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累計販売個数は数万個を超えるというキジマのグリップヒーター・GHシリーズに新製品「GH11」が登場した。ポイントはスリム化したスイッチと操作性の向上、さらなる電熱性能の強化で、超定番のグリップヒーターがさらなる進化を遂げている。

出力向上&急速化で強く素早く暖まる!

キジマ・グリップヒーターGH11(2万350円。価格は4サイズ共通)

 

まずはデザイン面から。操作スイッチを前モデルのGH10よりスリム化することで、より洗練されたスマートなルックスを得ている。さらにスイッチのクリック感を強化し、操作感をより明瞭とすることで冬用グローブでも確実な操作が可能となった。配線がスリム化されて装着感がスッキリしたのも特徴で、作業時の取り回しが容易となったのも嬉しい改善点だ。

もちろん、グリップヒーターで最も重要な電熱性能も大きく進化している。まずは最大電力は38W(最強のレベル5の場合)と、従来型GH10の34.8Wから大幅に強化。理論的には最大で100度を超える温度に到達可能というから驚く。さらに一時的に最大電力で加熱することで目標温度に素早く到達する「オート急速加熱機能」も新搭載。使用モードがレベル1〜3の時に限られるものの、バッテリーに負荷を掛けない低モードでも厳冬期に素早くグリップが暖まるのは非常に有難い。

グリップ本体のデザインも一新されており、根元部をダイヤ柄とした、スリムでより握りやすい形状へとリニューアル。ルックスも操作性も電熱性能も、全ての面において従来モデルから改良されているのだ。

従来型であるGH10との比較。スイッチ部がスリム化されて操作性も改善。スイッチボックスに隣接するため車両との一体感も高い。

スイッチ部の配線はより洗練された処理へと見直し。取り付け時のスマートさがアップした。

設定温度は5段階で、スイッチ上のLEDインジケーターに出力を表示。最弱はブルーのレベル1(8W・出力20%)で、最強はレッドのレベル5(38W・出力100%)。

レベル1〜3は起動時に急速加熱機能が働き、3〜9分間はレベル5同等の昇温速度で迅速に温まる(グラフは室温26度の室内・右側グリップでの測定結果。実際はハンドルやグローブ、走行風による冷却があるため数値は参考値)。

豊富なサイズ展開。6ヶ月保証もキジマ流だ

もうひとつ、GH11の嬉しいポイントが豊富なサイズ展開。グリップ径33mmのミリバー用と、グリップ径36mmのインチバー用が設定されており、ミリバー用にはグリップ長115/120mmに加え、今まで設定のなかった125mmも新たにラインナップ。インチバーは130mmのみの設定となるものの、計4種類のサイズ設定で幅広い機種に対応する。

GH10で好評だった、バーエンドの有無に対応できる着脱式のエンドキャップや、温度レベル別に色分けされた5色のLEDインジケーターといった機能はしっかり踏襲。ノンブランド品とは一線を画する、安心の6ヶ月保証もキジマならではだ。

サイズはミリサイズ3種(125mm長は新登場)、インチサイズ1種の計4サイズ。価格は一律2万350円となる。

純正/社外のハンドルバーエンドを使用したい場合、付属のエンドキャップを外せばOK。細やかな対応力もGHシリーズの美点だ。

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