デイトナが独自に開発したオリジナルヘルメット・DNシリーズ。ジェットヘルメットは2モデルがラインナップされているが、今回はネオレトロなスタイルで、シンプルかつ軽量な「DN-007PJ」の機能性と被り心地をインプレッション。
軽さとシンプルさはDNシリーズ随一
シェル(帽体)にエアインテーク・エアアウトレットを装備せず、オーソドックスなスタイリングを採用しているジェットヘルメット「DN-007PJ」。チンガードがないのでプロテクション性でフルフェイスタイプに及ばない点はあるが、その分だけ軽く仕上がっている。さらに顔全体をカバーするシールドも装備せず、開放感は抜群だ。
そのシェル素材には高強度ABSを採用し、日本の安全基準SG規格をクリア。前頭部に3点ホックを装備し、バイザーやバブルシールドなどの装着が可能で、後頭部にはゴーグルベルトを固定するスナップボタンバンドも装備。カスタムバイクやヴィンテージバイク、スクランブラーから原付と、さまざまなスタイルのバイクに合わせたカスタムがしやすいのも特徴になっている。
また、通常のシールドは装備していないが、目の周辺をカバーする収納式シールドを標準装備。インカムのスピーカー装着に対応したスピーカーホールも装備している。
カラーはマットブラックとホワイトの2色。サイズはS、M、L、XLの4サイズ。収納式シールドのオプションカラーとして、クリアー2200円、スモーク2750円をラインナップ。補修パーツとして内装セット4400円も設定されている。
軽量ながら安心を感じる被り心地
普段のサイズと合わせて、「DN-007PJ」もMサイズ(57-58cm)を着用した。Mサイズの実測値は1087g。エアインテーク・エアアウトレットは設置されず、収納式シールドを装備しているが、かなり軽量なジェットヘルメットに仕上がっていると言える。
手に取って軽く、着用しても軽い被り心地だった。ただし、ライナー(衝撃吸収材)の厚み(高さ)があり、Mサイズとしてはタイト目なフィッティング。前頭部・頭頂部・後頭部がライナーとしっかりフィットし、頭を上下左右に振ってもシェルはズレず、それでいて締め付けられて痛みを感じることもなかった。また、あご紐を留めるDリングは、あご紐の締め具合の細かい調整が可能で、適正な状態やライダーの好みの状態での固定がしやすい。
「DN-007PJ」の軽さとタイト目のフィッティングが頭との一体感を高め、個人的には安心感のある被り心地として感じられた。
シンプルさと機能性が両立したネオレトロなジェット
顔全体をカバーするシールドを装備していないので、開放感は抜群。また、エアインテーク・エアアウトレットは装備していないが、3点ホックが前頭部に設置されていて、そこが風切り音の発生個所になるのでは? と思っていた。実際、50km/hくらいから耳元で風切り音が聞こえるようになってくるが、市街地走行時(タウンスピード)では風切り音がよく抑えられていて、ジェットタイプとしては静粛性が高いと思った。
収納式シールドは操作性もよく、不意の降雨などで視界確保に貢献する。シールドは湾曲しているが視界に歪みはないのも好印象だ。ただし、視線を下に向けた時にシールド下端が視界に入ってきて、それが気になることもあった。個人的には、逆光や強い日差しにも瞬時に対応できるサングラス代わりとなるので、標準装備のクリアーからオプションカラーのスモークに変更したいと思った。
「DN-007PJ」はシンプルなネオレトロスタイルながら、現代的な快適性と利便性を兼ね備えている。さらに、ゴーグル使用に対応したり、3点ホックでシールドやバイザーの装着が可能だったりと、バイクに合わせてヘルメットのスタイルもカスタムできる。価格も1万1880円と求めやすい設定ながら、しっかり作り込まれていて、コストパフォーマンスもかなり良好なジェットヘルメットと言える。
DAYTONA DN-007PJ詳細
・価格:1万1880円
・カラー:マットブラック、ホワイト
・サイズ:S、M、L、XL
・規格:SG
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