今春の東京MCショーでモリワキが発表し、大きな話題となった“フォーサイト”の復活。そんな名作マフラーがいよいよ正式発表された。数量限定として会員制サイトも立ち上げるなど、プレミアムな仕掛けに富んだマフラーとなる予定だ。

◎写真提供:モリワキエンジニアリング

マフラーを買うと、貴方もモリワキの会員に!!

「モリワキ・フォーサイト」と言えば1980年代に一世を風靡した名作マフラー。最大の特徴はT字型フィンを持つアルミサイレンサーで、冷却効果を持たせ消音効果を高めるなどの理論はあるものの、独特極まりないその形状はモリワキの創業者であり、現在は名誉会長である森脇護さんの「他はない、唯一無二のカッコいいマフラーを作りたい」という熱意から生み出されている。

2025年の東京MCショーではそのフォーサイトの復活が予告され、プロトタイプのマフラーを装着したヤマハXSR900 GPが展示されて注目を集めたが、ついに正式名称「XSR900 GP FORESIGHT Full Exhaust」として発表される運びとなった。

XSR900 GP FORESIGHT Full Exhaust(税込33万円)

独特極まりない形状のアルミサイレンサーも完全復刻。エンブレムも当時のデザインのまま新規制作されている。

何と言ってもこのT字型フィン! この形状はアルミ材の押出成形で形作られており、切削加工を経て製品へと仕上げられる。

装着状態のバックショットも絶妙。往年の名レーサー「ZERO-X7(後述)」を彷彿させる!

 

細かな仕様は後に譲るとして、新フォーサイトはプレミアム性の高さも特徴。まず登場するのはヤマハXSR900 GP用だが、シリアルナンバー入りの数量限定生産(具体的な数は後ほど発表予定)となり、さらに梱包パッケージもフォーサイト仕様のスペシャル。さらに購入者だけの「CLUB FORESIGHT」という会員サイトも開設! 登録するとチタン製ワランティカードが進呈され、イベント特典などの恩恵が受けられるという。

気になる価格は税込33万円。マフラーで会員製クラブが結成されるのは史上初めてと思われるが、購入者の満足感を高める試みとして非常に興味深い。モリワキファンなら興味を引かれずにはいられないだろう。マフラー自体が限定生産ということもあり、XSR-GPを所有する幸運なモリワキファンは、あまり迷っている時間はなさそうだぞ!

「XSR900 GP FORESIGHT Full Exhaust」詳細

XSR900 GP FORESIGHT Full Exhaust

XSR900 GP FORESIGHT Full Exhaust

 

2024年以降のヤマハXSR900 GP(8BL-RN96J)に適合。アルミサイレンサーは新たに金型から起こされた新作で、特徴的なT字型フィンも完全復刻。耐熱黒塗装を施した上でフィン部分をアルミ素地仕上げとするのも旧フォーサイトと全く同じだ。

3in1のエキパイは耐熱ブラック塗装が施されたステンレス製で、集合部の直後に触媒とサブサイレンサーを配置。サイレンサーステー類なども精緻に削り出されたアルミ製とされ高級感を高めている。もちろん排ガス試験に合格した車検対応マフラーで、オイル/フィルター交換はマフラーを取り外さずに行える。発売は10月の予定で、予約などの詳細はまもなく発表されるとのこと。

ちなみにモリワキによれば、今後はXSR900 GP用以外にもフォーサイトを展開していくとのこと。とはいえ幅広くラインナップするのではなく、車種を限定し、数量もXSR-GPと同様に限定となるそうで、プレミアム製の高いマフラーとなるのは間違いなさそうだ。

ヤマハ純正のマルボロカラーに装着した例。'80年代当時ならあり得ない組み合わせだが、令和の今では意外にマッチング良好?!

XSR-GPのように’80年代テイストが漂う車両とのマッチングは文句なし。となると次は…(笑)。

フォーサイトを初めて装着したのはホンダCBX750Fエンジンをモリワキ製アルミフレームに搭載したレーシングマシン「ZERO-X7」。復活第一号のフォーサイトにXSR900 GPが選ばれたのは、ルックス的にX7のイメージを投影できる点が大きいという。

’80年代当時は写真のCBR400FやGPZ400Fといった4気筒はもちろん、2気筒のVT250Fや2ストのRZ250R用にまで展開。幅広く、多くのユーザーに愛されたのがフォーサイトなのだ。

画像ギャラリー (10枚)

この記事にいいねする

今回紹介した製品はこちら

コメント一覧
  1. 匿名 より:

    アルミとステンレスで33万円は少々ボリ過ぎではないのかね?

    同じような構成のオーヴァーのマフラー(XSR900-GP用)で18万なのに。

  2. 匿名 より:

    金を持て余した当時物の小僧(オッサン)狙いのマーケティングなんで、33万円でも安いくらいですw

コメントをもっと見る
コメントを残す

今回紹介したブランドはこちら