言ってもいい。
この新型CB400SF Eクラッチコンセプトへの採用をきっかけに、CHOHOは日本市場への本格参入を検討しているとのこと。我々がアフターマーケット製品として、同社のチェーンやスプロケットを目にする日もそう遠くないのかもしれない?
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日本だけでも一流のチェーンメーカーが三社もあるのになぜわざわざ中華製のものを使うかって、もともとバイク自体が中華製というのもあるが、単に価格が第一だろう。
もちろん中華製=粗悪とは限らないが、俺なら多少金が掛かっても日本製に替える。
GB350Sを購入した時にノーマルのDIDチェーンがあまりにシャラシャラうるさいので、
同じDIDのVXに変えたら、静かになっただけでなく軽やかに後輪が回ってるのを体感できた。
チェーンは並品も高級品も外観では大差がないけど、性能はまるでちがう。
DIDやRKがあるのでわざわざ中国製は要らない。少し高くても日本製を買うよ。
こんなイカれた物価高の時代、なんでもかんでも中国毛嫌い論に与してる場合でもなかろうし、ましてや純正品採用された品物とあっては、一度くらい自分のバイクで試してみたいと思う
大メーカーに採用されてるから、さらに言えばワークスマシンに採用されていたって高性能とは限らない。
実際、四輪のハナシだけどWRC(世界ラリー選手権)のワンメイクタイヤが韓国メーカーに変わった途端に
タイヤによるトラブルやリタイアが続出してドライバーからも苦言が呈される状況になってる。
採用されるには性能以外の政治的理由がある。
性能にこだわりたいなら日本製に替えるのがいい。
今まで積み上げてきた経験と知識、技術力が違うからね。
まあ純正部品とアフターパーツは違うもんだけど、純正で採用されるってことは一定の品質はあるわけだ
>>さらに言えばワークスマシンに採用されていたって高性能とは限らない。
バッジエンジニアリングという文化があるから、刻印だけCHOHOで
物自体はD社の手組みチェーンというのもありえない話ではないよね。
マフラーなんか典型で、A社だのS社だのステッカーが貼ってあっても、
作ってるのは量産車のマフラー生産を請け負ってる協力会社というのは定番。
Webikeって嫌中おじさん多いね