【PR】株式会社デイトナ 文:栗田晃

ツーリング中に仲間と会話できる上にナビゲーションの音声も聴けるインカムは、快適性と実用性の両面から多くのライダーに支持される人気アイテムだ。性能と機能性の向上は製品の魅力度アップに重要な要素だが、覚えなくてはならない項目が多すぎるとストレスを感じることもある。デイトナ「DTシリーズ」の新製品となるDT-E2は、コミュニケーションツールとしてハイレベルなスペックを持ちつつ、ユーザーにとって分かりやすく使いやすい実用性能を追求したユーザーフレンドリーなインカムである。

多機能化は魅力だが複雑な操作がストレスになることもある

バイク用インカムは、走行中に仲間と会話ができる便利なコミュニケーションツールだ。景色の感想を共有したり休憩のタイミングを相談でき、信号待ちで隊列が途切れても慌てず合流できツーリングの楽しさと安心感が大きく向上する。
近年のモデルはBluetooth接続によるスマートフォン連携をはじめ、ナビゲーション音声の再生、音楽ストリーミング、多数のライダーを同時に接続する通信方法など高度な機能を備えるようになり、単なる通話機器の枠を超えた存在へと進化している。
その反面、機能が増えるほど操作は複雑になる。ヘルメットをかぶった後のインカム操作は手探りで行うことになるため、短い信号待ちの中で的確に使いこなせるまでに時間がかかるケースも少なくない。
インカムを日常的に使い慣れているライダーなら問題はないかもしれないが、ビギナーライダーや久しぶりにバイクに復帰したリターンライダーが「便利そうだから」とインカムを購入したのはいいが、操作が難しくてかえってストレスを抱えてしまうようでは本末転倒。
高機能製品の中には、メッシュ通信という方式で10人以上と同時接続できるインカムもあるが、実際のツーリングでそれほどの大所帯で移動する機会はなく、せいぜい2~5人程度というケースが多いのではないだろうか。
もしそうなら、高機能→操作が複雑→高価格帯になりがちな製品より、必要な相手と確実に会話できること、スマートフォンのナビ音声が聞こえること、音楽を楽しめることなど、基本機能がしっかり使えることの方が重要になるだろう。
要するに、多くのライダーにとってインカムとは「必要な機能を備え、それを迷わず使えること」が最も価値の高い要素なのである。

開発コンセプトを明確に、インカムの原点に立ち返ったDT-E2

【DAYTONA DT-E2ワイヤーマイクユニット 商品番号25041 標準価格29,700円】

・仕様:本体 - 電源   電池式リチウムイオンバッテリー
    充電端子 USB Type-C
    寸法   L115×W50×H33(mm)
    重量   60g
    動作温度 -10℃~50℃
    Bluetooth - 最大通話人数   6人(DT-E2同士)
         最大連続使用時間 12時間以上
         最大通信距離   1500m(DT-E2 1対1の場合)
         バージョン    6.0(クアルコム社製QCC3095)
         送信出力     Class1 ×1
         対応プロファイル HSP / HFP / A2DP / AVRCP
・商品内容:本体ユニット ×1
      本体固定用面ファスナー(オス/メス)×1
      スピーカーケーブル ×1
      スピーカー固定用面ファスナー ×2
      スピーカー位置調整パッド ×2
      USB Type-C ケーブル ×1
      アルコールクリーナー ×1
      ワイヤー型マイク ×1
      ワイヤー型マイク固定用面ファスナー ×1

本体ユニットとスピーカーケーブル、ワイヤー型マイクを接続した状態。高音質を実現するシルクダイヤフラムを採用した標準付属スピーカーサイズは外形φ40×厚さ10.4mm。さらに小型のスピーカーを希望する場合、オプション部品として外形φ28×厚さ6mmのコンパクトスピーカー(品番24658 標準価格5,500円)がある。

マイクは主にフルフェイスヘルメット向けのワイヤーマイク(上)とジェットヘルメット向けのブームマイク(下)があり、DT-E2ワイヤーマイクユニット、DT-E2ブームマイクユニットとして販売している。また補修部品としてそれぞれのマイクの単品購入も可能。

スピーカーケーブルとマイクのコネクタは誤接続の心配がない専用形状を採用。

本体に取り付けるスピーカーケーブルの端子はUSB Type-Cと同形状だが、挿入方向が決まっている。

抜け止めのロックで固定できる向きにケーブルを挿入するのが正解。逆向きに挿し込むとロックできない。

前述の通り、現在のインカムには二つの方向性がある。ひとつは高度な通信機能や多彩な装備を備えたハイエンドモデル。もうひとつは、必要な機能をシンプルにまとめた実用重視のモデルだ。そして後者の価値を改めて見つめ直した製品として注目したいのが、デイトナのDT-E2である。
DT=DAYTONA TALKシリーズ最新モデルであるDT-E2のコンセプトは明快だ。インカム本来の役割である「分かりやすく使いやすい通信ツール」に立ち返ることである。先に触れたように、インカムに慣れた新し物好きなライダーはハイスペック化を期待して使いこなすことに喜びを覚えるかも知れないが、DT-E2は通信安定性、音質、価格のバランスに配慮した標準モデルとして企画、開発されているのが大きな特徴だ。
新製品にもかかわらず最新、最高スペックを目指さないのは腑に落ちないと感じるかもしれないが、パソコンやスマホと同様にガジェットマニア以外にとってオーバースペックとなりそうな部分を取捨選択して、より多くのユーザーがインカムの利便性や魅力を実感できることに重点を置いているのである。
分かりやすく言い換えれば、DT-E2は「必要充分」という考え方をベースに設計されている。切断しづらい最新のBluetooth6.0を搭載して最大6人まで接続でき、インカム通話と音楽再生を同時に楽しむことができ、スマホにインストールした専用アプリでイコライザー調整やアップデートが簡単にできる。DT-E2本体の取り付けは面ファスナーで行うため出っ張りが少なくヘルメット間の付け替えも容易。
電源を入れてすぐに使える直感的な操作性は、インカムに不慣れなユーザーでも安心して使えるポイントだが、重要なのはこのシンプルさが単なる機能削減ではないという点だ。必要な機能はしっかり備えながら、迷わず使える操作体系に落とし込まれている。
確かにハイスペックは魅力だが、スペックばかりを追いかけるのではなくユーザーの顔をしっかり見て、ニーズに応えた製品開発によって誕生したのがDT-E2だといって良いだろう。

【LED点灯パターンと動作内容例】

パネル状スイッチ後部のLEDで作動状態が分かる。電源ONで青色に点灯し、Bluetooth機器未接続待機状態時は2回点滅、Bluetooth機器接続待機状態時は3回点滅となる。インカム通話中にも点滅する。

電話着信中は赤色で高速点滅、通話中は赤色のゆっくり点滅となり、電源OFFで点灯後ゆっくり消灯する。

ユーザーフレンドリーな設計が光る

操作部分はパネル面のスイッチ、後部のプッシュスイッチ、トグルスイッチの3種類のみ

各スイッチはグローブを装着した状態でも操作しやすく、インカム使用に慣れていないライダーも戸惑うことなく扱える。

DT-E2の魅力は、スペック表だけでは見えにくい部分にもある。それがユーザーの使い勝手を重視した設計だ。バイク用インカムは走行中に操作することも多く、厚手のライディンググローブを装着した状態でも扱いやすいことが重要。
スリムでスタイリッシュな本体デザインはアピールポイントのひとつとなるが、グローブを着けたままでも操作しやすいのが実用性能にこだわるDT-E2の要注目ポイントだ。インカム通話の開始と終了の際に操作するパネルタイプのボタン、電話操作や音楽再生時に使用する操作ボタンや音量調整ノブは手探りでも存在感や操作感が明確で扱いやすい。
ツーリング中に「どのボタンを押すのか分からない」と迷うことが少ないのは、安全面の観点から見ても大きなメリットになる。スマートフォンに加えてデイトナ製のスマートモニターやバイクレーダーの音声案内を聴くこともできるから安全運転にも役立つ。
また気になるバッテリー容量については最大負荷で12時間以上の連続使用が可能で、音楽を聴くだけなら約27時間、インカム通話のみで約16時間と長寿命なので、ワンデーツーリングなら余裕でこなすことができる。また宿泊を伴うツーリングでも、付属のUSB Type-Cケーブルで充電できるので、翌日にはフル充電状態で使用できる。
日本のメーカーであるデイトナの製品であることも安心材料のひとつだ。付属する取扱説明書は読みやすい日本語で構成されており、初めてインカムを導入するユーザーでも理解しやすい。さらに1年間の保証修理期間があるため、安心して使い続けられる点も見逃せない。
こうした細かな配慮が積み重ねることで、DT-E2は非常にユーザーフレンドリーな製品に仕上がっている。

DAYTON TALK専用スマートフォンアプリでペアリング方法の確認やスピーカーのイコライザー設定ができる。

充電時は必ず付属のUSB Type-Cケーブルで行う(市販ケーブルは使用不可)。USB電源アダプターは付属しないので、手持ちのACアダプターやモバイルバッテリーを使用する。

取扱説明書(左)と要点を抜粋したクイックマニュアル(右)が付属。こうした配慮は日本メーカー製ならでは。

【取り付け手順】

①付属のアルコールクリーナーでスピーカー固定用面ファスナー(メス)を貼る部分を脱脂する。耳の位置には個人差があるので、ヘルメットにスピーカーホールが設けられている場合でも、確認してから貼り付け位置を決定しよう。

②スピーカーと耳の位置が近いほど音質が良くなるので、隙間が広い場合は付属のパッドで調整する。

③スピーカー固定用面ファスナー裏側のシートを剥がして所定の位置に貼り付ける。

④スピーカーの裏側にはあらかじめ面ファスナーが取り付けられているので、しっかり固定される。

⑤マイク本体を口元に近い位置に貼り付け、ヘルメット内部のスポンジなどを取り外してケーブルを収納する。

⑥DT-E2裏側に面ファスナー(オス)を貼付し、ヘルメットに面ファスナー(メス)を貼付して本体を取り付ける。

⑦ヘルメットを装着して無理なくスイッチを操作できる位置を確認してから、面ファスナーを貼付する部分をアルコールクリーナーで脱脂する。

⑧面ファスナー固定は専用クレードルを使用する方式に対して簡易的に思えるかも知れないが、DT-E2本体を外した際の出っ張りが少ない利点がある。

⑨先に装着したスピーカーのケーブルコネクターを本体に挿し込む。ヘルメット内部での耳とスピーカーの位置調整が必要だが、取り付け自体は簡単だ。

⑩システムヘルメットやジェットヘルメットでブーム型マイクを使用する場合は、マイクがシールド内に収まり、口元から1~2cmの位置に来るように合わせる。

気軽に使える“日常インカム”という価値

インカムはバイク仲間とのツーリングやタンデムライド時のコミュニケーションツールとして便利なのはもちろん、ナビゲーションの音声や電話の送受信ができるためソロライディングでも重宝する。使い勝手が良くコスパも高いDT-E2は、誰もがインカムのメリットを実感できる製品である。

インカム市場にはさまざまなブランドと製品が存在する。最先端の通信技術を採用したハイエンドモデルは確かに魅力的だが、その一方で価格も高く、すべてのユーザーがその性能を必要としているわけではない。そうした中でDT-E2は、「日常的に気軽に使えるインカム」という独自のポジションを築いている。
仲間と会話しながら走る。ナビの音声を聞く。移動中に音楽を楽しむ。多くのライダーにとって、インカムの用途はこれだけあれば充分だ。DT-E2はそのニーズを的確に捉え、誰でも扱える形で提供している。結果として、インカムに対して「難しそう」「高価そう」と感じていたユーザーでも導入しやすい製品となっている。
DT-E2はインカムの原点とも言える“ライダー同士のコミュニケーションをシンプルに実現する道具”という価値を改めて提示している。価格も比較的リーズナブルで、手を出しやすい点も魅力だ。インカムを初めて購入するライダーや、ツーリング仲間と揃えて導入する場合にも現実的な選択肢となるだろう。

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