日本では、バイク乗りは寒く長い冬を乗り切らなければならない。そんな冬乗りライダーたちの防寒対策として、近年急激に進化しているのが電気を使って発熱する「電熱アイテム」だ。USB電源やモバイルバッテリーから電源を取れるアイテムも増え、ますます使いやすくなった電熱アイテムを紹介しよう。
目次
- 1 ①基本中の基本!〈グリップヒーター〉
- 1.1 〈カエディア〉グリップヒーター KDR-GH3S/KDR-GH3C
- 1.2 〈エフェックス〉グリップヒーター G2
- 1.3 〈エンデュランス〉グリップヒーター HG125
- 1.4 〈キジマ〉グリップヒーター GH11
- 1.5 〈デイトナ〉ホットグリップ ヘビーデューティー ビルトイン4Sn
- 1.6 〈山城〉YK-027 山城謹製ヒートグリップ
- 1.7 〈キジマ〉グリップヒーター GH05-2
- 1.8 〈カエディア〉ロールヒーター
- 1.9 〈スペシャルパーツ武川〉ヒートグリップ TYPE-ROLL(USB TYPE-C)
- 1.10 〈コミネ〉EK-313 スリップオンエルゴノミクスUSBグリップヒータ
- 1.11 〈デイトナ〉ホットグリップ 巻きタイプEASY2
- 2 ② ホカホカ座布団でさらに快適〈シートヒーター〉
- 3 ③手指が暖かい安心感〈ヒートグローブ〉
- 4 ④これがあればほぼ完璧〈ヒートインナー〉
- 5 ⑤こんな電熱アイテムもいかが?〈その他〉
- 6 〈TIPS〉使用アイテムの消費電力に注意
①基本中の基本!〈グリップヒーター〉
最近では標準で装着されている車種もあるグリップヒーターは、バイク用の電熱アイテムの基本と言って良いだろう。多くの操作を手で行なうバイクの場合、やはりグリップヒーターは最優先で取り付けたい電熱アイテムだ。汎用のグリップヒーターはグリップそのものにヒーターユニットが内蔵されているものと、グリップの上からヒーターユニットを取り付けるタイプがある。電源はアクセサリー電源など車体から直接取り出すタイプがほとんどだが、最近はUSBから電源を取れるタイプも出てきている。
〈カエディア〉グリップヒーター KDR-GH3S/KDR-GH3C

カエディアのグリップヒーター「KDR-GH3S」(左)は操作スイッチが別体型、「KDR-GH3C」(右)は一体型となっている。出力は10W〜45Wで、グリップ、ハーネス、コントローラーなどのパーツは防水レベルIP67で設計されている。グリップは120mmで、ノーマルグリップが115〜130mmの車種への使用が推奨されている。
〈エフェックス〉グリップヒーター G2

グリップの外径が32mm設計で、純正グリップ並みの太さに抑えられたエフェックスの「グリップヒーター G2」。コントローラーはグリップ一体型になっており、視認性の良い5つのLED温度インジケーターライトで温度レベルが確認できるようになっている。最高出力は41.4Wで、電圧保護システムによって電圧に異常が生じた場合に自動的に電源を遮断し、車両の電気回路を保護してくれる。
〈エンデュランス〉グリップヒーター HG125

電圧計を装備し、信号待ちなどで電圧が下がると自動で加熱レベルを制御し、走り出すと自動で元の温度に戻すレギュレート機能を備えたエンデュランスの「グリップヒーター HG125」。さらに、エンジンの始動時のみ加熱設定を高くし、その後加熱レベルを下げるスタートアシスト機能や、発電量の小さい小排気量車など用にヒーターの最大出力を調整できる最大出力調整機構なども備える。
〈キジマ〉グリップヒーター GH11

よりスマートなスイッチデザインを採用した、キジマの最新モデル「グリップヒーター GH11 SW内蔵 全長120mm」。加熱レベルは5段階に調整することができ、最大消費電力38Wのレベル5では理論上の温度は100℃を超える。22.2mmの標準ハンドル用で、グリップ長は120mmとなっているが、グリップ長の異なるタイプ(115mm/120mm/130mm)やインチハンドル対応タイプなども用意されている。
〈デイトナ〉ホットグリップ ヘビーデューティー ビルトイン4Sn

左側のグリップに操作スイッチを内蔵した、デイトナの「ホットグリップ ヘビーデューティー ビルトイン4Sn」。ヒーターレベルは4段階で調整でき、レベル1は12Wで約50℃、レベル2は19Wで約70℃、レベル3は28Wで約90℃、レベル4は32Wで約97℃となり、それぞれ異なる色でLEDライトが光るようになっている。グリップ長は120mmで、22.2mmの標準ハンドルに対応している。
〈山城〉YK-027 山城謹製ヒートグリップ

5色のLEDランプでヒーターレベルや電圧レベルを表示する、山城の「YK-027 山城謹製ヒートグリップ」。押しやすいグリップスイッチを採用することでハンドル周りをすっきりとさせ、防水なので雨の日も安心して使用することができる。キーをONの位置に回すと電圧チェック機能モードとなり、検出した電圧に合わせてLEDライトが点灯することで車体の電圧を確認できるバッテリーチェック機能を搭載。また、バッテリーが11.5Vまで下がると自動で電源が切れ、11.6V以上に戻った状態でスイッチを押すと温めを再開するレギュレート機能も搭載する。
〈キジマ〉グリップヒーター GH05-2

ノーマルグリップにヒーターユニットを巻きつけ、配線もプラスとマイナスをつなげるだけなので、簡単に取り付けられるキジマの「グリップヒーター GH05-2」。グリップ長に合わせて95mmと105mmをラインナップし、操作が簡単なON-OFF式スイッチを採用する。温度調整機構は搭載していない。
〈カエディア〉ロールヒーター

巻きつけタイプながら5段階の温度調整機能を搭載した、カエディアの「ロールヒーター」。気温10℃で10分間作動させたテスト結果として、温度はレベル1で32.9℃、レベル2で36.6℃、レベル3で40.2℃、レベル4で52.2℃、レベル5で61.5℃となっている。電圧制御機構も搭載しており、車体の電圧が11.8Vを下回るとランプが点滅して作動が停止するようになっている。
〈スペシャルパーツ武川〉ヒートグリップ TYPE-ROLL(USB TYPE-C)

巻きつけタイプのヒーターユニットと、USBタイプCから電源を取ることができるSP武川の「ヒートグリップ TYPE-ROLL」。USBタイプCが装備された車両であれば、一切の加工を行なうことなく使うことができ、モバイルバッテリーで使用することができる。5段階の温度制御が可能で、温度はレッド:100℃、オレンジ:85℃、イエロー:75℃、グリーン:65℃、ブルー:55℃となっている。
〈コミネ〉EK-313 スリップオンエルゴノミクスUSBグリップヒータ

ノーマルグリップにはめ込むタイプの、コミネ製「EK-313 スリップオンエルゴノミクスUSBグリップヒータ」。その名の通りモバイルバッテリーや車両に備えたUSBソケットから電源を取ることができ、USB端子が左右それぞれついているのでUSB給電でもしっかりとした発熱量が確保されている。温度調整は3段階で、合計15Wのハイパワー仕様と高効率設計で通常のグリップヒーター並みの暖かさを実現し、掌サポートとスロットルサポート機能を付帯している。
〈デイトナ〉ホットグリップ 巻きタイプEASY2

専用グリップへの交換不要の巻き付け式で、USB接続で配線加工も不要なデイトナの「ホットグリップ 巻きタイプEASY2」。省電力設計の11Wでモバイルバッテリーでも使用でき、ON/OFFスイッチは目立ちにくいUSB端子一体式となっている。薄く断線しにくいフィルムヒーター採用し、15分で約65℃まで温度が上昇する。
② ホカホカ座布団でさらに快適〈シートヒーター〉
バイクは体と接触している部分が手、お尻、もも、足くらいしかない。グリップヒーターの次に考えるとしたら、お尻を温めてくれるシートヒーターだろうか。汎用のシートヒーターはいわゆる座布団タイプで、ノーマルシートの上にストラップで取り付けることになる。ノーマルシートと交換して使用したりシートカバーになった車種専用のものもあるが、非常に高価であり用意される車種も限られている。シートヒーターも車体から電源を取るタイプ以外にUSB給電できるタイプがあり、設置のハードルはかなり低くなっていると言えるだろう。
〈カエディア〉シートヒーター

別体型のリモコンを装備することで、ハンドル周りで温度調整などを行なうことができるカエディアの「シートヒーター」。ヒーターの温度は5段階で調整でき、レベル1で約40℃、レベル2で約55℃、レベル3で約50℃、レベル4で約55℃、レベル5で約60℃となっている。サイズは前方幅が295mm、後方幅が365mm、長さが340mmで、固定バンド円周は500mm、12Vハーネス長さは128cmとなる。
〈チャイルドフッドモータース〉バイク用 シートヒーター

雨天でも問題なく使用できる防水設計で、水洗いすることも可能なチャイルドフッドモータースの「バイク用 シートヒーター」。通り3段階の温度調整機能付きで、Highモード(赤)は100%、Midモード(青)は70%、Lowモード(緑)は50%となる。メモリー機能は無く、電源ONでMidモード起動し、電源ボタンを短押しすることでMid→Low→Highと変化する。
〈マッドマックス〉オートバイ用 3段階温度調整機能付き シートヒーター

シートに被せてマジックテープで固定するだけで簡単に装着できる、マッドマックスの「オートバイ用 3段階温度調整機能付き シートヒーター」。高温(赤)、中温(青)、低温(緑)の3段階に温度を調節することができ、防水タイプなので雨の日でも使用することができる。インテリジェットチップを採用することで素早く加熱を行なうことができ、表皮には耐久性が高く汚れに強いPVCレザーを採用。サイズは後方幅が36cm、長さが34cmとなっている。
〈アイネット〉【TEOGONIA/テオゴニア】HEAT-ON(ヒートオン) オートバイ専用シートヒーター

およそ2年の歳月をかけ完成したというアイネットの「HEAT-ONオートバイ専用シートヒーター」には、断線に強い『カーボンファイバー発熱体』をはじめ、『三段階温度調整』や『防水性能』など、バイク用電熱シートとして必要な機能がしっかりと盛り込まれている。温度はHighモードが60℃±5℃、Midモードが53℃±5℃、Lowモードが45℃±5℃(気温25度の環境下)で、消費電力はHighモードが5.3W±5%、Midモードが4.5W±5%、Lowモードが3.3W±5%となっている。
〈エフェックス〉ウォームシートカバー スタンダードタイプ シートヒーター

「WARM SEAT COVER スタンダードタイプ シートヒーター」は、エフェックスの定番アイテムGEL-ZAB R(ゲルザブR)形状のシートヒーターで、GEL-ZAB Rと同時装着するタイプ。High/Midium/Lowの3段階で温度調節が可能で、スイッチを3秒以上長押しして電源を入れるとLEDインジケーターがゆっくりと点灯を始め、およそ5分で最高温度まで温度が上昇する。別売りオプションの変換アダプタを取り付ければType-Aから給電が可能となり、モバイルバッテリーで使用することができるようになる。
③手指が暖かい安心感〈ヒートグローブ〉
手のひら部分だけが暖かくなるグリップヒーターに対して、手の甲側と指先を温めてくれるのがヒートグローブだ。グローブ本体にヒーターが内蔵されているものや、インナーグローブタイプのものがあり、電源は専用バッテリーを内蔵するタイプとバイクから電源を取るタイプがある。「バイク用」となっているものの多くは革製で、プロテクターなども装備される。バッテリーを内蔵するタイプは重量が重くなることと、手に実際に合わせて見ないとサイズや操作感覚が分からないので、試着をした方がいいということは理解しておきたい。
〈RSタイチ〉RST654 e-HEAT [eヒート] アームド グローブ

専用のバッテリーと専用ケーブル(ともに別売)による車両との接続という、2種類の給電方法が選べるRSタイチの「RST654 e-HEAT アームド グローブ」。特に冷えやすい指の周囲と甲部分にカーボンファイバー発熱ユニットを配置し、手の動きを妨げないデザインを採用。温度は3段階に切り替えることができ、防水・透湿機能も備えている。また、タッチパネルの操作にも対応している。
〈バイクパーツセンター〉電熱グローブ バッテリー付き

MAX65℃のパワフルな発熱と、5000mAhバッテリー(PSE認証済)で、指先まで素早く暖めることができるバイクパーツセンターの「電熱グローブ バッテリー付き」。薄くて暖かいシンサレートを内蔵し暖かさを逃さず、雪や雨をしっかり弾く防水生地を採用することで雨天時や雪上での使用にも対応する。温度調節は3段階で、タッチパネルの操作を5本すべての指で行なうことができる。
〈ヒートマスター〉12VヒートレザーグローブTYPE-1 LIDEF

車載の12Vバッテリーを電源に、約10秒で発熱するカーボンファイバーヒーターを内蔵したヒートマスターの「12VヒートレザーグローブTYPE-1 LIDEF」。手の甲と指の側面部にヒーターを装備し、スイッチひとつで強(レッド)、中(オレンジ)、弱(グリーン)に温度調節をすることが可能となっている。しなやかなやぎ革を表地に使用し、タッチパネルの操作にも対応している。
〈IDEAL〉電熱ヒートグローブ ID-203 HEAT3 [ヒートスリー]

7.4V 3000mAhバッテリーを装備し、エコノミーモードで最長5.5時間も暖かさを維持できるIDEALの「電熱ヒートグローブ ID-203 HEAT3」。3段階の温度調節が可能で外気温や天候に合わせて切り替えが可能で、断熱性の高い中綿素材や冷気をシャットダウンするドローコードなど、基本スペックを充実させている。新機構を採用しスイッチコントローラーはバッテリーの残量を目視することができ、スマートフォンなどのタッチパネル操作も可能だ。
〈コミネ〉EK-201 プロテクトエレクトリックグローブ

車載バッテリーから給電するDC12V仕様で、バッテリーを内蔵しないので軽い装着感のコミネ製「EK-201 プロテクトエレクトリックグローブ」。手の甲から指先にかけてヒーターユニットが配置され、透湿保温機能を持つウインターグローブとしてヒーターOFF時でも使用可能だ。
〈カエディア〉電熱インナーグローブ サーモライナー 12V SAE

車載の12Vバッテリーから電源を取るタイプのインナーグローブ、カエディアの「電熱インナーグローブ サーモライナー 12V SAE」。3段階での温度調節が可能で、温度はインジケーターが3つ点灯する強で最高約65℃、2つ点灯する中で最高約50℃、1つ点灯する弱で最高40℃となっている。手の甲および指部分にヒーターを内蔵し、電源を入れると瞬時に発熱する速暖機能を搭載。分岐、中間、バッテリー変換のケーブルが付属しており、SAEケーブルの全長は約200cmとなっている。
〈コミネ〉EK-204 ヒートインナーグローブ12V

グローブの下に装着するインナータイプの電熱グローブとなる、コミネの「EK-204 ヒートインナーグローブ12V」。車載の12Vバッテリーから給電するタイプで、給電用ハーネスが付属する。ハーネスには3Aのヒューズも備えられており、夜間被視認性を高めるリフレクターも装備するなど安全性にも配慮されている。
④これがあればほぼ完璧〈ヒートインナー〉
「ヒートインナー」として定番なのはベストタイプのもので、色々なメーカーから発売されている。袖があるタイプもあるが、バイク用のウインタージャケットの下に着込む場合、ベストの方が動きやすいためだ。また、そのベストも中綿入やフリースタイプなどあり、首周りの形なども種類があるため実際にその上に着るジャケットと組み合わせてみるのが理想ではある。さらに、ヒートパンツを組み合わせることで、防寒対策としては高い効果が得られる。ただし、車体から電源を取るタイプを他の電熱アイテムとの併用する場合、しっかりと消費電力を確認する必要がある。
〈ヒートマスター〉5Vヒートインナーベスト LIDEF

モバイルバッテリーを電源に使うタイプの、ヒートマスターの「5Vヒートインナーベスト LIDEF」。中綿入りタイプで、ヒーターユニットは両胸と背中の3箇所に配置される。使用できるバッテリーは5V/2.1A以上で、バッテリー用の専用ポケットが用意されている。温度調節は3段階で可能となっており、3000mAhバッテリーの場合弱(緑)で約4時間、中(橙)で約2時間、強(赤)で1時間使用することができる。
〈カエディア〉電熱ベスト エレクトリックサーモインナーベスト

最高出力10Wのヒーターを内蔵した、カエディアの「電熱ベスト エレクトリックサーモインナーベスト」。3箇所に搭載されたヒーターは前面と背面を独立制御することが可能で、体の芯を前後からしっかり暖めてくれる。モバイルバッテリー収納ポケット内のUSB Type-Aコネクターを、モバイルバッテリーや車両のUSB電源(出力5V2A)と接続して給電できるようになっている。
〈コミネ〉EK-101 エレクトリックライニングベストUSB

薄手のナイロン素材製で、コミネ製対応ジャケットにオプション装着できる「EK-101 エレクトリックライニングベストUSB」。microUSB端子で市販のモバイルバッテリー(出力2.0A以上)を使用でき、前側にベルクロ付きゴムバンドを備えているので、他社製ジャケットの下に着込むことも可能となっている。
〈ヒートマスター〉12Vヒートインナージャケット LTシリーズ LIDEF

両胸・首・背中・腕にカーボンナノチューブフィルムヒーターを配置し、上半身を効果的に温めるヒートマスターの「12Vヒートインナージャケット LTシリーズ LIDEF」。電源スイッチを押すことで温度が3段階に調整でき、グリーン(中)、ブルー(弱)、レッド(強)とカラーが変わることで確認できる。電源は車載の12Vバッテリーから取るタイプで、付属のワイヤレスリモコンでも操作することが可能になっている。
〈RSタイチ〉RSU637 e-HEAT[eヒート] インナージャケット

防風ストレッチ生地と毛長フリース裏地に、カーボンファイバー発熱ユニットを組み合わせたRSタイチの「RSU637 e-HEAT インナージャケット」。車両バッテリーまたは専用モバイルバッテリーの2種類の給電方法を選ぶことができ、モバイルバッテリーや車両バッテリー接続ケーブルは別売りとなる。モバイルバッテリーを使用する場合、ハイパワーで約7時間、ノーマルで約9時間、エコノミーで約14時間使用することが可能だ。
〈ヒートマスター〉12Vヒートインナーパンツ LTシリーズ LIDEF

両前太腿・両脛の4箇所にカーボンナノチューブフィルムヒーターユニットを配置した、ヒートマスターの「12Vヒートインナーパンツ LTシリーズ LIDEF」。電源は車載の12Vバッテリーから取るタイプで、温度は3段階で調節できるようになっている。カーボンナノチューブフィルムは折り曲げを繰り返しても安定した電気的性能を維持し、洗濯機の使用も可能となっている。
〈コミネ〉EK-107 エレクトリックインナーパンツ12V

防風、ストレッチ素材を使用することで、より動きやすくなったコミネの「EK-107 エレクトリックインナーパンツ12V」。車載の12Vバッテリーから電源を取り、前面の腿から膝にかけて発熱ユニットが配置されている。スイッチ部の長さを調整し使いやすさを向上させ、給電用コネクター類は各部ジッパー付きポケットに収納可能となっている。
〈コミネ〉EK-113 12Vエレクトリックインナータイツ

車載12Vバッテリーより給電する電熱インナータイツ、コミネの「EK-113 12Vエレクトリックインナータイツ」。腿・膝・爪先にヒーターを内蔵し、伸縮性に優れた素材を使用することで動きやすさ抜群だ。最大消費電力約26Wで、給電用ハーネスも付属している。
⑤こんな電熱アイテムもいかが?〈その他〉
モバイルバッテリーやUSB電源の普及で、バイク用の電熱アイテムは年々充実してきている。つま先を温めてくれるネックウォーマーやトゥウォーマー、腿から脛あたりまでを温めてくれるチャップスなど、組み合わせれば全身に電熱アイテムを装備することができるだろう。ただ、最初にも触れたがバイクから電源をとりすぎてしまうとバッテリー上がりを起こす可能性があるので、モバイルバッテリータイプなどを組み合わせて上手にマネージメントするようにしたい。
〈山城〉【山城謹製】 ボディーレギュレーター 電熱防風ネックウォーマー

防風フィルム入りの素材に、40〜50℃に発熱するヒーターユニットを組み合わせた山城の「【山城謹製】 ボディーレギュレーター 電熱防風ネックウォーマー」。電源はモバイルバッテリーを使用し、5000mAで約150分使用することが可能だ。様々なタイプのジャケットと組み合わせやすく、USB端子は防水タイプなので急な雨などにも安心だ。
〈コミネ〉EK-303 USBエレクトリックトゥーウォーマー

コミネの「EK-303 USBエレクトリックトゥーウォーマー」は、靴の中で邪魔にならない薄型ネオプレーンを使用した防風電熱トゥーウォーマーだ。市販のUSBモバイルバッテリーを電源として使用可能で、バッテリー接続用のUSBケーブルと一体のコントローラーの操作により3段階の温度調節が可能となっている。
〈ヒートマスター〉12Vヒート トゥ ウォーマー LIDEF

車載の12Vバッテリーを電源とする、カーボンファイバーヒーターを内蔵したヒートマスターの「12Vヒート トゥ ウォーマー LIDEF」。「ヒートマスターインナーパンツ」と併用するように作られており、単体での使用はできない。約10秒で発熱するヒーターを、甲から爪先にかけてを効率的に温めるように配置。足首部の装着ベルトはベルクロタイプでしっかり留めることができ、サイズ調整も簡単に行なうことができる。
〈ウォーム&セーフ〉ヒーテッド・ソックス

普通のソックスのように簡単に脱ぎ履きすることができ、爪先部分に細いカーボン素材の発熱体を縫い込んだウォーム&セーフの「ヒーテッド・ソックス」。内部の発熱素材はソフトでフラットなので履いていて気にならず、最大消費電力は片足あたり9W。ヒーテッドパンツを経由して繋げるか、ソックス単体でご使用の場合はロングYケーブル(WS-AC-15)が必要になる。
〈コミネ〉EK-311 エレクトリックウォームチャップス12V

膝から脛にかけてヒーターユニットを内蔵し、簡単に脱着できるコミネの「EK-311 エレクトリックウォームチャップス12V」。最大消費電力は約31Wで車載バッテリーより給電するDC12V仕様、電源取り出し用のハーネスも同梱されている。
〈TWR〉カーボン電熱ナックルハンドルカバー

バイクの定番防寒アイテムであるハンドガードにヒーターを内蔵した、TWRの「カーボン電熱ナックルハンドルカバー」。最高温度80℃、約30秒で温まる高性能ヒーターを使用しつつ、消費電力約30Wの省エネ設計。スタイリッシュなデザインでどんなバイクにも馴染み、配線はコネクタータイプで脱着が簡単にできるようになっている。
〈TIPS〉使用アイテムの消費電力に注意
快適性をアップしてくれる電熱アイテムだが、気をつけたいのは消費電力だ。いくつもの電熱アイテムを同時に使用してしまうと、バイクの発電能力を超えてしまう可能性もあるので、使用するアイテムの消費電力をチェックしておくようにしたい。
バイクの発電能力はサービスマニュアルなどに記載されているが、その最大発電量発生回転数はアイドリングよりも高い走行中を想定したものとなっている。つまり、アイドリング状態が多かったり、低回転での走行が多い場合は発電量は記載されているものよりも少なくなる。また、ヘッドライトなどの灯火類が常に電力を消費しているので、その分を差し引いて使える電力を計算しなければならない。
実はこうした条件を当てはめていくと、電熱アイテムをひとつ使用しただけで車種によってはバッテリーへの充電が追いつかない状態になることも少なくない。そのため、電熱アイテムを使用する場合は、少し高めの回転数で走行したり、必要のない時は電熱アイテムの電源を切るなど気にしておく必要がある。また、最近は電圧の低下を感知すると、作動を停止するタイプのアイテムも増えてきている。
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