夏の暑さ対策といえば、今や定番となったネッククーラーを愛用している方も多いはず。あの首元がひんやりするだけでも、ずいぶん楽になりますよね。

では、もし…
「あのネッククーラーの心地よさが、上半身全体に広がったら…?」

そんなバイク乗りの夢を形にしたようなアイテム、今回は「体を根本から、しかも電源なしで冷やし続ける」という、リベルタの新製品「FREEZE TECH 氷撃 PCMクーリングベスト」を最速レビュー!

本当に涼しいのか?バイクウェアの下に着て邪魔じゃないのか?
今回は、このPCMベストの実力を確かめるべく、カドヤのパンチングレザージャケットと組み合わせて、その実力を忖度なしで徹底的にレビューします!

そもそも「氷撃 PCMクーリングベスト」って何がスゴいの?

リベルタの新製品、「氷撃 PCMクーリングベスト」の冷却方法の凄さを、3つのポイントに分けて深掘りしてみましょう!

26℃をキープする特殊素材「PCM」

このベストの核となるのが「PCM」と呼ばれる宇宙服の温度調整にも採用された特殊素材。

この素材は、「物質が固体から液体に変わる時に、周りの熱を吸収する」という性質を利用し、体温と反応してゆっくり溶けて熱を吸収するのです。(氷が溶ける時に周りが涼しくなる原理と同じ。)

なぜ「26℃」? 計算され尽くした“体に優しい温度”

「どうせなら、もっとキンキンに冷たい方がいいんじゃないの?」
そう思う方もいるかもしれません。しかし、この「26℃」という温度こそが、この製品の最大の優しさなんです。

急激に体を冷やしすぎると、血管が収縮して血流が悪くなったり、自律神経が乱れたりする原因にもなりかねません。一方で、ぬるすぎても冷却効果は感じにくい。
つまり「26℃」というのは、人間が“心地よい”と感じ、かつ体に負担をかけることなく効果をできるだけ長く持続させるための“最適温度”なのです。「じんわり、ゆっくり」という、今までにない快適な冷感が生まれます。

約120分の持続性と、ライフスタイルに合わせた「再冷却」の手軽さ

メーカーのテストでは、35℃の環境下で約2時間も冷感が持続。これは多くのライダーにとって、毎日の通勤時間をカバーするには十分すぎる性能です。近場のショートツーリングなら、目的地に着くまでずっと快適さが続く計算になります。

さらに素晴らしいのが、その準備の手軽さ。例えば、

・朝、出かける前に(冷凍庫・冷蔵庫):
「今日ツーリング行こうかな?」という時でも大丈夫。冷凍庫なら約1時間、冷蔵庫でも約2時間で準備OK。

・ツーリング先で(氷水):
これがこのベストの真価!コンビニで凍ったペットボトルを買って水に浸けておけば、わずか45分ほどで復活可能。ツーリングの休憩時間が「ベストの充電時間」に変わります。

先進的な素材を使いこなし、体に優しく作られている。それが「氷撃 PCMクーリングベスト」の本当にスゴいところなのですっ!

【実着レビュー】本当に邪魔じゃない?タイトな革ジャンの下にIN!

いくら涼しくても、ゴワゴワしてライディングの邪魔になったら意味がありません。その点、この「氷撃 PCMベスト」は快適な着心地へのこだわりが随所に見られ、本当によく考えられています。

特徴的なのが、両肩の面ファスナーと胸のアジャスターで、驚くほど簡単に自分の体格にジャストフィットさせられること。一度調整してしまえば、あとはインナーの上からサッと着るだけ。この手軽さは毎日使う上で非常に重要です。

可動性:ライディングの動きを妨げない、体へのフィット感

まず驚いたのが「抜群の可動性」です。
体に吸い付くようにフィットするデザイン設計のおかげで、ライディング中の前傾姿勢やバイクの乗り降りで体を大きく動かしても、ベストが突っ張ったりズレたりすることが全くありません。体にぴったりフィットするからこそ、ベストの冷却効果を最大限に感じられるというメリットもあります。

サイズ調整:誰でも簡単、ジャストフィットを実現


この優れたフィット感を叶えてくれるのが、「簡単なサイズ調整機能」です。
両肩部分にある大きな面ファスナーと、胸のアジャスターを調整するだけ。自分の体格に合わせて一度ジャストフィットさせてしまえば、あとはインナーの上からサッと羽織るだけでOK。この手軽さは毎日使う上で非常に重要なポイントです。

通気性:密着するのにムレにくい、細やかな配慮


「でも、体にこれだけフィットすると、逆に蒸れるんじゃないの?」
そう思うかもしれませんが、心配はご無用。PCMの冷却ブロックはただの板状ではなく、ブロックの間に意図的に隙間(スリット)が作られています。この隙間があるおかげで空気の通り道が生まれ、汗をかいてもベタつきにくく不快なムレを大幅に軽減してくれるのです。この細やかな配慮が長時間の着用での快適さに大きな差を生み出します。

冷却設計:そして“冷却のツボ”脇の下を攻める


そして、完璧にフィットさせた先で実感するのが、このベストの“本気度”。
冷却のキモであるPCM素材が、体温の高い脇の下までしっかりと回り込むように配置されているんです!優れた「可動性」「サイズ調整」「通気性」によって実現した完璧なフィット感が、この「脇の下を冷やす」という最大の効果を最大限に引き出してくれます。

実際にカドヤ製パンチングレザージャケットの下に着込んでも、全く違和感なくその恩恵を受けることができました。

【実走インプレッション】いつもの道が天国に。その実力は本物か?


いよいよ実走テスト。その実力は走り出してすぐに体感できました。

「じんわり、ゆっくり」この“優しさ”が癖になる!

このベストの最大の特徴は、氷を直接当てたような「キンキン!」という衝撃的な冷たさではないこと。

最近流行りのネッククーラーを使ったことがある方ならきっと想像がつくはず。首元がじんわりと冷える心地よさが、そのまま背中や胸、そして最も効果的な“脇の下”へと広がる感覚なんです。攻撃的ではないのに体の熱を奪い続けてくれる。この優しい快適さは一度体験するとやみつきになります。

通勤・街乗りで真価を発揮


特に感動したのは「信号待ち」の時間。
いつもなら汗が噴き出すあの時間が、ベストに触れている脇の下から熱がスッと引いていくのが分かります。まるで上半身だけが涼しい木陰に入っているかのよう。オフィスに着いた時の汗の量も明らかに違いました。これは間違いなく「通勤シーンの心強い味方」です。

工夫次第でロングツーリングも「アリ」!

正直に言うと、長時間のツーリングでは冷却効果の持続時間に限界があります。レザーに熱がこもってしまった影響もあり、2時間しないくらいでほとんど効果はなくなってしまいましたが、このベストはここからが面白い!
防水のターポリンバッグに、このベストと凍ってるペットボトルを入れて昼食休憩していたところ、出発のときには見事に復活していました。

この「再冷却テクニック」を駆使すれば、ロングツーリングでも一日中快適さを維持できる可能性を秘めています。

【まとめ】バイク乗りだけのものじゃない!プロの現場から生まれた“本物”の涼しさ

今回、リベルタの「氷撃 PCMベスト」を徹底的にレビューしてきて、その性能の高さに驚かされました。
脇の下という“冷却のツボ”を的確に攻める設計、結露しないことによるウェアへの優しさ、そして電源不要という手軽さ。バイク乗りが夏のライディングで抱える悩みを、根本から解決してくれる画期的な機能と感じました。

しかし、このベストがこれほどまでに高性能なのには、実は明確な理由がありました。
驚くべきことに、この製品はもともとバイク専用として開発されたものではなく、ファン付き作業服の使用が難しい、塗装業、内装業、工場、食品工場、溶接といった、過酷な現場で働く方々のために開発されたものだったのです。

プロが求める厳しい要求に応えるために生まれた“本物”だからこそ、これほどまでに快適で、信頼性が高いのです!

バイクに乗るときだけではなく、夏のキャンプや釣りといったアウトドア、炎天下でのスポーツ観戦、庭仕事やDIYなど、“夏の暑さに悩むすべての人”におすすめできる商品でした!消耗品を使わないので気軽に使えるのも大きいメリットに感じます。
この夏の活動範囲を、この一着が大きく広げてくれるはずですヨ。

Liberta!:リベルタ|FREEZE TECH 氷撃 PCMベスト

首元を冷やすネッククーラーのベスト版として登場した新作PCMベストは、宇宙服の温度調整にも採用された特殊素材「PCM(相変化物質)」を使用しています。この素材は26℃以下の環境で自然に凍結し、体温を吸収することで心地よい冷たさを長時間キープするのが特徴。リベルタのPCMベストは脇の下まで広範囲をしっかり冷やせるため、全身の血液を効率良くクールダウンできます。夏の通勤・通学や屋外での軽作業など、バイクを降りた後も涼しく過ごしたい方におすすめです。

【実着レビュー】夏のバイクは“着るクーラー”で快適になる! リベルタの新製品「氷撃PCMベスト」の実力を徹底検証! ギャラリーへ (15枚)

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