【PR】NAKARAI 文:栗田晃

レトロスポーツモデルや絶版車や旧車の重厚感とプレミアム感の演出に欠かせないクロームメッキ部品。その光沢を維持するには適切なメンテナンスやケアが不可欠である。この分野で多くのユーザーから信頼を集めているのが、NAKARAIの「メッキング」「ミガキング」「サビトリキング」シリーズである。メッキ業者の知見とノウハウを活用して開発したKINGシリーズの使い方とともに、クロームメッキ保護の重要性を解説していこう。

クロームメッキが錆びるって知ってた!?

塗装やアルマイトと並び、金属表面処理手法のひとつであるメッキ。金属素材に対して母材と異なる金属を電気的に付着させることで、防錆効果や装飾効果、耐久性向上などさまざまな付加価値が得られるのがメッキの特長だ。
なかでも美しい金属光沢と鏡面仕上げにより、高級感のアップに効果的なのがクロームメッキである。鉄部品に施工されるクロームメッキは、下地となるニッケル被膜とクロム被膜の二層構造で、表面のクロム被膜は塗装のような樹脂ではなく金属そのもの。
そのため塗装では表現できない表面硬度の高さや光沢感が大きな魅力となる。
金属クロム自体は非常に耐食性が高く錆びづらいが、装飾クロームメッキのクロム被膜の厚さはわずか0.02~0.5μm程度しかなく、さらに被膜の表面には我々の目には見えないほどのごくごく小さな穴が無数にあり、そこから水分が浸入するとメッキの内側からサビが発生するリスクがある。
塗装部品であればワックスやコーティングで表面を保護できるが、それらのケミカルには「塗った感」が残ることもあるため、あまり使いたくないという声も少なくない。それどころか「クロームメッキは錆びないから手入れは不要でしょ」と思い込んでいる人もいる。
しかし先の通りクロム被膜には構造上避けられない穴があり、メッキ表面に水分が付着する環境ではいつかはサビが発生するため、適切なケアが必要なのだ。

無色透明、膜厚感ゼロで被膜の奥に浸透しメッキの光沢をアップする「メッキング」

メッキのプロであるNAKARAIが開発した「メッキング」の主成分は特殊シリコーン成分で、クロームメッキの表面に強力な保護皮膜を形成する。
シリコーンいえばホームセンターなどで見かけるシリコーンスプレーを思い浮かべるかもしれないが、メッキングの特殊シリコーンは塗布後24時間以上を経て完全硬化すると表面硬度3H~4Hの被膜となってメッキ表面に定着し、シリコーンスプレーとは比較にならないほど長持ちする。
さらにメッキ表面に付着して硬化するだけでなく、クロム被膜の穴を塞ぐように浸透するのもメッキングの特長である。
クロームメッキ部品のサビは初期段階ではポツポツとした点サビ状に発生する。これは目に見えない穴から浸入した水分によるもので、水分の代わりにシリコーンを充塡すればサビの原因を抑えることができるはず。
メッキ表面だけでなくクロム被膜の奥にまで配慮した製品開発は、長年にわたり各種メッキを取り扱うNAKARAIのノウハウによるものだ。
メッキングは半年をめどに塗り重ねることでシリコーン被膜の防錆被膜が強化され、クロム被膜の穴を埋める効果が持続することで雨天走行後や屋外保管車も錆びづらくなる。またメッキングには光沢剤が含まれており、クロームメッキならではの輝きと重厚感を引き立てる効果もある。さらに言えば、メッキングは無色透明ながら塗膜として定着する際に一定の膜厚があるため、軽度の小傷などを目立たなくする効果もある。
ハンドルやメーター周り、前後フェンダーやマフラーなど、クロームメッキが多用されている絶版車や旧車、レトロモダンタイプの現行モデルにも、点サビが発生する前に活用したいのがメッキングである。

【メッキング100ml】
メッキ業者であるNAKARAIが開発したメッキングは、無色透明の特殊シリコーンでクロームメッキに保護被膜を形成する。クロム被膜から内側に浸入する水分をシャットアウトしながら金属光沢を際立たせる。

部品表面の汚れや油分を清掃し、付属の史上最鏡クロスにつけたメッキングを塗り広げる。とにかく薄く塗ることが作業場のポイントで、目安としてはクロスに垂らした1~2滴を10×10cm四方に塗り広げる。

メッキングを厚塗りすると、成分中の発色剤の影響で塗布面に虹色のムラができてしまう。この状態で硬化するとムラが落ちなくなるので、乾燥する前に史上最鏡クロスで塗り広げよう。

塗布後5~10分程度で硬化が始まり、3~5日で完全硬化する。溶剤が揮発する24時間以内は水を掛けないよう注意が必要だ。

クロームメッキ仕様のヘッドライトステーやグラブバー、硬質クロームメッキ仕上げのフロントフォークインナーチューブやリヤショックのダンパーロッドの保護にも役立つ。

マフラーは走行中には熱が加わるが、屋外保管では地面からの湿気で錆びやすい。絶版車の純正マフラーは希少性が高いので、錆びる前にメッキング塗布しておくことが重要。

メッキングは完全硬化すれば200℃の耐熱性があるため、マフラーに塗布しても良い。ただしエキゾーストパイプに使用する場合はシリンダーヘッドから15cmまでの範囲は塗らないようにしよう。

クロームメッキの再メッキを行う業者は数が限られており、その中でもマフラーのメッキは嫌がられる筆頭パーツである。点サビが発生したらできるだけ速やかにサビトリキングで除去した後にメッキングを塗布しなくてはならない。

絶版車用ツインショックに多いスプリングやカバー類はクロームメッキ処理。錆びたリヤショックはアフターマーケットパーツに交換しても良いが、純正部品が使えるのならメッキングで美しさを維持したい。

ワイヤースポークは純正部品ならユニクロメッキも多いが、カスタム用のステンレススポークにもメッキングを塗布しておけば表面保護効果が得られる。

メッキ部品にサビを見つけた時は「サビトリキング」で早めに対処

クロームメッキのサビはメッキ表面で発生するのではなく、クロム被膜の奥で成長してクロム層を突き破って表面に出てくるため、ワイヤーブラシなどで擦っても完全に除去することはできない。また赤サビが落ちても、サビが発生した部分はクロム被膜が取れてクレーター状の穴が残ってしまうこともあるため、完全に修復するには再メッキするしかない。
つまりクロームメッキのサビは発見した時点で手遅れではあるものの、早期に気付いて適切にケアをすれば目立たなくすることができる。その際に効果が期待できるのが「サビトリキング」である。
サビトリキングにはクロームメッキ専用に設計された研磨材とサビを溶解する成分が含まれており、メッキ表面の点サビを擦り落とすと同時にクロム被膜の内側に存在するサビの根まで取り除くことができる。
研磨材の粒度(荒さ)は塗装用のコンパウンドや一般的な金属磨きケミカルとは異なり、クロームメッキの表面硬度を考慮して調整されているため、サビトリキングに付属する汚れ拭きクロスで優しく擦ることで、傷をつけることなくサビを除去できる。
とはいえサビトリキングによって剥がれたクロム被膜が復元、再生することはなく現状が最善となるため、サビが発生する前にメッキングで保護しておくことが何よりも重要である。

【サビトリキング(デカキング)260g】
クロームメッキのサビはクロムの表面ではなく奥で発生して、メッキを突き破って表面に現れる。だが点サビを見つけた時点で早期に手入れすることで、被害を最小限にとどめることができる。その際に役に立つのがサビトリキングだ。

ウインカーステー根元のワッシャーに発生した赤サビ。ウインカーボディとステーがアルミ製なので見落としがちだが、こうした部品こそ社外ウインカーに交換する前にサビを除去しておくことが重要。

柔らかいフェルト状の汚れ拭きクロスにサビトリキングをたっぷりつけて、優しく撫でるように擦ると点サビが溶けるように消えていく。落ちたサビが汚れ拭きクロスに付着した状態で擦り続けると傷の原因になるので、汚れたらクロスの場所を変えて新たな面を使用する。

メッキ部品をワイヤーブラシで擦ると細かな傷が付き表面が曇ってしまうが、サビトリキングと汚れ拭きクロスで優しく撫でるように擦ると表面のサビが取れて状況が改善する。メッキ被膜がなくなり素材自体のサビが露出している部分は、サビトリキングでは対処できないので再メッキするしかない。

洗車後のくすみやしつこい汚れ落としに最適な「ミガキング」

クロームメッキのクロム被膜は塗装より硬度が高いものの、洗車時に硬いウエスやブラシで強く擦ると細かい傷が付き、一度傷ついたクロム被膜を再度磨くのはとても難しい。
メッキングを塗布する際は事前に油分や汚れを落とす必要があり、そうした作業に適したケミカルとして重宝するのが「ミガキング」である。
ミガキングの成分は超微粒子コンパウンドで、NAKARAIが自社でメッキしたパーツのメンテナンスで使用するために開発した経緯がある。つまりメッキのプロが自信を持って使える汚れ落とし用コンパウンドというわけだ。
コンパウンドといっても手触りは非常に滑らかで、付属の史上最鏡クロスでクロームメッキ表面を擦っても抵抗感はほとんど感じられない。それでいてメッキ表面のくすみや輪ジミ、油分をしっかり取り除くことができ、通常の洗車やパーツクリーナーによる清掃とは異なるクリアでシャープな光沢を得られるのが大きな魅力。
なおミガキングにメッキ保護作用はないため、研磨後はメッキングを塗布して防錆保護被膜を作ることで美しい状態を長期間持続することができる。

【ミガキング180ml】
ミガキングはクロームメッキ表面の汚れやくすみ落としに特化したケミカルで、内訳は超微粒子コンパウンドだ。塗装用とは異なりザラついた感じのない液体で、塗布と拭き取りは付属の史上最鏡クロスで行う。ホコリや油汚れ、砂利などは磨き傷の原因になるため事前に落としておく。

ミガキング付属の史上最鏡クロスは繊維が非常に細かく、ミガキングで擦り落とした汚れを残さず剥がし取ることができる。

クロームメッキならではの美しさを実感できる仕上がりだ。

ミガキングにはメッキ表面保護能力がないのでメッキングを塗布しておく。塗布回数は一回だけでなく、完全硬化した後に塗り重ねることで防錆効果とメッキの光沢がいっそう向上する。

メッキのプロだからできたKINGシリーズでクロームメッキをトータルケアしよう

クロームメッキの保護という絞り込まれた目的ながら、10年以上前に市販化されてから順調なセールスを記録し続けているメッキング。新規ユーザーはさることながらリピーターが多い背景には、確かな効果が実感できる実力の高さもあるはずだ。
環境規制の強化や車体の軽量化など、今後表面処理としてのクロームメッキに対する逆風はこれまで以上に強くなっていくのは間違いない。しかし塗装やバフ研磨とは異なるクロームメッキ特有の風合いや質感に対する価値観や需要はこれからも廃ることはないだろう。
NAKARAIのKINGシリーズは、長くメッキに携わるプロならではのノウハウの結晶である。クロームメッキの価値を長く維持したいユーザーは、ぜひメッキング、サビトリキング、ミガキングを活用してもらいたい。

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