モーターサイクル用品の企画・卸売を手掛ける山城が、イタリア・ヴェローナ発の高級ライディングギアブランド「スピーディ(SPIDI)」の取り扱いを開始する。既存代理店である56デザインと手を組み、国内市場でのブランド力強化とプロテクターの普及を共同で推進。3月には都内での発表会やモーターサイクルショーへの出展も控えている。

山城と56デザインの強力タッグでスピーディの国内展開が加速

株式会社山城は、イタリア・ヴェローナで1977年に誕生したプレミアムライディングギアブランド「スピーディ(SPIDI)」の代理店権を取得した。これまで日本国内で同ブランドを展開してきた総合代理店の56デザイン(56design)と協業する体制を構築し、市場での存在感をより一層高めていく方針だ。今回の連携は単なる販路拡大にとどまらず、二輪車用プロテクターをはじめとする保護具のさらなる普及を共通の目的として掲げている。

スピーディはモトGPや世界スーパーバイク選手権といった最高峰のレースシーンで数多くのプロライダーを支え続けてきた実績を持つ。独自の研究開発機関である「セーフティ・ラボ」で蓄積された安全性、耐久性、快適性に関する膨大なノウハウを製品にフィードバックしている点が最大の特徴といえるだろう。洗練されたイタリアンデザインと高い機能性を両立させた製品群は、世界中のライダーから厚い信頼を寄せられている。今後は山城による徹底した生産・物流管理体制が加わることで、日本国内への安定した製品供給が可能となる見込みだ。

ローンチイベント開催と東京モーターサイクルショーへの合同出展

ブランドの本格始動に合わせ、3月4日には東京都内にて関係者向けのローンチイベントが開催される。当日はイタリアの本社からゲストが来日するほか、56デザインの代表であり元MotoGPライダーの中野真矢氏によるセッションも予定。スピーディが誇る技術力や生産背景、その独自の世界観を直接体感できる貴重な機会となる。

さらに、2026年3月27日から29日まで東京ビッグサイトで開催される「第53回東京モーターサイクルショー2026」への出展も決定した。会場ではスピーディを含む4つのブランドが合同でブースを構え、最新ラインナップを披露する。山城が取り扱うスピーディ、ビーエムシー(BMC)、シディ(SIDI)に加え、マルシン工業が輸入代理店を務めるブレイドライダー(BLADE RIDER)が西2ホールに集結する。

西2-02に位置するこの合同ブースは、イタリアの伝統あるレーステクノロジーから新進気鋭のスタイルまでを一気に確認できるスポットとなるだろう。オンラインストアでの取り扱いも開始されており、今春に向けて国内のライディングギア市場に新たな旋風を巻き起こすに違いない。

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