ブリヂストンは、モーターサイクル用プレミアムスポーツタイヤ「BATTLAX RACING STREET RS12」を2026年2月より国内発売すると発表した。現行RS11の後継タイヤとして、一般公道用バトラックスで最も高いドライグリップ性能を発揮するタイヤだ。

従来作・RS11からラップタイムを0.7%短縮

バトラックス レーシングストリートRS12は、2輪耐久レースで勝ち続けてきた技術を基盤とすることで、ドライグリップを中心としたサーキット走行における性能を全方位で向上させており、ラップタイムは従来品・RS11比で大幅に短縮。一般公道走行が可能なバトラックスシリーズの中では最も高いドライグリップを発揮するという。

コンパウンド、パタンデザイン、構造が一新されており、サーキットで周回を重ねてもグリップ性能の低下を抑制。これにより、ドライ路面でのスポーティな走行や、ワインディングからサーキットまで幅広い場面でパフォーマンスを発揮する。主な搭載技術は以下の通り。

1.コンパウンド
レース用タイヤ開発で培われた技術をベースに開発したコンパウンドを搭載。

 

2.新パタン
溝比率を最適化した新設計のパタンを採用することで、タイヤ剛性の最適化とコーナリング時の接地面積の拡大により、優れたグリップを実現。

 

3.新構造
フロント用には、世界最高峰レースで使用実績のある新構造「HE-MS BELT」を、「BATTLAX」の市販用タイヤとして初めて採用。伸縮性に優れたベルトがタイヤの接地圧を均一化し、更なるグリップ強化に貢献。

 

上記の変更により、サーキット走行時の性能はRS11をあらゆる面で凌駕しており、ラップタイムも大幅に短縮されているほか、周回数を重ねてもグリップ力の低下が抑制されているという。

サイズはフロント1サイズ、リヤが3サイズ。日本での発売は来年2月が予定されている。

BRIDGESTONE BATTLAX RACING STREET RS12

 

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