冬のバイクライフで最大の敵といえば、やっぱり「指先の冷え」ですよね。特に通勤の朝と夜の時間帯では手のひらまで感覚がなくなるなんて日常茶飯事。電熱グローブもいいけれど、バッテリーを充電する手間がある。もっと気軽に、そして確実に手のひらから温めてくれるのが、カスタムの定番グリップヒーターです。

今回紹介するのは、キジマの最新モデル「GH11」。操作スイッチをグリップと一体化させたスマートな設計が特徴で、面倒な後付け感がないのが魅力です。このGH11がどこまでライダーの悩みを解決してくれるのか、PCX125(JK05)に取り付けして徹底的に検証してみました!

PCX125にグリップヒーターを取り付けてみた!

事前準備

必要な物

・キジマ|グリップヒーターGH11 115mm

内容物:

グリップヒーター本体
バーエンドキャップ左右
エレクトロタップ×2
黒タイラップ×3
太さ調整用アルミテープ

 

あったら良い物

・キジマ|ACC分岐ハーネス
 & 
・電工ペンチ

付属のエレクトロタップを使用しない場合は、分岐ハーネスを使うと便利です。その際、グリップヒーター側の配線にギボシをカシメるため、電工ペンチが必要です。

 

・キジマ|スロットルパイプ
PCXのスロットルコーンには突起が付いていて、そのままではグリップヒーターを取り付けることが出来ません。削る手間を考えると、購入することをオススメします。

 

・パーツクリーナー
グリップの脱着の際に滑りをよくするために使います。

 

・養生テープ
カウルの脱着でライトが傷つかないように保護することが出来ます。

取り付け手順

1.フロントカウルを取り外す

Youtubeなどでカウルの脱着を解説されている方がたくさんいるので、そちらを参考に外していきます。
スクリーン横のV字のカウル→スクリーン→インナーカウルの順に外していきます。

初めに、スクリーン下の裏側に付いているプラスネジを外します。

 

 

次にスクリーン横のV字のカウルを下方向に引っ張りながら外します。
筆者はマイナスドライバーをカウルのスキマに突っ込んでツメを外してから下方向に引っ張りました。

 

最後のインナーカウルはプッシュリベット6個を外すと取ることが出来ます。

時間は掛かりましたが何とかツメを割らずに外すことが出来ました。

2.現在付いているグリップを取り外す

左グリップはコンプレッサーで、右グリップはカッターで切り開いて外しました。コンプレッサーが無くても、パーツクリーナー等で滑りを良くすれば取ることが出来ます。

3.温めながらグリップヒーターを取り付ける

温めた方が取り付け易いので、アクセサリー電源に仮接続してグリップを温めてから取り付けます。取り付けてしまうとなかなか取れないので、グリップの角度をよく確認して位置を決めてから付けましょう。

PCXのスロットルコーンは下の画像のように突起が付いており、削らないとグリップを取り付けることは出来ません。筆者はベルトサンダーで削りましたが大変だったので、スロットルパイプを買うことをオススメします。

【削る前】

【削った後】

4.配線を繋ぐ

筆者はACC分岐ハーネスを使用して純正で付いているアクセサリー電源を分岐しました。

ACC分岐ハーネス取付後

グリップヒーター側の配線にギボシをカシメてから、ハンドルからカウル内を通して配線を出し、アクセサリー電源とグリップヒーターのギボシを接続します。

余った配線を良い感じにまとめて、メーター下のスペースに入れます。

5.カウルやバーエンドを付け直したら完成!

外すのと逆の手順でカウルを取り付けていきます。油断してツメを割らないように注意です。
バーエンドはお好みのバーエンドを使っても良し、付属のキャップを使っても良しです。

筆者はスロットルコーンを削ったので時間が掛かってしまいましたが、それが無ければ2~3時間ほどの作業です。削る手間を考えると、スロットルパイプを購入するのがオススメです。
カウルのツメを割ってしまうリスクもあるので、DIYに自信がない方は無理せずプロに任せるのが賢明かもしれません。

GH11の性能を徹底検証!

テストしたのは12月の朝晩、外気温5℃という、手がかじかむ真冬の環境です。

急速加熱

まず驚いたのはGH11の「加熱性」。エンジンをかけてレベル3(中程度の暖かさ)に入れると、わずか15秒ほどで手のひらにじんわりと温かさが伝わり始めます。「あっ、もう温まってる!」と声が出るほどの立ち上がりの早さです。

握りやすさとスイッチ操作性

GH11は、純正グリップと比べても違和感のない自然な握り心地をキープしており、操作に集中できる点が非常に優秀でした。また、一体型のスイッチは発色がはっきりしていて、走行中でも現在のモードが一目で分かりやすい設計です。操作で戸惑うことは一切なく、「機能美」が両立していると言っていいでしょう。

電力消費を気にせず使える安心感

グリップヒーターを付けると心配になるのが電力消費です。「最強レベルにしたらヘッドライトが暗くなるのでは?」という懸念がありましたが、GH11では、最強レベル(レベル5)に設定しても、ライトが暗くなるといった電力消費に伴う不具合は一切見られませんでした。PCXのような原付二種クラスにとって、バッテリーへの不安なく安心して使用できるのは大きなメリットと言えますね。

温かさレベル徹底比較(インナーグローブ+裏起毛テムレス着用)

レベル1 温かさは感じない 二重のグローブ越しでは温かさを感じることは出来ませんでした。
レベル2 春秋なら良いかも 信号待ち等で意識すれば温かさを感じられました。春秋に良いかもしれません。
レベル3 ちょっと温かい 走行中でも温かさを感じることが出来ました。
レベル4 快適 二重のグローブ越しでも、手のひらに温もりが伝わる快適なレベル。街乗りや一般道の走行で、手のひらが冷えるのをしっかり防いでくれます。
レベル5 しっかり温かい これはもう「かなりの熱量」です!冷え切った手をすぐに復活させるパワーがあります。握っていると手全体が温まるのを実感できます。

ただし、やはり指先は走行風の影響を避けられません。アウターグローブを外してインナーグローブのみで使用してみましたが、指先が寒くてどのレベルでも耐えられませんでした。

ハンドルカバーと併用したら温かいのか!?

走行風を遮断して中で発熱すれば最強じゃネ!?
ということでハンドルカバーも付けて検証してみました。

取り付けたハンドルカバーは、コミネのネオプレーンウォームハンドルカバー。

レベル1 そこそこ快適 電源ONから数分でハンドルカバー内部全体が温まり、カバーがない状態と比べて温かさがダイレクトに伝わります。
レベル2 じんわり快適 レベル1よりさらに温かく感じます。
レベル3 日常使いに最適(コタツハンドル) 朝晩の通勤ではこのレベルがベスト!指先の冷えが一切なく、まさに至福の「こたつハンドル」が実現しました。
レベル4 十分すぎるほど温かい レベル5ほどの熱さはないものの、極寒地でも余裕で対応できる温かさ。
レベル5 驚異的に温かい 熱量が非常に高くて、指に汗をかくかと思うほど!熱くてグリップを緩く握る必要があったレベルです。

ハンドルカバーで走行風が完全に遮断されたことで、GH11の熱が逃げなくなり、その効果はまさに劇的!レベル5では、アウターグローブなしのインナーグローブ一枚にもかかわらず、熱くてグリップを緩く握ってしまうほどでした。指先まで一切冷えを感じさせない至高の「コタツハンドル」が完成したと言って間違いありません。

併用時の注意点:スイッチ位置の工夫が必須!
GH11自体の握りやすさはハンドルカバーに影響されず優秀でしたが、ひとつだけ注意が必要です。
GH11は操作スイッチがグリップと一体化しているため、ハンドルカバーを深く装着すると、スイッチ部分にカバーが若干被ってしまいがち。この状態だと、走行中に設定を確認したりモードを切り替えたりする際に、スイッチが見えにくく、操作で戸惑うことがありました。カバーを取り付ける際は、スイッチに干渉しないよう位置や角度を工夫する必要があります。

GH11の強力な発熱をハンドルカバーという"断熱材"で閉じ込めた結果、そこには究極の暖かさが出来上がりました!
ハンドルカバー無しよりも圧倒的にあったかいので、筆者はグリップヒーターとハンドルカバーを併用することに決めました。

まとめ:こんなライダーにGH11を「激推し」したい!

キジマのGH11グリップヒーターは、まさに「快適な冬のバイクライフを諦めたくないライダー」のためのアイテムです!

特に、
・PCXやGROMなど小排気量車のオーナーで、冬の通勤や街乗りが多い方。
・グリップヒーターの「後付け感」が嫌で、スマートなルックスを求める方。
・冬でも指先を動かしやすいグローブで操作したい方。
にオススメです。

さらにハンドルカバーを付ければ、完全防寒を求める方にもオススメできます。
GH11の圧倒的な加熱性と安定した電力供給は、冬のライディングを一変させてくれること間違いなしです!取り付けに苦労は伴いますが、手のひらの温もりは、その苦労を余裕で吹き飛ばしてくれますよ!

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