
備えあれば憂いなし
万が一の事故の際、正しい証拠となる動画を残せるとあって、近年注目を集めているドライブレコーダー。
自動車の世界では浸透してきたように感じますが、バイクはどうでしょうか。まだつけていないという方が多いのではないでしょうか?
事故にあった際、必ずしも相手が正直者だとは限りません。そうでなくても、当事者はパニックになって正しい状況を説明できないケースも珍しくありません。
そんな時に動画で、客観的な証拠を示せるドラレコは、もしもの時に非常に活躍します。
事故以外でも、危険な煽り運転についても、万が一のトラブルで証拠となるほか、ドラレコを付けているということそのものが抑止力として活躍します。
今回は、そろそろ付けていきたいドライブレコーダーの人気モデルランキングを公開!
ドラレコ選びのコツ
ランキングに入る前に簡単に選び方のおさらいです。
一口にドラレコと言っても様々な種類があり玉石混合。
何を基準に選んでいいかわからない!という方も多いはず。
でも、正しい選び方のポイントを知っていれば、結構すんなり選べるものですよ!
防水・防塵は必須
自動車用とバイク用の最も大きな違いは防水か否かです。
バイクのETCはほぼ確実に、車体外部に装着しますので、雨天や湿気で濡れてしまいます。
そのため、バイクに取り付けるドライブレコーダーは防水モデル一択となります。
わかりやすい指標としては、「IPコード」という電子機器の保護等級があります。
IPコードは、0(無保護)から8(潜水可能)と数字が大きいほど保護性能が高いという規格です。
バイクで使用する場合は、この数字が5以上の物を選ぶようにしましょう。
※4クラスは一般的なイメージでいう、防滴にあたる。
前後カメラが理想的
事故というのは前後左右どこからでも襲ってくる可能性があります。
フロントのみ撮影のカメラのモデルはお手頃価格で導入しやすいメリットがあるものの、後ろからの追突などの際には効果を発揮しづらいというが実情。
煽り運転の被害にあった際のことも考えると、前後2カメラのモデルを購入するというのがおすすめです。
撮影範囲にも気を付けよう
事故というものは必ずしも正面から起こるものではありません。
斜め方向からの衝突というケースも珍しくはないでしょう。
そのような正面以外からの事故でも、正しく撮影するために、縦横の撮影範囲が広い物を選んでおくと安心です。
ドラレコの場合、横方向の撮影範囲(水平画角)が重要で、これが108度以上の物がおすすめです。
所謂魚眼レンズと呼ばれる広角レンズのモデルもあるので、それらを選ぶのも良いでしょう。
せっかくドラレコを取り付けていても、カメラに写っていなければ意味がありません!
画質はフルHD以上が必須
証拠として使うためにも画質はフルHD以上にしましょう。
事故の証拠として使うためには、ナンバープレートが撮影できている方がその後の展開がスムーズになるケースがあります。
つまり、くっきり映るドラレコが好ましいわけです。
選ぶ際は、フルHD(解像度1920×1080)、200万画素以上のモデルを選ぶようにしましょう。
LED信号機が映るモデルかどうかはfpsで判断
最近、信号機はLEDが増えてきましたね。
しかし、このLED信号機、実際は点灯しているのに、撮影すると消灯しているように見えてしまうことがあります。
これは、フレームレート(fps)が関係してくるのですが、カメラの撮影タイミングと、LEDの点滅タイミング(目で見えない速さで点滅してる)が重ならないと起きてしまう現象です。
しっかり映るようにするためには、対応フレームレート(fps)で撮影できるモデルを選ぶのがベスト。
東日本だけであれば、一般的な30、60、120fpsでも撮影可能。電力周波数の異なる、西日本の信号機もカバーする場合は、29.0、29.1、27.5fpsいずれかのフレームレートが必要です。
ツーリングでは、 東日本、西日本関係なく走るケースが多いかと思います。全国の信号機に対応しているモデルを選ぶのがよいでしょう。
次のページではいよいよ2020年の人気モデルを紹介!
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