【PR】GSユアサ安曇野
オートバイ用のバッテリーといえば、一度は耳にしたことがあるだろう「GSユアサ」。実はオートバイ用鉛バッテリーでは世界シェアNo.1を誇り、数多くの車両に純正採用されている。しかし、数あるバッテリーメーカーの中で、なぜ「GSユアサ」がここまでの信頼を獲得し続けているのか。その答えを探るべく、長野県安曇野市にある「GSユアサ安曇野」を訪問。実はメディアとしては初のGSユアサ安曇野の取材であり、貴重な製造工程や高い品質管理を間近で体感することができた。その一部始終をお届けしたい。
目次
なぜオートバイには鉛バッテリーを採用し続けるのか
近年は軽量なリチウムイオンバッテリーも登場しているが、多くの新車に搭載されているのは依然として鉛バッテリーだ。理由は明快で、コスト・耐久性・信頼性に優れているから。細かく分類すると、以下の4点の理由から鉛バッテリーが愛用されている。
・コスト:Ahあたりの単価が安く、ユーザーの負担を抑えられる
・性能:寒冷時でも大電流放電性能に優れ、季節を問わずエンジン始動に最適
・耐久性:過充電や浅い充放電に強く、バイクの電装環境にマッチ
・環境性:鉛とプラスチックで構成され、リサイクルが容易
つまり、軽さや新しさといった点ではリチウムに劣っても、総合的な信頼性で鉛がいまだに選ばれているわけだ。
中でもGSユアサの主力である「YTZ」シリーズは、国内で製造されたものに関してはオートバイ用鉛バッテリーの中でも特別な極板を採用していることが特徴。鉛バッテリーに用いられる極板は格子状になっているのだが、海外製で採用されているのは鋳造で製造された極板であるのに対し、国内で製造された「YTZ」シリーズは「エキスパンド方式」で生産されている。
「エキスパンド格子」とは鉛シートを引き延ばして製造された極板であり、鋳造に比べて薄く、面が均一なことが大きな特徴。メリットとしては鋳造よりも極板とセパレータ同士がしっかりと当接されることで、より高品質なバッテリーが安定製造できるのだ。この「エキスパンド格子」を長く採用しているのは、オートバイ用鉛バッテリーではGSユアサで国内製造されている「YTZ」シリーズのみである。ちなみに同シリーズは発売から20年以上経つが、ほとんど仕様は変更されておらず、その高い完成度と信頼性が伺える。オートバイバッテリーのベストセラーといえるだろう。
日本のオートバイ市場とバッテリー事情
日本のバイク保有状況は大きく変化している。原付は大幅に減少している一方で、250cc以上のクラスは販売が好調。日常の足から嗜好性の高い趣味の乗り物へとシフトし、週末ツーリングやロングライドで楽しむライダーが増加傾向である。
これに合わせて新車搭載のバッテリーも液式(開放型)からVRLA(密閉型)へと移行し、容量アップが進む。現在ではメンテナンスフリー性とコンパクト性に優れたVRLAタイプが主流だ。
『安曇野仕上げ』が日本市場に届ける、安心の品質
GSユアサは100年以上にわたりバッテリー開発を続け、国内外の二輪車メーカーから純正採用されてきた実績を持つ。新車搭載用として求められる高いスペックに応え続けていることこそ、同社が世界シェアNo.1を維持している最大の理由だ。一言にGSユアサといっても、GSユアサ安曇野とジーエスユアサ・バッテリー(GYB)はそれぞれ別会社。GSユアサ安曇野は製造会社であり、GYBは販売会社である。
GYBが国内で販売する補修用バッテリーは、車両メーカーが求める性能を必ずクリアしたものだけ。ベースとなるバッテリーはGSユアサ安曇野やGSユアサの海外工場で生産されるが、日本市場向けのGSユアサブランド商品は全てGSユアサ安曇野で最終検査を受ける決まりである。
というのも、海外工場で製造された製品はコンテナ船で輸送されてくるわけだが、日本の港で通関後に国内へ入るまで数日~数週間を要するのだ。しかも海外工場は比較的高温地域にあり、温度が高いほど自己放電量が増えてしまう。結果としてどうしても輸送中に自己放電が進み、他に端子が変色する可能性が高まる。そのため、国内で販売するバッテリーは“安曇野仕上げ”が重要になってくるのだ。
そんなGSユアサ安曇野で行われているバッテリーの製造工程と検査工程をお伝えしていこう。
海外から送られてくるバッテリーは、GSユアサ安曇野で厳しい検査を受ける
GSユアサのバッテリーは、海外から輸入するものとGSユアサ安曇野で製造するもので大きく2種類に分かれているのは先述の通り。GSユアサの海外拠点から松本の倉庫に一度送られ、基準に満たないものは全て再検査を受ける。
GSユアサ安曇野に入庫した海外製のバッテリーは、 人の手によって全数検査(電圧・大電流・外観) と全数補充電を受け、基準に満たないものは“基準外”として容赦なく弾かれる。この徹底した品質管理をパスしたものだけが「GS YUASA」のロゴを冠し、日本市場へ送り出されるのだ。
GSユアサ安曇野でのバッテリー製造の流れ
バッテリー製造の流れだが、まず極板や部材がGSユアサ安曇野に入荷。ここから組立に続いて充電工程に入る。GSユアサではとにかく“人の手による作業”にこだわっており、ほとんどの工程で人の手が介されていることが特徴である。
そして印刷工程で意匠印刷が行われ、最後に厳しい検査が待つ。
最後に梱包され、ようやく出荷されていくのだ。
GSユアサブランド=安曇野仕上げ
先にも述べたように、このような厳しい検査を経て販売される高品質なバッテリーのみが「GS YUASA」のロゴを冠することが許される。均一かつ高いクオリティで国内販売するためには、必ず「安曇野仕上げ」が必要になるということだ。
GYBが販売する製品には必ず「GS YUASA」ロゴが入る。逆に「YUASA」や「GS」のみのロゴ製品はGYB経由ではないため、保証や問い合わせ対応は購入店や輸入元に委ねられてしまう。ロゴは品質保証の証であり、ユーザーにとっての安心材料でもある、というわけ。
日本の道路環境やユーザーの使い方に適した高品質のバッテリーを選ぶなら、やはり「GS YUASA」ロゴの入った製品がベスト。安曇野仕上げで磨き上げられた品質は、酷暑の市街地走行でも冬の早朝ツーリングでもライダーを裏切ることはない。安曇野仕上げ=高品質であり、それを証明するものが「GS YUASA」ロゴなのだ。
「バッテリーで嫌な思いをしたくない」「永く愛用したい」といったライダーは、GSユアサ安曇野で厳しい検査を経た「GS YUASA」ロゴの入ったバッテリーを選ぶべきだろう。

こちらのぬいぐるみはGYBのエコキャラクターであるもりねずみの『しげるくん』。深い森の奥に住んでいて、水や空気を綺麗にしようと頑張っている。気になる人は、しげるくんのへやを覗いてみよう
女性書道家が特大キャンバスに魂を刻む「安曇野仕上げ」ライブパフォーマンス!
株式会社 ジーエス・ユアサ バッテリーの公式YouTubeチャンネルでは、書道家の安田舞さんによる書道パフォーマンスの動画がアップされている。安曇野の美しい自然や清らかな水のイメージ、GSユアサ安曇野における作業の細やかさや緻密さを、力強くも品のある文字で表現。書道のことを知らなくとも、その迫力に感動すること間違いなしだ。
GSユアサがオートバイ用バッテリーで“世界シェアNo.1”を誇る理由とは?『安曇野仕上げ』が実現する高品質の秘密 ギャラリーへ (22枚)この記事にいいねする
























































GB350を買ったらバッテリーが日本製のGSユアサだったよ
すごく得した気分になったw