どうも!バイク好きの映画監督ナカモトユウです。今回は、僕のSR400カスタムプロジェクト第3弾!最終回は、全面協力してくれたMOTOR GARAGE GOODSさんへのカスタムパーツ制作秘話やブランドの歴史をインタビュー!
これまでの記事では完成したバイクや、走行インプレをお届けしましたが、今回はその裏側をご紹介したいと思います!日本のカスタムカルチャーを愛する純度の濃いおじさん向けの渋めの内容になってしまいそうですが、職人の裏側をご紹介したかったので、是非最後まで読んで欲しいです!
目次
バイク好きが集まる“普通のカスタム屋”から始まった!
GOODSのパーツが、なぜあそこまで完成度が高いのか?その秘密を探るべく、兵庫にある本社を訪ねてきました。(もちろん東京から自腹です。いいんです、俺はSRとGOODSが好きなんです)
GOODSの副社長・堀さんと専務・山下さんにお時間を作って頂きました。早速話を聞くと、意外な事実が。
「最初はね、普通のカスタムショップだったんですよ」と笑う堀さん。
当初は地元ライダーのバイクをいじる、ごく普通のバイク屋。そこから「自分たちが欲しいパーツを作ってみよう」と始めたのが、オリジナルパーツ制作。それがどんどん増えていって――気づいたらパーツメーカーとして海外まで知られるようになっていたという。マジで成功者の語りでした。
堀さんと山下さんは、もう20年来のコンビ。15年ほど前からは台湾のパーツブランドの輸入販売もスタートし、現在は海外パーツも扱うようになったとのこと。
堀さん「今ではグローバル向けのWebサイトも公開していて、海外向けの発信を本格的にやってるんです。タイではSRが人気で、チョッパーカルチャーも根付いてます。特にSR用マフラーは売れてますね」
関西の下町カスタムショップから、現在は海外進出まで!GOODSさん、どんだけ優秀なんだ!企業ドキュメンタリー撮った方がいいレベルだぞ!と感じたナカモトでした。
3Dスキャナーとプリンターで生まれる「今のものづくり」とは!?
GOODSの開発現場でまず驚いたのは、最新機材の数々。
山下さん「今はね、車両を3Dスキャンしてデータ化してるんですよ」
ナカモト「3Dスキャン!?バイクのカスタムって、頑固職人がカンコンやってるようなイメージでした!」
山下さん「当初は、ウチもそんな感じでしたよ(笑)」
新車のホンダGB350を実際に会社で購入し、まずは3Dスキャナーでフルスキャン。車体のデータを元にパソコン上でカスタムパーツを設計し、そのまま3Dプリンターで試作品を出力。その試作品を実際に車体に合わせ、微調整を繰り返すとのこと。
山下さん「昔は手作業で試作してたんです。鉄を切って、溶接して、削って…。今は3Dで出力して、車両に合わせながら現物で確認できる。便利になりましたね」
ナカモト「いやぁ、すごい時代だ。令和のカスタム職人はパソコンスキルも必須なのね」
ちなみにこの3Dスキャナー、とんでもなく高いらしい。それでも導入するのは、「ユーザーにとって本当に使いやすいパーツを作りたい」から。
堀さん「今は国内で試作品を作ってデータ化し、量産は海外の工場でやってます。海外の制作陣と直接やり取りして、細かく調整してるんですよ」
このグローバルな生産体制が、GOODSの強みでもある。でも堀さんは、きっぱりこう言い切る。
堀さん「でも僕らはあくまで、日本のカスタム好きのユーザーのために作ってるつもりですね!」
ナカモト「ありがてぇ!一生ついていきます…!」
バイク乗りの感覚で作るからGOODSのパーツは最高なのだ!
GOODSのスタッフはみんなバイク乗り。しかもガチで乗る。ツーリングにも行くし、通勤にも使う。だからパーツ開発も、常にユーザー目線+職人感覚の両立だ。
山下さん「バイクを触りながら作った方がいいパーツもあれば、データ上でミリ単位まで詰めた方がいいパーツもあるんです」
ナカモト「あー!なるほど!作るパーツによって使い分けているんですね〜」
話を聞いてると、まるで理系エンジニアとカスタム職人のハイブリッドな気がした。
山下さん「昔は“勘と経験”でやってたところを、今は3Dデータで再現できる。僕らが始めた頃は、考えられなかったですよ(笑)」
ナカモト「人間の手で作業をしていると絶妙に誤差出ますもんね。左右対称なパーツをアナログで作るとか大変そうですし」
山下さん「今回、ナカモトさんのSR400用パーツも同じような流れで制作しています」
ナカモト「なるほど!確かに、マフラーやタンクのフィッティング精度を見れば一目瞭然でした!」
さすが、ボルトオンでガチッと決まる理由はここにあったのだ!
いつの時代もマフラーは大人気!GB350用マフラー販売中!
最後に、現在制作中・販売中の製品のことを聞いてみた。
堀さん「各車種のマフラーはずっと人気ですね。GB350用のこれとか面白いですよ。エンド部分を交換できるタイプで、サウンドを変えられるんです」
ナカモト「本当だ!これは便利ですね!こっちは樹脂製?」
堀さん「はい。3Dプリントで出力した試作品です」
こうやって試作品を作っていくんだ〜と社会見学気分で楽しみました。
リアルな現場で生み出す、リアルなカスタムパーツをお届け!
堀さん「2001年からバイクをいじってきてるので、リアルなノウハウがあるんですよ。だからこそ“誰でも楽しめるカスタムバイク”を目指したいんです」
カッコ良く語る堀さんだったが、実はこの日、まさかのぎっくり腰だった。腰をさすりながら笑顔でGOODSの未来を語る姿に、本物の職人魂を見た。堀さん、山下さん本当にありがとうございました!!!
3回に渡って連載したSR400カスタムプロジェクトも今回が最終回。いかがでしたか?この記事を読んで、SR400の魅力はもちろん、日本のカスタムカルチャーの最前線で活躍されている職人たちのことにも興味を持ってくださったら嬉しいです!
ちなみに今回、新規で制作してくださったSR用ボルトオンパーツは、反響が大きければ量産化予定とのこと!SR乗りの読者で、今回のパーツが気になっている方は、是非この記事や前回の記事をSNSでシェアして頂けると嬉しいです!
あぁ、またSRいじりたくなってきた。来月のクレカの請求もヤバいことになりそうだぜ…。ほいじゃまた!
MOTOR GARAGE GOODS
関西・兵庫を拠点に、SR400をはじめとするネオクラシック系カスタムパーツを多数手がけるGOODS。そのルーツは、もともと地元のバイク乗りが集まる“普通のカスタムショップ”だった。しかし「自分たちが本当に使いたいパーツを作りたい」という思いから、早い段階でオリジナルパーツの開発をスタート。気づけばそのラインナップは数百点にものぼり、今や国内外のライダーに愛されるブランドへと成長!
SR、W、GB、ハーレーなど、幅広いモデルに対応するカスタムパーツは、どれも“リアルに乗ってる人たち”の感覚から生まれたもの。開発スタッフの全員がバイク乗りだからこそ、「見た目だけじゃなく、実際に使って気持ちいい」パーツを作れるのだ。
さらに近年は、3Dスキャナーやプリンターを導入し、デジタルと職人技の融合をさらに進化させている。兵庫の工房で練り上げたデータをもとに、国内で試作、海外工場で量産。世界中のSR乗りに、ジャパンクオリティのカスタムカルチャーを届けている。
眺めても、走っても、触っても楽しい!そんなカスタムバイクを求めるなら、まずはGOODSをチェックだ!
FI車にも装着可能な初期型SR400ナロータンクがアツイ!
最後に、現在GOODSさんで問い合わせ急増中の大人気SR用パーツ「トラディショナルナロータンク for SR400」をご紹介。SR初期型ナロータンクを忠実に再現した新作タンクがGOODSさんから登場予定なんです。1978年、SR誕生当時の細身シルエットをミリ単位で再現しつつ、FI車にも完全対応。3Dスキャナーで実車からデータを計測し、当時のラインや曲面をミリ単位で再現しているそう。堀さん曰く「やはり皆さんこういう製品を待っていたのか、問い合わせかなり多いんです」とのこと。
現行タンクとはひと味違うクラシックなプロポーションは、まさに“あの頃のSR”の佇まいそのもの。SRというモデルを愛するライダーにはたまらない逸品です。しかも現在、先行予約中で10%OFFで購入可能とのことです!こちらもぜひチェックを!
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