【PR】ミシュラン
開発コンセプトに「サーキット50%:ストリート50%」を掲げるMICHELIN POWER GP2。サーキットにおけるスポーツ性能と、ストリートで求められるパフォーマンスを高次元で両立しているタイヤだ。本企画ではこのPOWER GP2を、1993年のWGP250王者である原田哲也さんが1シーズンを通して使用する長期インプレッション。果たして世界チャンピオンはPOWER GP2に如何なるジャッジを下すのか?
まとめ:淺倉恵介 写真:関野 温/淺倉恵介
目次
ほぼサーキットオンリーのテストとなったが…
まずこの企画は、僕が1シーズンに渡ってMICHELIN POWER GP2を履き続け、3回に渡ってインプレッションをお届けするというもので、今回が最終回となります。
本来であればサーキットとストリートを走り倒すつもりでいたのですが、今年は仕事が立て込んでしまいほとんどツーリングに出掛けられなかったので、ストリートでのインプレッションが不十分になってしまったのは残念です。代わりと言うわけではありませんが、その分サーキットでは様々なシチュエーションを試すことができました。

原田さんがPOWER GP2を装着しているのは218psのスーパーネイキッド・BMW M1000R。当連載中に車両を入れ替えたことなども関係し、装着していたPOWER GP2も新品に交換されたが、2セット通算で原田さんは約2700kmを走行している。

こちらは2セット目(詳細は後述)の、サーキットだけで約1300kmを走行したPOWER GP2。ひと昔前のハイグリップタイヤであれば”オイシイところ”が終わっていてもおかしくない走行距離だが、性能ダウンはごくごく僅かとのこと。
最初にPOWER GP2を装着したのは今年3月のこと。まだまだ気温は低く、路面温度も上がりにくい時期ですから、気になるのはやはりウォームアップ性能です。そこで改めてPOWER GP2のウォームアップ性能の高さを感じました。
その時期に僕のプライベートレッスンがあったのですが、気温が7度か8度、しかもウェットという最悪のコンディションでした。そんなシチュエーションでは誰だってタイヤのグリップを信用できませんが、POWER GP2は走り出してすぐに、しっかりとしたグリップ感が伝わってきたことが強く印象に残っています。
そのレッスンの受講者さんもPOWER GP2を装着されていたのですが、やはり僕と同じように感じていたとのことで、ウォームアップ性能の優秀さは間違いありません。低温にも雨にも強いのですから、コンディションに合わせてタイヤを履き替えられないのであれば、POWER GP2は強い武器になります。
異様なまでに?! 優れた耐摩耗性
耐摩耗性の良さも注目すべきポイントです。サーキットでハイグリップタイヤを使用すると、あっという間にライフが終わってしまうことが多い。それだけ、サーキットのスポーツ走行はタイヤに掛かる負荷が大きいのですが、その点もPOWER GP2は優秀です。
テストに使っているBMWのM1000Rは、最高出力218psを誇るスーパーネイキッドです。高出力車はタイヤへの攻撃性も高いのですが、サーキットで1000km以上を走っても、まだまだサーキットで通用するパフォーマンスを維持してくれています。もちろん摩耗はしますし、性能は新品に比べれば落ちてはいきますが、その落ち方が非常に緩やか。ハイグリップタイヤの中では、異様に耐摩耗性に優れていると感じます。
実は約1400km走行時に2セット目のPOWER GP2に履き替えているのですが、これはテスト車両のM1000Rがモデルチェンジし、その新型を使うことになったから。「バイクが新車だし、タイヤも新品に……」という理由で、決してタイヤの性能が落ちたからではありません(※)。この2セット目でも約1300kmを走行しているので、POWER GP2では通算で2700kmほどを走っていることになります。
※:原田さんのレッスンで、スリックタイヤの受講者さんを引っ張る必要があったのも交換した理由とのこと。
1本で何でもこなすなら最良の選択肢
僕はインプレッションやインストラクターの仕事で、サーキットを走行する機会が多い。バイクで遊ぶことが大好きですから、プライベートでもツーリングに出掛けます(もっとも、今年は全然ツーリングを楽しめていませんが…)。そんな僕のバイクライフを考えると、POWER GP2は最適なタイヤだと考えています。
サーキットでのパフォーマンスは、グリップの面でもハンドリングの面でも十分に高く、ウォームアップ性能はズバ抜けて優秀。ストリートに目を向けた場合も、ウェットグリップが良好で急な雨でも安心ですし、耐摩耗性能もハイグリップタイヤとしては異例に長寿命です。
もし、ワークスのレーシングチームのようにタイヤを気軽に交換できるのであれば、他のタイヤを選ぶとは思います。サーキットを走るのであれば、MICHELINの中でもよりレーシーな特性のPOWER CUP2を選びます。絶対的なグリップ力が高いですから。ツーリングなどストリートオンリーならばPOWER 6を選ぶでしょう。ギャップ吸収性が高いので、乗り手を疲れさせにくいタイヤなのです。
でも、1台のバイクでなんでもこなしたい、現在の状況ならPOWER GP2こそが、現場で最良の選択肢だと考えています。それが、今年1シーズンをPOWER GP2で走り切った僕の結論です。

MICHELINのロード用ラジアルタイヤのポジションニングを示す図。左から、ツーリング向けのROAD6、スポーツタイヤのPOWER6、今回取り上げているPOWER GP2、そしてサーキットメインのPOWER CUP2で、サーキット(TRACK)と公道(ROAD)の使用イメージがパーセンテージで示されている。
1万kmオーバーで、まだサーキットを走行できる?!
今回の取材は、原田さんが編集長を務めるバイク雑誌「ライダースクラブ」が主催するサーキット走行会「RIDING PARTY」にお邪魔して行った。RIDING PARTYは“速いがエライじゃない!”をモットーに掲げる、門戸を広く開いたサーキット走行会。参加者も普段街乗りしているバイクで走っている人がほとんどで、サーキットへの行き帰りも自走と言う人が大多数のイベントだ。
「もともとツーリング好きで、長い休みが取れれば必ずロングツーリングに出掛けます。今、使っているPOWER GP2は半年ほど前に装着したものですが、もう1万3000km走ってしまいました。ほとんどがツーリングで、当然雨にも降られていますけど、ウェット路面で不安を感じたことはありませんね。実はサーキット走行会に参加し始めたのは今年からなんです。楽しくて、今年開催されたRIDING PARTYには全て参加しました」
「POWER GP2はさすがにそろそろ交換時期かな? と考えていますが、自分のペースだと十分以上の性能があると感じます。特にハーフバンク時のグリップ力が頼もしいですね。自身を持って攻められます。あと、センターの部分が減りにくいんです。だから、ロングツーリングに使っても大丈夫なライフがあるんだと思います」
原田さんの使い方にはピッタリ。1万km以上の耐摩耗性も立証?!
1シーズンを通してPOWER GP2を使用した原田哲也さん。その結論は“サーキット走行の機会が多く、ツーリングも楽しみたい”という原田さんの使い方にピッタリのようだ。また、1万3000km走行してもスリップサインが露出せず、性能も十分キープされているという声も聞くことができた。世界チャンピオンも一般ユーザーもその価値を認めるMICHELIN POWER GP2。あなたの愛車に装着してみては如何だろうか?
〈動画〉MICHELIN POWER GP2・原田哲也さん長期インプレ
この記事にいいねする









































