【PR】OWL-TY / ビーズガレージ 文:大屋雄一

GPSトラッカー「POLARISS」がナビタイムとの連携を発表

バイクの盗難認知件数は2021年から増加傾向にあり、2024年は11,641件にまで膨らんだ。一方、盗まれたバイクがオーナーの元に戻る還元率は30%台前半で推移しており、つまり約3分の2は戻ってこないのが現状である。

そんな「もしも」のときに、愛車の行方を追える手段として注目されているのが、2023年に登場したバイク&カー用スマートセキュリティデバイス「POLARISS(ポラリス)」だ。この製品は、京セラ製の高精度GPSユニットをベースに、株式会社OWL-TY(オウルティ)が開発・サービス運用をおこなっている。

POLARISS本体は京セラ製で、サイズは約83×49×13.8mm。重量は約63gで、1500mAhのバッテリーを内蔵する。POLARISS GPSユニット本体+毎月の新規通信費サブスクリプションという形で販売され、初回は1万9800円、2回目以降は2178円となっている。

POLARISSは、財布やバッグなどに忍ばせておくBluetoothタグや、セキュリティ会社の見守りサービスとはまったく異なる。まず、GPS/みちびき/GLONASSという三種の衛星で測位しているため精度が非常に高く、その位置情報はクラウド上に常時アップロードされる。そして、監視モード中にバイクが移動すれば、すぐにスマホへLINE通知が届くのだ。さらに、ハードウェアは京セラ製の業務用GPSマルチユニットであり、位置だけでなく温度や湿度、加速度も同時に記録できる。つまり、過酷な環境においても高い安定性を保つのだ。

そんなPOLARISSが、バイク向けナビゲーションアプリ「ツーリングサポーター by NAVITIME」との連携を発表した。バイク盗難への不安が年々高まっていることから、お互いの得意分野を組み合わせることでユーザーの満足度を高めたい。そんな両社の想いから、今回の協力関係の話がまとまったという。

バイク専用ナビの本命、「ツーリングサポーター」とは

そもそも「ツーリングサポーター by NAVITIME」とはどんなサービスなのか。すでに愛用している方も多いだろうが、あらためてここで詳しく紹介したい。

スマホのナビゲーションアプリが完全に市民権を得た昨今、バイクでもGoogleマップやYahoo!カーナビを使っている人は非常に多い。無料で使うことができ、地図情報も常に最新。渋滞情報もリアルタイムに反映されるなど、確かに便利ではある。

だが、ツーリングの道案内となると話は少し違ってくる。例えば原付が通れないバイパスを指示されたり、逆にビッグバイクでは取り回しの厳しい生活道路に案内されたり。そんな“バイクならではの事情”を考慮して設計されたのが、2014年5月からナビタイムジャパンが提供しているバイク専用ナビゲーションアプリ「ツーリングサポーター by NAVITIME」だ。

「ツーリングサポーター by NAVITIME」のナビ画面。2022年度グッドデザイン賞を受賞している。

このアプリは通常のナビとは異なり、原付から大型二輪までの排気量別やETCの有無により通行の可否を判断してくれるのが大きな特徴だ。さらに、単に「早く着く」ことを目的とせず、「景観優先」や「ツーリングロード優先」など、“走って楽しい道”を選ぶルート探索モードを備えているのもユニークだ。ナビタイムジャパンが独自に選定した全国のツーリングロード情報が組み込まれており、思わず寄り道したくなるようなワインディングロードも案内してくれるのだ。

もちろん、ナビ画面もライダー向けに見やすく調整されており、シンプルで大きな表示が特徴となっている。加えて、交差点名やカーブ注意、天候の変化などを音声で案内してくれるので、走行中に画面が見られない状況でもバイクの操縦に集中できるのだ。

2022年11月からCarPlayとAndroid Autoに対応。スマートライドモニターとの連携が可能となった(画像はタナックス・AIO-6 LTE)。

GoogleマップやYahoo!カーナビと比べてどう違う?

Googleマップは地図精度や検索力に優れ、Yahoo!カーナビは車向けに交通情報を反映したルート探索が強い傾向にある。その一方で、それらはあくまで“自動車中心”の設計であり、バイクの特性までは考慮されていないのが現状だ。

「ツーリングサポーター by NAVITIME」は、まさにその“間”を埋める存在と言っていい。自動車では通りづらい林道や景観道路を積極的に選んでくれる一方で、原付では通行できない道を避ける。そんな排気量や車種に応じたルート提案をしてくれる点が、最大の差と言えるだろう。

また、2025年のアップデートで追加された「ルートアレンジ」機能により、ルート検索後に地図上でスポットアイコンにマーカーをドラッグ&ドロップし、自分好みのルートへ簡単に調整できるようにもなった。「この道を通りたい」、「もう少し海側を走りたい」といった細かな要望にも対応し、ツーリング前夜の“地図を眺める楽しみ”をデジタル上で再現してくれるのだ。

2025年10月に実装された「ルートアレンジ」機能は、ルート検索後に「ルートアレンジ」ボタンをタップすると利用できる。なお、利用するには有料会員への登録が必要だ。

さらに、走行したルートを自動で記録するツーリングログ機能も魅力。走行距離や経路を振り返るだけでなく、愛車の整備・カスタム記録も一元管理できる。一度走った道を後で見返せるのはもちろん、次のツーリング計画を立てる際にも役立つのだ。

有料プランで広がる“旅の自由度”

各種ナビゲーションアプリを使い慣れたライダーなら、「ツーリングサポーター by NAVITIME」への移行も容易だ。

「ツーリングサポーター by NAVITIME」は無料でも利用できるが、機能をフルに活かすなら有料プラン(プレミアム/プレミアムプラス)を検討したい。月額600円(年額5700円)から利用でき、上位プランのプレミアムプラスではオフライン地図や車載連携、地点上限数増などが開放される。

特に価値が高いのは、オフライン地図機能だ。山間部や峠道など、電波が届かないエリアでもナビが使えるのは大きな安心材料だろう。また、複数人で位置を共有できるマスツーリング機能も便利だ。誰か一人が隊列から離れてしまっても、仲間の位置をマップ上で確認できるのだ。

他にも、PCで作成したルートをスマホアプリに同期できるなど、計画から走行、振り返りまでを一気通貫でサポートしてくれるのがこのアプリの真骨頂だ。ルート作りを楽しむタイプのライダーや、走行記録を残したい人には、有料プランの価値は十分にある。

ツーリング文化を支える“裏方”的存在

ナビタイムジャパンは、カーナビゲーションアプリ「NAVITIMEドライブサポーター」などを通じて長年交通データを蓄積してきた企業だ。そのノウハウをベースに、「ツーリングサポーター by NAVITIME」では「道の楽しさ」や「走行記録」といった感情的な価値にも踏み込んでいる。

近年はライダーの高齢化が進む一方で、長年乗り続けているベテランほど「どこをどう走るか」にこだわりが強い。そうした層にとって、「ツーリングサポーター by NAVITIME」は単なるナビではなく、“記録と発見を支える相棒”のような存在になりつつあるのだ。

ユーザーの要望を反映してシームレスな体験を目指す

いかがだろうか。「ツーリングサポーター by NAVITIME」は、バイクという乗り物の楽しさに寄り添う設計思想で開発されており、高度な盗難追跡技術を持つPOLARISSとの連携によって、ユーザーにとって大きなメリットがありそうなことが見えてくるだろう。

現状、両社がそれぞれにリンクを貼ることで、相互送客という第一歩を踏み出した。機能面については協議中だが、例えばツーリングサポーターの画面でPOLARISSの状態確認や通知受信ができるなど、ユーザーにとってよりシームレスな体験ができることを目指しているという。

「ツーリングサポーター by NAVITIME」の画面に表示されたPOLARISSへのリンク。

一方で、こちらがポラリス側の表示画面。画面下段の「SPECIAL」タブを押すと「ツーリングサポーター by NAVITIME」の詳細につながる画面に切り替わる。これが両サービスの連携の第一歩となる(画面は開発中のもの)。

加えて、「ツーリングサポーター by NAVITIME」は、ヘルプ/サポートのページに「ご意見を投稿する」という項目があり、社内で精査した上で内容を反映するといった体制を敷いている。POLARISSとの連携についても、「盗難された車両をマップ上に表示してほしい」、「目的地に着いたら自動的に監視機能をONにしてほしい」などの要望を伝えれば、何かしらの形で応えてくれるかもしれない。

POLARISSは駐輪の前後に、LINEを使ったコントローラー画面で監視開始/監視解除の操作を手動で行う必要がある。これが「ツーリングサポーター by NAVITIME」との連携で自動化されたら、利便性や安全性は大いに高まるだろう。

POLARISSと「ツーリングサポーター by NAVITIME」との連携。今後、また何か動きがあり次第お伝えする予定なので、楽しみに待っていてほしい。

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