ダックス125用の新しいシートを販売開始しました。既存のSCシートや段付きシートとは異なるコンセプトで「NRシート」と言います。SCはスリム、コンフォート(快適)をコンセプトに掲げていましたが、今回はNeoRetro(ネオレトロ)です。

50cc時代のダックスがモチーフ

モデルにしたのは排気量が50ccだった頃のダックスのシートです。当時はレジャーバイクが全盛期で、拘った機構や、アイコニックなモデルが多数販売されていました。その当時のダックスのシートが可愛らしく、タックロールに鋲打ちシートという出で立ちでした。

そして現在のダックス125のシートは、正立フォークが採用された復刻モデルのシートをオマージュしたような形状です。もちろん純正のままでも素晴らしいのですが、より可愛らしく、上質な雰囲気にしたいな!ということで開発がスタートしました。

写真は1969年に発売されたダックスホンダ ST50エクスポート。鋲打ちの肉厚なシートを採用していた。

こちらは1995年に復刻されたホンダ ダックス。シートはタックロールもないプレーンな形状だ。

現行型のDax125。シートは1995年式に近い形状だ。

 

まずは横からの見た目ですが、当時のダックスのシートを参考にデザインしていきます。ここで抑えて置きたいポイントは3つです。

  • タックロール=50ccのダックスを彷彿とさせる大事な部分
  • 鋲打ち=高級感/当時感を演出
  • 乗り心地=乗っていて楽しいと思えるシート

 

上記ポイントをデッサンに落とし込んだのがこちら。

前方からの見た目はこのような形状です。

タックロールの表面と、乗り心地を両立させるためにあえてシートのセンター部分をあんこ盛りしています。この形状が大事で、足着き性は多少悪くなってしまいますが、着座した時にお尻にシートがフィットします。SCシートの開発時もそうでしたが、内腿に接する部分をシェイプすることで乗りやすくなります。

そして完成した写真がこちらです。当初のコンセプトを忠実に再現できたのではないでしょうか。

DAX125用 NRシート(32831):3万800円

 

車体に装着するとこのような感じで、可愛らしさと上品さが両立しています。

むちっとした丸みを帯びた表面の形状

上面はタックロールなので滑りにくくなっています。シートが前後に長くなってしまい、単調になってしまう部分にアクセントを与えるタンデムベルト(+ドライバーで外すことも可能です)。

シート後方にはエンボスでGcraftの刻印

そしてまたがった状態がこちら。

純正シート・足着き性

NRシート・足着き性

シルエットを美しく見せるバランスを追求した結果、純正から2cmシート高が高くなっているので、足着き性は悪くなっています。ですが、お尻にフィットする形状のため、乗りやすいシートに仕上がっています。おすすめはハンドルをほんの少し前方に倒すことで、乗りやすいハンドルポジションになります。

最後に現在販売しているダックス用シートの紹介です。

ダックス125用 段付きシート (32811)3万3000円

ダックス125用 段付きシート

ダックス125用 段付きシート

ノスタルジックな形状に仕立てた段付きシート。シート高は3cm低くなっているので、足着き性も向上します。

ダックス125用 SCシート (32829)3万800円

ダックス125用 SCシート

ダックス125用 段付きシート

S(スリム)C(コンフォート/快適)を追求したシリーズ。内腿に接する部分をシェイプすることにより足着き性を良くしています。また、シッティングポジションの自由度を上げるためのフラットな上面と、グリップ性に優れたタックロール形状の表皮を採用しています。

ボルト2本で手軽に交換できるシートですが、見た目と機能がすごく大事な部分でもあります。使うシチュエーション、見た目、全体的なバランス…。あなたにピッタリなシートを選んでいただければと思います。

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