メッツラーの今年のニューモデル・ROADTEC 02。

ライフとウエット性能を両立しながら、スーパースポーツにも対応するハンドリング性能とグリップ力を誇ったROADTEC 01SEの後継モデルで、そのコンセプトは「DOUBLE UP YOUR RIDE」、日本語にすると「この1本で2つの楽しみを」というもので、ツーリングからスポーツライディングまで幅広く対応する「スーパースポーツツーリングタイヤ」へと大きく生まれ変わってデビューしました。

最新のモデルは、電子制御の進化などにより1台で多様な使い方が可能となってきています。そのバイク側の多用途化に合わせて、タイヤも多用途で使用できるフレキシブルさ、さらなる高性能化が求められているのです。

ROADTEC 02は、プロファイル自体は01SEとほぼ同じで高速安定性を重視した形状ですが、カーカスにはややスーパースポーツ寄りの高剛性なテキスタイル(繊維)を使用することで、あらゆる場面でのハンドリングの向上を狙っています。

また、新たに採用されたコンパウンドもドライ路面でのグリップ性能の向上を実現していて、スーパースポーツタイヤに匹敵する強力なグリップ性能を達成しています。

フロントタイヤは、フルシリカのシングルコンパウンド。スーパースポーツ用タイヤに比肩する剛性と、確実な接地面を確保している。ドライでのグリップ力は最大で10.2%向上している。

リヤタイヤは、おなじみのキャップ&ベース構造で、図の濃いブルー部分がフロントタイヤと同様のハイグリップのハイシリカで、センターとベースの薄いブルー部分は剛性が高くロングライフに貢献するハイシリカを採用している。また、このキャップ&ベース構造により、高いウォームアップ性能も確保している。

そして、ROADTEC 02の最大の特徴とも言えるのが、大きく様変わりしたトレッドパターンと、そのトレッドに新採用された「DYNATREAD(ダイナトレッド)アダプティブ・トレッドパターン」という最新のテクノロジーです。

タイヤに荷重がかかっていないときはグルーブがしっかり刻まれて効率的な排水性を実現するとともに、素早いウォームアップと確実なウエットグリップを発揮するトレッドデザインですが、ペースアップしてタイヤに荷重/圧力がかかるとグルーブ(溝)同士が接近してスリックライクなトレッド面になるのです。

トレッド面の溝の面積を表すボイドレシオは、ツーリングペースの際は12.7%ですが、ハイペースになると最大で6.0%にまで減少します。

その効果はレーダーチャートをご覧になれば一目瞭然で、ツーリングタイヤに求められる安定性やウエットでの安心感はそのままに、ハンドリングがどのシーンでも大きく向上しているのが分かりますし、ロードノイズの低減により快適性も高まっています。

スタビリティ(安定性)とウエットの安全性は高評価を得ていた01SEと同様のまま、あらゆるシーンでのハンドリングが強化された。

ROADTEC 02の詳細な解説記事は下記をご参照ください。

テクノロジー解説1:https://pmfansite.com/metzeler/article/2024/0607001900.html
テクノロジー解説2:https://pmfansite.com/metzeler/article/2024/0614001900.html
テクノロジー解説3:https://pmfansite.com/metzeler/article/2024/0621001900.html

メッツラー・ラバーズ福田さんのレポートです

メッツラータイヤの愛用者で、当サイトのメッツラー・ラバーズにもご登場いただいた(https://pmfansite.com/metzeler/article/2023/1206001900.html)ベスラレーシングの福田たかおさんが、先日、愛車のXJR1300にROADTEC 02を装着してテスト走行。そのレポートが届きましたのでご紹介したいと思います。

「先日、筑波サーキット・コース2000をROADTEC 02で走ることができましたので報告致します。

バイクはヤマハ・2007XJR1300、天候は晴れで気温は28℃。

空気圧を前後とも冷間2.3キロほどで走り始めましたが、先日まで履いていたメッツラー・SPORTEC M9RR(温間2.2キロ)に比べ前後ともにインフォメーションが少なく、これはこんな感じなのかな? と走ってみました。

曲がり方もSPORTEC M9RRやRACETEC RRのようにフロントからグイグイと曲がるような感じではなく、ピレリに近いニュートラルな感じでした。

次の走行では思い切って空気圧を温間で2.2キロまで下げてみたところ前後タイヤのインフォメーションががぜん豊富になり、安心感も高まり、フロントタイヤを積極的に使ったスポーツライディングができるようになり、リヤもまたより大きくスロットルを開けやすくなりました。だからと言って腰砕けになるようなこともありません。

フロントタイヤをブレーキングで追い込んでいくと、癖のないハンドリングの中にRACETEC RRなどのようなスポーツライディングモデルの旋回の雰囲気も出てきて、より楽しく安心して走ることができました。

雨にも強いということですから、今後は雨の中を走るのも楽しみにしています。

ツーリング、ワインディング、サーキットであらゆる天候、あらゆる路面で高いパフォーマンスで安心して走れる、メッツラーの新ROADTEC 02。いろんな状況の道を楽しめる、走ってみたくなるタイヤだと思いました」

これまでは、SPORTEC M9RRを装着していたXJR1300に、今回新たにROADTEC 02を履いて筑波サーキットでテストを行った福田さん

もて耐などのイベントレースに出場するほか、サーキットの先導ライダーを務めたり、一般道の走行も行う福田さんならではのROADTEC 02の懐深い性能に対する評価をいただきました。

ツーリングでは、暑さや寒さ、ウエット路面などといったさまざまなシチュエーションに対応しなければならない一般のツーリングライダーにとって、とても心強いタイヤがROADTEC 02だと言えるでしょう。

メッツラータイヤをこよなく愛する福田さん。サーキットなどで福田さんにお会いする機会があれば、ぜひROADTEC 02について質問してみてください。


【画像】もて耐5連覇ライダーによる ROADTEC 02のテストレポートです (5枚)

情報提供元 [ METZELERファンサイト ]

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