ホンダクロスカブCC110の乗り味を劇的に変化させる鍵、それはシートにある。単に座るための椅子としてではなく、バイクを操るための重要な操作系統の一部として捉え直したとき、その真価が問われるのだ。今回は、卓越した作り込みで多くのライダーから絶大な信頼を得るK&H製のクロスカブ用そら豆シート3種類(ハイ・スタンダード・ロー)を、日常の公道から非日常の林道、そしてレースという極限の状況まで、あらゆるシーンで徹底的にテストしてみた。

シートは単なる椅子ではない。バイクを操るための『第二のステップ』

そもそも、シートとはバイクにとってどのような存在であるのか。もちろん、快適に座り、長距離の疲労を軽減するクッションとしての役割は基本だ。しかし、ことオフロードライディングにおいては、その役割はさらに能動的なものへと変化する。バイクとライダーの接点はハンドル、ステップ、そしてシートの3点だが、シートは内腿で車体をホールドし、積極的に荷重をかけて旋回のきっかけを作り、路面からの情報を的確に感じ取るための重要なインターフェイスとなる。

つまり、ライディングポジションを決定づけ、車体の前後バランスやライダーの重心位置をも左右する、第二のステップとも言える存在なのである。オフロードバイクの場合、スタンディングが基本と習うことも多いかも知れないが、実際にはシートはとても重要な操作要素なのだ。

→全文を読む

情報提供元 [ Off1.jp ]

この記事にいいねする


コメントを残す