デイトナ独自の開発力を生かしたヘルメット・DNシリーズ。その中の「DN-009CL」は、クラシックなスタイルにベンチレーションや洗濯可能な内装など、現代の快適機能を搭載したフルフェイスヘルメットだ。今回はその被り心地をチェックしてみた。
レトロなイメージを重視したシンプルなフォルム
カワサキZ900RS、ホンダGB350、トライアンフスピード400など国産・輸入車を問わず、レトロさを感じるネオクラシックモデルが人気となっている。そうしたモデルとマッチするフルフェイスヘルメットとして、「デイトナ」が開発製造したのが「DN-009CL」だ。
クラシックな見た目を損なわないシンプルな形状のシェル(帽体)は、高強度ABSを採用して国内の安全基準SG規格をクリア。シールドはUVカット機能を持ち、内装は取り外して洗濯可能、インカム使用を考慮してスピーカーホールを設置するなど、現代的な快適性も両立しているのが特徴となっている。
カラーはマットブラックのみだが、サイズはS、M、L、XLの4サイズ。価格は全サイズ1万7600円(税込)と、リーズナブルな設定も特徴と言える。シールドのオプションパーツとして、スモーク、ダークスモーク、シルバーミラーも用意。税込価格は2750円(シルバーミラーのみ3300円)。
包み込まれる装着感が心地いい
普段使用しているのが国内メーカーのMサイズなので、「DN-009CL」もMサイズ(57-58cm)を着用してみた。Mサイズの実測値は1502gで、他メーカー製と比較しても平均的な重量。しかし、インナーバイザーやベンチレーションのシャッターなどを装備していない分、むしろ重めではと思った。
実際に着用してみるとMサイズとしては大きめで、シェル自体も大きく感じた。それでも頭頂部の内装は頭にしっかりとフィットするのでズレにくく、イヤーパッドと後ろ側のパッドが包み込むように頭をサポートしてくれるので、被り心地は心地いい。また、シェルの重量バランスもよく、実測値よりも軽く感じられた。
シェル自体の大きさは口元の空間の広さにもなっていて、息苦しさを感じないのも被り心地のよさとして感じられた。停車時にはシールドが曇ることもあったが、少しシールドを上げれば曇りは解消できた。また、アイポートが大きく、それに合わせてシールドも大きくなっているが、歪みがなくクリアで広い視界を実現しているのも「DN-009CL」の特徴と言える。
換気性能を実感できるネオクラシックヘルメット
「DN-009CL」はレトロさを考慮したシンプルなシェル形状が大きな特徴となっている。そのためエアインテークもシンプルなスリット形状とし、エアアウトレットも目立たない位置に設置している。ベンチレーション機能は期待できないと予想していたのが本音だ。
ところが、40km/hくらいから走行風が流れていくのが体感でき、ベンチレーションはしっかりと機能していた。取材時は気温12℃だったので、頭頂部はかなり涼しさを感じた。気になったのは、チンガード下側からも走行風が侵入してくること。エアインテークにはシャッター機能が装備されていないので、寒い時期はネックウォーマーやバラクラバなどの防寒アイテムの着用をオススメしたい。その一方、暑い時期は換気性能のよさとして感じられるだろう。
シェル形状はシンプルだが、空力性能に劣っているわけではなく、市街地の速度域では走行風で頭が振られるようなこともなかった。ただしシールドを留めているネジの辺りから風切り音が発生するようで、60km/hくらいからは音も大きくなる。長時間の高速巡航より、クリアで広い視界や高い換気性能を活かした街乗りやショートツーリングにオススメだ。クラシカルなフォルムに現代的な快適な被り心地を実現している「DN-009CL」は、良好なコストパフォーマンスも大きな魅力だ。
DAYTONA DN-009CL詳細
- 価格:1万7600円(税込)
- カラー:マットブラック
- サイズ:S、M、L、XL
- 規格:SG
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ショウエイとかアライとかのメーカーなら、こういうレトロテイストヘルは「おしゃれ」だと思うが、マイナーヘルメーカーでこういうデザインだと、ホームセンターで売ってるクソ安いヘルメットにしか見えない。
>ショウエイとかアライとか〜
お高いおしゃれなヘルメット被ってて偉いでちゅね〜。デイトナがマイナーって正気?自分が知らないからってマイナー認定はやめな。
まぁ、リード工業以上アラショウ未満って事で選択肢が増えるのは良いですね。
デイトナ自体は有名でもデイトナのヘルメットはマイナーだと思うが。